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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

By Royal Appointment by John's Blog

2017-10-29 11:23:56 | Sherlock S2 JW's Blog
クリスマスの前にジョンブログです。

By Royal Appointment


15th September

田園地方で不可解な死の解決に取り組んでいたら、
突然ヘリコプターでバッキンガム宮殿に連れて行かれた。

シャーロックはすでにそこにいた。彼は裸でシーツにくるまっただけだった。
依頼人の関係で(サンクス、マイクロフト)これ以降の文は削除することになった。
もちろん、すごい冒険だったよ。

きっとまたアイリーン・アドラーの名前を耳にすると思う。
だって、間違いなく彼は彼女からテキストを受け取っているし。
不思議なことに、これまで女性に興味を示した彼は見たことがなかったけど、
彼女の事は気にしているんだ。




コメント。

アイリーン・アドラー?
Mike Stamford 15 September 23:21

知ってるのか?
John Watson 15 September 23:23

聞いた事があるだけ、それだけだ!!!
Mike Stamford 15 September 23:25

バッキンガム宮殿?すごいわね。
Harry Watson 15 September 23:37

大丈夫か?
John Watson 15 September 23:39

元気でやってるわ。サンクス。
Harry Watson 15 September 23:46

この灰皿はそこから持ってきたの?
Marie Turner 15 September 23:47

ハドソンさんはここよ。
Marie Turner 15 September 23:56

そういえば、アリバイを訊ねたことはなかったですね、ハドソンさん。
John Watson 16 September 00:04


以上です。


前回だったかハリーは自分を変えようとしてたと思うのですが何かあったのかしらね。
もっと威勢の良い突っ込みを期待してるんですけど。
やっぱりハリーはお姉さんのイメージだわ。
あと、アイリーンの20代もかなりびっくりですが。
1983年生まれの24歳でしたよね。
そんな若いお姉さんに手玉にとられるなんて・・・シャーロック(泣)

The Aluminium Crutch by John's Blog

2017-09-28 21:52:26 | Sherlock S2 JW's Blog
時系列的には、宮殿の前にアルミの松葉杖なので先にこちらを。
珍しく画像がありません。


The Aluminium Crutch


02 September
The Aluminium Crutch
アルミの松葉杖

君たちも新聞で読んだと思う。
ステージ上で起きた役者のマシュー・マイケル殺人事件だ。
僕はデート中だったから居合わせてはいないけど(うまくいったよ。お気遣いありがとう)
シャーロックはそこに居たんだ。
で、僕のボイスメールにメッセージで何が起きたのか知らせてくれた。
彼がどんなメッセージを送ってきたのか聞かれたのでここに転記しておく。

「ジョン、僕はストランドにあるとても小さな劇場でちょうど「闇夜の恐怖 」を見ていたんだ。
芝居自体は二流だったが殺人が起きたんだ!舞台上で!
警察に説明する時間はなかったから、君がディナーだか何だかに・・・サラと一緒だっけ?
とにかくこのメッセージを〇〇〇〇に伝えて欲しい。大丈夫。至極簡単な事だ。

マシュー・マイケル演じるシドニー・パジェット刑事は
応接間に登場人物たちを呼び集め犯人を明らかにしようとしていた。
僕は最初の場面で読めたが、
レディ・マーガレット・チャプレットはウィリアム・ハウエルズ演じる彼女の息子、アルバートに殺された。

アルバート役のウィリアムが激高しマシュー演じるシドニーを持っていたアルミの松葉杖で殴りつける。
マシューが怪我をしないようアルミの松葉杖はゴム製で出来ていたはずだったが、
幕間に誰かが本物のアルミの松葉杖と入れ替えたようだ。
アルバート役のウィリアムはシドニー役のマシューを本物のアルミの松葉杖で頭をたたき彼を殺してしまった。

ゴム製の松葉杖と本物のアルミの松葉杖を入れ替えることができるのは
幕間にウィリアムの楽屋に出入りした人物だ。
ウィリアムは幕間に誰がいたかを明らかにした。

ディレクターのデボラ・チャリス、
シドニー・パジェット役のマシュー・マイケル、
シシィ・ヘイスティングス役のサラ・グルーネウェーゲン、
セドリック・ヘイスティングス役のジョナサン・モリス、
そしてメイドのジェイド役のカレン・ボールドウィンだ。

ウィリアムの演技でわかるが、彼は明らかに酒を飲んでいた。
ある時、永遠に続くんじゃないかと思ったテニスコートの場面で
彼は彼女が演じていた人物をシシーではなくサラと呼んだ。

シドニーを演じていたマシューの腕にはアザがあった。
その前の場面で彼はアルバート・チャプレットに叩かれたんだ。
しかし役者のウィリアムはコートに詰め物が縫い付けられていたことを忘れていた。

全部書き留めてくれてるよね?

犯人はディレクターのデボラ・チャリス、
あるいは彼ら4人、ウィリアムを入れれば5人のうちのひとりという可能性もある。
本物の松葉杖を持ち込み、ウィリアムに気づかれることなく入れ替えた人物がいたはずだが
彼はジンをがぶ飲みしていたからそれに助けられたことは明らかだ。

ディレクターのデボラ・チャリスはタイトジーンズと
あまりにも小さい派手なピンクのトップスを着ていたから
ピーナッツよりも大きなものは何一つ持ち込めないだろう。
誰かにナッツアレルギーを起こさせて殺そうとしたなら面白いけどそれはない。

僕がいくつかやさしく質問をしたら、
彼女は泣きだしてウィリアムに恋をしていたが彼にその気はなかったと認めた。
酔っ払いのおじさんがキャスティングされた理由がやっとわかったよ。

シシィ・ヘイスティングスを演じたサラ・グルーネウェーゲンは
ウィリアムと関係を持っていたのは明らかだ(舞台上ではなく、実生活でね)
彼は彼女との仲を終わらせたのか?
彼女は妊娠をしたが彼はそんな事聞きたくもなかったとか?
もしそうなら、彼女はウィリアムをマシュー殺しで逮捕させることで復讐しようとしたのか?
あり得そうもないが不可能ではない。

セドリックを演じたジョナサンはウィリアムを好きではなく、幕間にケンカをしたことも認めた。
ジョナサンはサラ(彼の妹シシィを演じた)を愛していたから
ウィリアムの彼女に対する扱いが気に入らなかった。
だが、なぜわざわざ彼を逮捕させようとしたのか?なぜウィリアムを殺さなかったのか?

メイドのジェイドを演じたカレンはシドニー刑事を演じたマシューと関係を持っていたが
彼女のメイドの衣装に松葉杖を隠せるはずはない。

ディレクターのデボラとジェイド役のカレン、
この容疑者ふたりは松葉杖を持ち込むことはできなかった。
シシィ役のサラとセドリック役のジョナサン、
このふたりは松葉杖を持ち込むことはできたが、動機があるとは思えない。

そしてウィリアムとマシューの当事者たち。
ウィリアムがマシューを殺したいならもっと簡単な方法がある。

残るは被害者のマシューだ。

マシューはシドニー役でロングコート(僕のとは違うぞ)を着てたから持ち込むことは可能だが
たとえ舞台の上でドラマティックに死にたいとしても、自殺をするよりも簡単な方法はある。

問題はアルミニウムがかなり軽いということだ。
アルミの松葉杖で叩いたからといって誰かを殺せる保証はない。
だが考えてみてくれ、ジョン。
マシューの腕にあったアザ。ウィリアムの酒やスキャンダルなどプロらしからぬ素行。
マシューは以前からディレクターのデボラにウィリアムに対する不満を言っていた。
だが、彼女はウィリアムに恋をしていたから一切取り合わなかった。そういう事だ。

マシューは自分の手でウィリアムを解雇することに決めた。
彼はコートに本物のアルミの松葉杖を隠しウィリアムの楽屋に入った。
ジョナサンとケンカしたりサラのまわりをウロウロしたり忙しい酔ったウィリアムは
松葉杖を交換しているマシューにも気づかなかった。

マシューの計画通りウィリアムは松葉杖で彼を叩いたが
ゴム製のアルミの松葉杖が実は本物のアルミの松葉杖だった事など気づいていなかった。
彼は恐らく腕が折れるなど劇場やデボラを訴えられるくらいの怪我を負い、
ウィリアムが確実に解雇されることを望んだ。

だがジョナサンとケンカをしていたウィリアムはおそらく普段よりも飲んでいたので
かなり高く振り上げた松葉杖がマシューの頭に当たり偶然にも彼を殺してしまったんだ。

では君がちゃんと理解できたか念のために確認しよう。
ウィリアム・ハウエルズ(殺人者アルバート・チャプレットを演じた役者)を解雇させようと
偽物の凶器(ゴム製のアルミの松葉杖)と本物の凶器(本物のアルミの松葉杖)をすり替えた
殺人の被害者シドニー・パジェット(マシュー・マイケル刑事を演じた役者)は彼もまた殺人者だ。
裏目に出てしまった計画が彼自身の死を招いたんだ。


コメント

ブラボー!
Mike Stamford 03 September 09:24

僕の頭が爆発したよ。
Bill Murray 03 September 10:12

天才だよ!!!
Jacob Sowersby 03 September 10:14

フリーク
Sally Donovan 03 September 11:43


以上です。

ドノバンはこうでないとねー。

いろいろな人から褒められていた「アルミの松葉杖」でしたが、本当に良く出来ていて面白かったです。
事件と言うよりは文章の構成が上手いというか、いや英語なのでよくわかりませんが、
シャーロックがいちいち注釈つけるのも、最後のオチも、おお!とちょっと感動しました。
しかし日本語にする人のセンスが残念なので面白さがあまり伝わらないんでしょうね(自虐)
ちょっと言い訳すると、シャーロックの注釈が余計に混乱を招くんですよ。

で、結局ジョンは最後のトラップに引っかかったのでしょうか。

The Speckled Blonde by John's Blog

2017-09-20 07:34:48 | Sherlock S2 JW's Blog
先にこちらをアップします。
引き続きジョンブログの「まだらのブロンド」です。

元のジョンブログはこちら。
The Speckled Blonde

13 July
The Speckled Blonde


30代前半。髪はブロンドのヘアカラー。全身には見た事のない赤い斑点。
ジュリア・ストーナー、女性。彼女はベッドで見つかった。死因は不明だった。

ジュリアは最後の数週間は少し疲れを感じていたが、
結婚を控えていたのでストレスを抱えていたんだと思うと彼女の妹、ヘレンが言っていた。
検死のあとには彼女の右足首に2つの小さな穴があり、血液からは正体不明の毒が検出された。

彼女は蛇かなにかに咬まれた、というのが明白な答えだった。
僕は地元の動物園に最近逃げた動物がいないかどうか電話で確認をし、
シャーロックはジュリアの家族を調べた。


彼女は妹、そして義理の父親のロイロット博士と暮らしていた。
博士は化粧品業界の大物で、コニー・プリンスの番組にもメインゲストとして何度か出演している。

ふたりとも、ジュリアの死にひどくショックを受けていた。
それから僕たちは彼女の婚約者、パーシー・アーミテージに会った。
彼はひげ面の変わった男だった。

僕たちは彼が蛇を何匹か飼っていることも探り出した。
爬虫類が逃げ出した動物園はなかったから、パーシーの蛇がジュリアを咬んだことになる。
彼は否定し、ジュリアは蛇が大嫌いなので近づかないようにしていたと言った。

調査は数日続いたが進展はしていないようだった。
シャーロックはジュリアが何らかの方法で殺されたと確信していた。
蛇が誰かの寝室に入り、寝ている間に殺し、
誰にも見られることなく消えたなどとは信じていなかったんだ。

パーシーにはアリバイがあり、彼の蛇たちはずっとフラットにいた。
彼が関係しているのは確かなようだけど、いろいろな方面を調べてもすぐに行き詰った。
さらに悪い事に、ヘレンも疲れたのか体調が悪いと言い始めた。
ただ姉の死を悲しんでの事だったのか、それとも何か他に理由が?

シャーロックには考えがあった。ジュリアの最後の夜を再現することにした。
彼はジュリアのベッドルームで一晩過ごしたいと言い、
それから僕も一緒に過ごすことを望んだ。

はい、そこ笑わない。僕はもちろん床で寝たよ。

ベッドルームに入るとシャーロックはジュリアの最後に過ごした夜を再現し始めた。
ヘレンから聞いてね。
ジュリアは友人たちと出かけたが酒は飲まなかった。帰宅し、風呂に入った。

シャーロックはベッドサイドにある高価そうな風呂の気泡剤のボトルを見た。
そのブランドは義父のロイロットの会社が開発したものだった。
シャーロックはヘレンに同じものを使っているかどうか確認したが、
その商品はショップではまだ手に入らないと言った。
義父は姉にそれを試すよう渡し、最近になってヘレンも貰ったそうだ。

シャーロックはボトルをバーツに持ち込み、中身を分析した結果遅効性の毒が含まれていた。
彼女たちはそれを使うたびにゆっくりと殺されていく。
義父はその起泡剤がテスト済みだと保証したことをヘレンが教えてくれた。
安全だと言ったんだ。

シャーロックはこれが事故ではないことを指摘した。
(傷つけずに優しく伝えることなどしなかったけど)
義父は彼女の姉を冷酷に殺し、彼女にも同じことをしようとしていた。
彼は注意をそらすためパーシーの蛇を使いジュリアの足首に穿刺のあとをつけた。

僕たちは老いた男と対決するため急いで家に行ったが遅かった。
彼は既に死んでいた。
キッチンの照明器具から首を吊っていたんだ。
遺書を遺していなかったからどうして娘たちを殺そうとしていたのはわからないままだ。
彼女たちが先妻を思い起こさせたからか?それとも金か?ただの狂人?

僕たちと不幸なヘレンが動機を知ることはない。




コメント


ああ、かわいそうな女の子たち。なんて恐ろしい。
Marie Turner 13 July 13:32

Hさんですね、わかっています。
僕は一体どうしたらそんなことができるのか理解できないときがあるんです。
John Watson 13 July 13:43

いえ、私は正真正銘のとなりに住むミセスターナーよ。ハドソンさんは下のカフェにいるわよ。
Marie Turner 13 July 13:45

また?
John Watson 13 July 13:47


別の事件は解決したね!
Mike Stamford 13 July 13:59


すみません、依頼をするメールをどうやって送るのかわからないのですが、
助けて頂けるのでしょうか。
夫が先週亡くなりましたが、死体を見せてもらえないのです。
何かを隠しているんです。どうか助けてください。
Siobhan Whelan 14 July 07:23

連絡しますね。お悔やみを申し上げます。
John Watson 14 July 09:47

ガールフレンドがロイロットの商品を使ってるよ!
C Melas 14 July 10:26


君、彼女できたんだ。すごいじゃないか。
John Watson 14 July 14:12


そうなんだよ!あなたたちのおかげです。
僕はシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンをぶちのめした男だ!
C Melas 14 July 14:15

それは現実じゃないからな。
Sherlock Holmes 14 July 14:17


いやしかし、現実感はあるな。
theimprobableone 14 July 15:00


最後のは忍者の姿で戦った話しなんでしょうけど、
お兄ちゃん(仮)が面白いわ。ちゃんと監視してるのね。

タイトルもそうですが原作の「まだらの紐」をうまくアレンジしたと思いました。
それにしても、今回も破壊力がすごいですね。
ドラマ化してほしいわ。

The Geek Interpreter by John's Blog

2017-09-18 16:26:33 | Sherlock S2 JW's Blog
ジョンブログ「オタクの通訳」
ベルグレービアの登場したコミックブックの情報サイトを運営している少年たちのお話です。

ジョンブログはこちらです。
The Geek Interpreter


16 June
The Geek Interpreter


3人の青年がベイカーストリートにやってきて、
コミックの最新号に描かれている出来事が実際に起こり始めたと言った。
そう、僕たちは不可解な死と世界的な陰謀は受け入れてこなかった。
でも今回の件はシャーロックの興味を引いたんだ。

クリス・メラスはどんなサイトを運営しているのか話してくれた。
クラティデスと呼ばれるスーパーヒーローたちのテロ組織との戦いを描いたコミックの情報サイトだった。
彼らは空手を武器に、ぴったりした衣装をまとった正義感あふれる典型的なヒーローだった。

だがクリスと彼の仲間によると、ストーリーにはメッセージが隠されていて
自由を守る左翼的な戦闘部隊ではなく、クラティデスは右翼的価値観を持っていた。

とかだったと思う。
正直言うと、ちょっと僕には理解できなかった。
それにさ、何だかバカみたいだったよ。
だけど、このコミック本がただのコミックじゃないことはすぐにわかった。
これはグラフィック小説だ。クリスもそれを強く主張している。

クリスは現実のこの世界でもクラティデスのメンバーが見え始めた。
彼はニュー・クロス・ステーションで、
持ち主のいない手荷物を処分しているウルフレディのソフィを見ている。

ワンズワース・コモンの路上で強盗にタックルするフライング・ブラジョンを目にした。
ベックナムではクラティデスのリーダー、プロフェッサー・ダベンポートを写真に撮っている。

おまけに、それらはすべてコミックスの中で起きていたことだった。
グラフィック小説か?コミックブックだったかな。ま、なんでもいいか。

シャーロックは3つの可能性があると言った。
ひとつめはクラティデスが実際に存在している。
思うに、シャーロックはかなり本気でそう考えていたような気がする。

ふたつめはクリスが心因性妄想か何かを患っている。
第3の可能性、それはクリスが自分の利益のためにでっち上げていること。

だけどなぜだ?クリスは自制心を失っていた。
彼は2人のアシスタントの他、友人たちや家族も遠ざけ、
彼のサイトを通じてコンタクトをしてきた、ケンプと呼ばれる人物だけが残っていた。

ケンプのプロフィールのような画像はスマイルフェイスだったからクリスもよく知らなかった。
ケンプはクラティデスの裏事情、つまり彼らが現実に存在してるという噂をもっと広めるとクリスに言っていた。
シャーロックを除けば、ケンプは彼の話を真剣に受け止めている唯一の人物だった。
僕はやっぱり信じることはできないけどね。

ケンプに勇気づけられたクリスはツイッターやフェイスブック、Google+ で、
自身のサイトと同じように話を広めていった。
そして、彼は明らかに増えていった冷やかしの類に対処しなければならなくなった。
日が経つにつれ、彼は次第に現実逃避をするようになってきた。

シャーロックに頼まれて僕は調査をしたんだ。
(コミックショップに行く羽目になったんだけど・・・いろいろ見てしまったよ・・・)
そして、予想通りクラティデスの売り上げが急上昇していたことがわかった。
みんなクリスを嘲笑していたにも関わらず、
コミックスの出来事を自分たちの目で見るために本を買いに走っていたのだ。

シャーロックはホームレスの友人にコンタクトをとった。
彼女はコンピューター関連を仕事をしていたから、
テクノバブルを駆使しケンプの居所を突き止めてくれた。
ケンプはクラティデスの出版社にいたよ。

彼らは宣伝するためにクリスを利用していた。
彼の精神に何の影響もなかったら、ただの笑い話になっていただろうけど。
金儲けのために、彼らはこの子どもを精神的に追い込んだんだ。

技術的には違法行為をしたわけではないので、どうすることもできなかった。
それで、クラティデスの最新号を見ていたらストーリーがスーパーヒーローのひとり、
ラティマーがシャフツベリー通りでふたりのテロリストを打ち負かす展開だったのを知った。

そんなわけで、シャーロックと僕は忍者の格好をしてソーホーで戦う羽目になった。
決着がつき僕とシャーロックは走り去ると、
マスクを脱いだクリスが観衆にケンプと編集者たちが彼に何をしたかを説明した。

みんなコもミックス廃刊のニュースはツイッターやフェイスブック、Google+で読んだかもね。




コメント

溶けるラップトップの事件はどうしたのだ。
theimprobableone 16 June 15:23

いつか書くよ。こっちのほうが面白いと思ったんだ。
John Watson 16 June 16:12

みんなを楽しませるためだなんて嬉しいね。てっきり僕たちは犯罪を解決していたんだと思ってたよ。
Sherlock Holmes 16 June 16:14

君は天才だよ、シャーロック!
Jacob Sowersby 16 June 16:36

サンキュー、ジェイコブ。僕を評価している人がいてくれて良かったよ。
Sherlock Holmes 16 June 17:02

OMG!返信してくれてありがとう!
Jacob Sowersby 16 June 17:03

本当にいろいろとありがとうございました。
あなたがたの事件を基にしたグラフィック小説を制作しようと業界の友人たちと話しているんです。
C Melas 17 June 03:23

言葉にならないよ。
John Watson 17 June 09:36

初めてだもんね。
Harry Watson 17 June 10:32


以上です。

法的に何もできないからみんなに公表してしまおうというのはわかりますが忍者とは・・・・
いやー忍者姿で戦うふたりを見たかったです。

The Great Game by John's Blog その3

2017-09-06 20:30:23 | Sherlock S2 JW's Blog
続きです。


元ブログはこちらから。
The Great Game

フラットに戻り、次の電話を待った。
だけどかかってくる気配はなさそうだったから僕はガールフレンドのサラを訪ねることにした。
外に出るとすぐにタクシーが僕の前で止まった。
ドライバーに「乗るか?」と聞かれたから、僕は「地下鉄に乗るから」と答えた。
するとドライバーは「聞いてるわけじゃない」と言った。
彼を見ると銃が僕を狙っていた。だから僕はタクシーに乗ったんだ。


塩素の匂いで目が覚めたことしか覚えてないから僕は気絶させられていたんだろう。
僕はスポーツセンターにあるプールにいた。身体に爆弾を巻きつけられていた。
着せられたジャケット越しにそれを感じることができた。
耳の中から声がして、イヤホンのようなものが耳につけられていると気がついた。
僕は軍事訓練を受けたからわかっているはずだ、彼の言葉を一言一句違わぬよう繰り返せ、
さもなければ、2度とブログは書けないぞ、と声が言った。

プールサイドまで歩かされるとシャーロックが待っているのが見えた。
聞き覚えのあるその声が指示してきたセリフは、すべて僕の仕業のような印象を与えようとしていた。
ジョン・ワトソンはモリアーティだったと。


シャーロックのまなざしに怒りはなかったけど傷ついたような目をしていた。
その目は迷子になった子どものようだった。
ほんの一瞬でも彼が僕を疑うのが怖かったけど、何というか、すごく彼は人間的だった。
彼は僕たちの友情を大切にしてくれていたんだ。彼自身も気づかぬうちにね。
彼は僕に巻かれている爆弾を見て状況を把握したようだ。


モリアーティが姿を現した。ジムだった。
モリー・フーパーのIT部門にいるボーイフレンドだ。
あの初対面のわずかな時間さえゲームの一部だった。
ふたりはついに対面できたことを喜んでいた。やっぱり僕は彼らのゲームの駒なんだと思う。
ライフルのレーザーに僕の心臓が狙われたときに実感したよ。

少しでも変な動きをしたら狙撃手が爆弾ごと撃つだろう。
彼らの会話をずっと聞いていた。
ジム・モリアーティはシャーロックとは対極の存在だが似た者同士でもある。
彼はコンサルティング犯罪者なんだ。
彼に依頼をすれば望み通りに手配をしてくれるそうだ。

ふたりが会話をしている間、僕はここにいる全員を殺せるほどの爆薬を着て突っ立っていた。
誰もこのことに気づいてすらいないようだ。
僕は不意を突いてモリアーティを羽交い絞めにした。
彼の助手(彼にとってのジョン・ワトソン?)は彼を殺せないはずだ。


でもレーザーの照準がシャーロックの頭に移っただけだったから手を離すしかなかった。
シャーロックが僕のために同じことをするかはちょっと疑問だけど、
確かな事はその瞬間、僕は死ぬつもりだった。

だけどモリアーティの気が変わって僕は死ななくて済んだ。
いつかシャーロックを殺すけど、今回は解放すると言った。
やっぱりこれは彼のゲームだ。彼が去り、シャーロックが僕の爆弾を脱がせた。


一息ついたころ、大量のレーザーの照準が現れた。
モリアーティが戻ってきて、やっぱり気が変わったと言った。
どのみち僕たちは死ぬつもりだ。
シャーロックははぎ取った爆弾に銃を向けた。僕たちはモリアーティとともに死ぬ。


数か月間と思えるほど長い間息を殺していた。彼らが何をするのか僕にはわからなかった。
モリアーティにはおよそ人間らしい感情がなく、シャーロックは感情は不要だと言い切っている。
これは現実なのか?本当に僕は死ぬのか?スポーツセンターで?

そんな時、モリアーティの電話が鳴った。彼は電話をとり、ガンマンを引き上げさせた。
彼は僕たちを生かした。彼が立ち去り、僕はようやく息を吐いた。

こうして、シャーロック・ホームズと僕の新たな日々が始まった。



コメント

アハハ!エイプリルフールでしょ。あんた今日のお昼に更新してるし。
Harry Watson 01 April 12:11

ハリー、全部本当の話なんだ。
John Watson 01 April 12:22

PMSL!!!
(Pissed MySelf Laughingの略だそうです。
笑いすぎてチビった、のような意味なんじゃないかと。)
Harry Watson 01 April 12:24

その略の意味がなんなのか知りたくもないよ。
John Watson 01 April 12:30

すごい友達ね。
Harry Watson 01 April 12:36

シャーロック・ホームズは天才なんだ。
Jacob Sowersby 01 April 12:37

君の文章はひどいね。
theimprobableone 01 April 12:38

※コメントは削除されました※
Harry Watson 01 April 12:39

失礼ね!
Marie Turner 01 April 13:12

私よ、ハドソンさん。
Marie Turner 01 April 13:13

クリスマスにパソコンを贈りましょうか?
John Watson 01 April 13:14

私はこんな話が好きですよ。
Anonymous 01 April 13:25

まだ生きていたのか?
Sherlock Holmes 01 April 13:28

おかげさまで。また会いましょう。
Anonymous 01 April 13:33

コニーの死は今も悲しい。
Joy 01 April 13:56

落ち着いたらいつでも電話してね。
Sarah Sawyer 02 April 01:03

以上です。