先にこちらをアップします。
引き続きジョンブログの「まだらのブロンド」です。
元のジョンブログはこちら。
The Speckled Blonde
13 July
The Speckled Blonde
30代前半。髪はブロンドのヘアカラー。全身には見た事のない赤い斑点。
ジュリア・ストーナー、女性。彼女はベッドで見つかった。死因は不明だった。
ジュリアは最後の数週間は少し疲れを感じていたが、
結婚を控えていたのでストレスを抱えていたんだと思うと彼女の妹、ヘレンが言っていた。
検死のあとには彼女の右足首に2つの小さな穴があり、血液からは正体不明の毒が検出された。
彼女は蛇かなにかに咬まれた、というのが明白な答えだった。
僕は地元の動物園に最近逃げた動物がいないかどうか電話で確認をし、
シャーロックはジュリアの家族を調べた。
彼女は妹、そして義理の父親のロイロット博士と暮らしていた。
博士は化粧品業界の大物で、コニー・プリンスの番組にもメインゲストとして何度か出演している。
ふたりとも、ジュリアの死にひどくショックを受けていた。
それから僕たちは彼女の婚約者、パーシー・アーミテージに会った。
彼はひげ面の変わった男だった。
僕たちは彼が蛇を何匹か飼っていることも探り出した。
爬虫類が逃げ出した動物園はなかったから、パーシーの蛇がジュリアを咬んだことになる。
彼は否定し、ジュリアは蛇が大嫌いなので近づかないようにしていたと言った。
調査は数日続いたが進展はしていないようだった。
シャーロックはジュリアが何らかの方法で殺されたと確信していた。
蛇が誰かの寝室に入り、寝ている間に殺し、
誰にも見られることなく消えたなどとは信じていなかったんだ。
パーシーにはアリバイがあり、彼の蛇たちはずっとフラットにいた。
彼が関係しているのは確かなようだけど、いろいろな方面を調べてもすぐに行き詰った。
さらに悪い事に、ヘレンも疲れたのか体調が悪いと言い始めた。
ただ姉の死を悲しんでの事だったのか、それとも何か他に理由が?
シャーロックには考えがあった。ジュリアの最後の夜を再現することにした。
彼はジュリアのベッドルームで一晩過ごしたいと言い、
それから僕も一緒に過ごすことを望んだ。
はい、そこ笑わない。僕はもちろん床で寝たよ。
ベッドルームに入るとシャーロックはジュリアの最後に過ごした夜を再現し始めた。
ヘレンから聞いてね。
ジュリアは友人たちと出かけたが酒は飲まなかった。帰宅し、風呂に入った。
シャーロックはベッドサイドにある高価そうな風呂の気泡剤のボトルを見た。
そのブランドは義父のロイロットの会社が開発したものだった。
シャーロックはヘレンに同じものを使っているかどうか確認したが、
その商品はショップではまだ手に入らないと言った。
義父は姉にそれを試すよう渡し、最近になってヘレンも貰ったそうだ。
シャーロックはボトルをバーツに持ち込み、中身を分析した結果遅効性の毒が含まれていた。
彼女たちはそれを使うたびにゆっくりと殺されていく。
義父はその起泡剤がテスト済みだと保証したことをヘレンが教えてくれた。
安全だと言ったんだ。
シャーロックはこれが事故ではないことを指摘した。
(傷つけずに優しく伝えることなどしなかったけど)
義父は彼女の姉を冷酷に殺し、彼女にも同じことをしようとしていた。
彼は注意をそらすためパーシーの蛇を使いジュリアの足首に穿刺のあとをつけた。
僕たちは老いた男と対決するため急いで家に行ったが遅かった。
彼は既に死んでいた。
キッチンの照明器具から首を吊っていたんだ。
遺書を遺していなかったからどうして娘たちを殺そうとしていたのはわからないままだ。
彼女たちが先妻を思い起こさせたからか?それとも金か?ただの狂人?
僕たちと不幸なヘレンが動機を知ることはない。
コメント
ああ、かわいそうな女の子たち。なんて恐ろしい。
Marie Turner 13 July 13:32
Hさんですね、わかっています。
僕は一体どうしたらそんなことができるのか理解できないときがあるんです。
John Watson 13 July 13:43
いえ、私は正真正銘のとなりに住むミセスターナーよ。ハドソンさんは下のカフェにいるわよ。
Marie Turner 13 July 13:45
また?
John Watson 13 July 13:47
別の事件は解決したね!
Mike Stamford 13 July 13:59
すみません、依頼をするメールをどうやって送るのかわからないのですが、
助けて頂けるのでしょうか。
夫が先週亡くなりましたが、死体を見せてもらえないのです。
何かを隠しているんです。どうか助けてください。
Siobhan Whelan 14 July 07:23
連絡しますね。お悔やみを申し上げます。
John Watson 14 July 09:47
ガールフレンドがロイロットの商品を使ってるよ!
C Melas 14 July 10:26
君、彼女できたんだ。すごいじゃないか。
John Watson 14 July 14:12
そうなんだよ!あなたたちのおかげです。
僕はシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンをぶちのめした男だ!
C Melas 14 July 14:15
それは現実じゃないからな。
Sherlock Holmes 14 July 14:17
いやしかし、現実感はあるな。
theimprobableone 14 July 15:00
最後のは忍者の姿で戦った話しなんでしょうけど、
お兄ちゃん(仮)が面白いわ。ちゃんと監視してるのね。
タイトルもそうですが原作の「まだらの紐」をうまくアレンジしたと思いました。
それにしても、今回も破壊力がすごいですね。
ドラマ化してほしいわ。
引き続きジョンブログの「まだらのブロンド」です。
元のジョンブログはこちら。
The Speckled Blonde
13 July
The Speckled Blonde
30代前半。髪はブロンドのヘアカラー。全身には見た事のない赤い斑点。
ジュリア・ストーナー、女性。彼女はベッドで見つかった。死因は不明だった。
ジュリアは最後の数週間は少し疲れを感じていたが、
結婚を控えていたのでストレスを抱えていたんだと思うと彼女の妹、ヘレンが言っていた。
検死のあとには彼女の右足首に2つの小さな穴があり、血液からは正体不明の毒が検出された。
彼女は蛇かなにかに咬まれた、というのが明白な答えだった。
僕は地元の動物園に最近逃げた動物がいないかどうか電話で確認をし、
シャーロックはジュリアの家族を調べた。
彼女は妹、そして義理の父親のロイロット博士と暮らしていた。
博士は化粧品業界の大物で、コニー・プリンスの番組にもメインゲストとして何度か出演している。
ふたりとも、ジュリアの死にひどくショックを受けていた。
それから僕たちは彼女の婚約者、パーシー・アーミテージに会った。
彼はひげ面の変わった男だった。
僕たちは彼が蛇を何匹か飼っていることも探り出した。
爬虫類が逃げ出した動物園はなかったから、パーシーの蛇がジュリアを咬んだことになる。
彼は否定し、ジュリアは蛇が大嫌いなので近づかないようにしていたと言った。
調査は数日続いたが進展はしていないようだった。
シャーロックはジュリアが何らかの方法で殺されたと確信していた。
蛇が誰かの寝室に入り、寝ている間に殺し、
誰にも見られることなく消えたなどとは信じていなかったんだ。
パーシーにはアリバイがあり、彼の蛇たちはずっとフラットにいた。
彼が関係しているのは確かなようだけど、いろいろな方面を調べてもすぐに行き詰った。
さらに悪い事に、ヘレンも疲れたのか体調が悪いと言い始めた。
ただ姉の死を悲しんでの事だったのか、それとも何か他に理由が?
シャーロックには考えがあった。ジュリアの最後の夜を再現することにした。
彼はジュリアのベッドルームで一晩過ごしたいと言い、
それから僕も一緒に過ごすことを望んだ。
はい、そこ笑わない。僕はもちろん床で寝たよ。
ベッドルームに入るとシャーロックはジュリアの最後に過ごした夜を再現し始めた。
ヘレンから聞いてね。
ジュリアは友人たちと出かけたが酒は飲まなかった。帰宅し、風呂に入った。
シャーロックはベッドサイドにある高価そうな風呂の気泡剤のボトルを見た。
そのブランドは義父のロイロットの会社が開発したものだった。
シャーロックはヘレンに同じものを使っているかどうか確認したが、
その商品はショップではまだ手に入らないと言った。
義父は姉にそれを試すよう渡し、最近になってヘレンも貰ったそうだ。
シャーロックはボトルをバーツに持ち込み、中身を分析した結果遅効性の毒が含まれていた。
彼女たちはそれを使うたびにゆっくりと殺されていく。
義父はその起泡剤がテスト済みだと保証したことをヘレンが教えてくれた。
安全だと言ったんだ。
シャーロックはこれが事故ではないことを指摘した。
(傷つけずに優しく伝えることなどしなかったけど)
義父は彼女の姉を冷酷に殺し、彼女にも同じことをしようとしていた。
彼は注意をそらすためパーシーの蛇を使いジュリアの足首に穿刺のあとをつけた。
僕たちは老いた男と対決するため急いで家に行ったが遅かった。
彼は既に死んでいた。
キッチンの照明器具から首を吊っていたんだ。
遺書を遺していなかったからどうして娘たちを殺そうとしていたのはわからないままだ。
彼女たちが先妻を思い起こさせたからか?それとも金か?ただの狂人?
僕たちと不幸なヘレンが動機を知ることはない。
コメント
ああ、かわいそうな女の子たち。なんて恐ろしい。
Marie Turner 13 July 13:32
Hさんですね、わかっています。
僕は一体どうしたらそんなことができるのか理解できないときがあるんです。
John Watson 13 July 13:43
いえ、私は正真正銘のとなりに住むミセスターナーよ。ハドソンさんは下のカフェにいるわよ。
Marie Turner 13 July 13:45
また?
John Watson 13 July 13:47
別の事件は解決したね!
Mike Stamford 13 July 13:59
すみません、依頼をするメールをどうやって送るのかわからないのですが、
助けて頂けるのでしょうか。
夫が先週亡くなりましたが、死体を見せてもらえないのです。
何かを隠しているんです。どうか助けてください。
Siobhan Whelan 14 July 07:23
連絡しますね。お悔やみを申し上げます。
John Watson 14 July 09:47
ガールフレンドがロイロットの商品を使ってるよ!
C Melas 14 July 10:26
君、彼女できたんだ。すごいじゃないか。
John Watson 14 July 14:12
そうなんだよ!あなたたちのおかげです。
僕はシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンをぶちのめした男だ!
C Melas 14 July 14:15
それは現実じゃないからな。
Sherlock Holmes 14 July 14:17
いやしかし、現実感はあるな。
theimprobableone 14 July 15:00
最後のは忍者の姿で戦った話しなんでしょうけど、
お兄ちゃん(仮)が面白いわ。ちゃんと監視してるのね。
タイトルもそうですが原作の「まだらの紐」をうまくアレンジしたと思いました。
それにしても、今回も破壊力がすごいですね。
ドラマ化してほしいわ。
シャーロックのモノローグが可愛すぎて転がりました。
「弟回路発動」という言葉も最高です。
確かにジョンに強気に出られると黙りますよね。
もしかしたらベネさんの気質もあるのかもしれませんが、
本当にシャーロックは弟気質がありますね。
末っ子だと思っていたので妹が登場した時はいろいろとがっかりしたんです。
先生のシャーロック回顧、もうもう何と申し上げたらよいのか・・・
面白い訳と言っていただけて変な汗が出ましたが本当に本当に嬉しいです。
ありがとうございます、やる気120%になってます!
ジョンブログがS3E2でストップしている理由について、
「ジョンの気持ちがわかりません。フォロー不能です」と書いておられましたが、
この説、あながち的外れではないような気がするんです。
記録をしないワトソン君なんて悲しいですね。
リアル兄、マイクロフトはうるさいし煙たいし、偉そうなのがしょっちゅう鼻につく。ときどきマジでぶっ殺したくなる。
でもジョンは、ぼくがせいぜいどつき回しても、馬鹿にしても、なぜか逃げ出さないし、いうことは聞いてくれるし、手伝ってくれるし、認めて誉めてくれるし、うん、だから好きなんだ。歳は上だけど、マイクロフトとは全然違う。だからまあ、ジョンはジョンさ。
というわけで、実はジョンに甘ったれていることに無自覚なシャーロック。そしてジョンはシャーロックの操縦法を次第に会得していく。要するに強気に出るべきところは出れば、シャーロックの弟回路が発動するってことを。
こんばんは~
いきなり笑いましたよ。
でも私も同じですー、やはりそこは思うツボになっておきましょ。
最後の場面、おー、なるほど、確かに力関係の変化がよくわかる場面ですね。
この場面は大好きなんですが、
言い返せなくてちょっと悔しいシャーロックな表情だからかも、と今更ながら思いました。
私もモファティスの事言えないですね、S加減が・・・・
何なんですかこの破壊力ー!
ええ、ホントに予想される通り、そこで笑いました。思うツボな私…
それにしても、ホントに原作をうまくアレンジしてますね。
ちなみに、最後の画像のシーンを見て、二人の力関係が変わったな~と思ってました。ジョンが言いたいこと言っても言い返さないんだもん…