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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

マーティンインタビュー by Telegraph

2018-03-24 23:30:05 | BC_2017・2018
先日、Yam Yamさんから教えていただいたテレグラフのマーティンインタビュー。
シャーロック界隈が少しざわついていたのはこのせいだったのね。

しかし、見出しにこのタイトルを持ってくるのはちょっと違うような気もするんですけど。
内容的にはシャーロックうんぬんではなくマーティンの最近の活動が中心ですし。

シャーロックに関しては一部の過激なファンのせいで続ける気持ちがなくなった、というような話ですが、
今までかなり大人な対応していたのに何があったんだ、マーティン。
でも、実際にはそれも一因だけどそれだけが原因ではないような感じもしますが
ちょっとわからない単語もあったので私がちゃんと理解できてないのかも・・・難しいわ。

このインタビューを引用した記事で、
ファンの考察がドラマをダメにしたような事が書いてあったのもみましたが
妄想の意味だったのかな。


長いインタビューなのでシャーロックの話の部分だけ訳しました。
カテゴリーがベネディクトですがマーティンのインタビューです。

元記事です。
Martin Freeman interview: Being in Sherlock isn't always fun

いつものハリウッドとはまったく逆の状況、
マーティン・フリーマンはほとんどの出演者が黒人の作品で登場するふたりの白人のうちのひとりとして出演する。

彼はスーパーヒーローの超大作、ブラックパンサーで悪者を追うCIAのエージェントを演じる。
もうひとりの白人は「ホビット」で共演したアンディ・サーキス。
ふたりは撮影現場では「the Tolkien white guys」として有名だった。

「そうなんだ、面白いよね」とランチのお寿司を頂きながらフリーマンは話す。
「エヴェレット・ロスはアフリカにある王国のプリンセス、シュリに出会い、
映画の名セリフのひとつである「Don'try and scare me, coloniser!」と言われる。

しかしフリーマンはエージェント・ロスは原作に登場するただの追い詰められた敏腕捜査官ではなく
それ以上にしたい、「クールな黒人たちに囲まれたバカな白人」にはなりたくないと言った。
監督のライアン・クーグラーと話し合いながらキャラクターを作り上げていった。

「彼は完璧に仕事をこなした」よフリーマン。
「黒人俳優が2次元の黒人キャラクターを演じることへの興味はあるけど
それ以上に薄っぺらいキャラクターを演じる気にはならない。」

MCUでエヴェレット・ロスまた会うことになるとフリーマンは考えている。
しかし、それは彼とマーベルではDr.ストレンジを演じている
シャーロック役のベネディクト・カンバーバッチと大画面で共演するという意味ではない。
彼とカンバーバッチが近いうちに小さな画面で再会するかというとそれもわからない。

かつては高く評価されていた番組が複雑化し度を超えたと否定的な見出しの嵐の中
2017年1月にシャーロックのS4が終わりを迎えた。
反動についてフリーマンはどう感じたのか?

"Um, we’re British. We basically want everyone to die after the first album,"
(↑わからないので原文を・・・
直訳すると「ファーストアルバムのあとはみんなに死んでほしいと思う」
つまり、セカンドアルバムは聞かれたくない、最初が一番良い出来なんだって事?)

だが、一部の批評には一理あると彼は考えている。

「はっきり言ってしまうと、手に負えなくなっているんだ。
Sherlock became the animal that it became immediately.
(↑これもまったくわかりません。
直訳すると「シャーロックはたちどころに動物になった」アニマルってなに?
次の話の流れからすると、すぐに人気が出たとかそんな意味?)

「The Office 」でさえ反応が鈍かった。
でもシャーロックは最初からかなりハイクオリティだった。
そこからのスタートだとそれを維持するのはかなり難しいよね。」

過激なファン層の間で飛び交うワトソンとシャーロックが恋をしている憶測にいら立っていたようだ。
「僕たちが結ばれて終わると確信していた人が大勢いた。」と話す彼は
最後のエピソードの放送から15か月たってもまだいら立っているようだ。

「僕とベンは恋人のような演技をしたことなど一瞬たりともない。
僕たちは恋人同士なんかじゃないんだ。」と強調した。

S5の検討はあったのか?

「ない。S4が休止のような感じだったし。何となくやりきった感じがしてるんだと思う。
気持ち的には評判のせいもあるかな。」


以上です。
相変わらずな訳ですまない。



海外ファンは二次創作を本人に公開すると言われてるけど、
公開しているのはトーク番組であってそれを創作したご本人ではないのでは。
それに二次創作はモファットさんも公認しているしこのドラマだって二次創作だしね。

でも、それとドラマの劣化は別の話ですからね。
その劣化も原因のような気もします。
あのワトソンを演じて楽しいわけがないもの。

「シャーロックは最初からかなりハイクオリティだった。
そこからのスタートだとそれを維持するのはかなり難しい。」
ってマーティンもちゃんとわかってますね。

気になるのはアマンダさんかな。
ツイッター上でもファンともめてたりしたこともありましたが
脅迫とかマーティンも看過できないこともあったんじゃないかしらね。

僕とベンは恋人のような演技をしたことなど一瞬たりともない。という言葉もあるように、
自分たちの演技が曲解されている、という事もあるのかな。

マーティンのシャーロックに対するモチベーションと言いますか、
このインタビューの前から何となくマーティンはもうシャーロック戻らないような気はしてましたよね。
だってあのワトソンだもん(しつこい)

いつかまた今度はちゃんとホームズ的な話で帰ってきてほしいと思います。

10 コメント

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はりねずみ先生 (あきこ)
2018-03-25 01:16:17
このインタビュー記事でマーティン業界はかなりざわつきましたですよ。
「『シャーロック』はもう、僕にとって楽しい仕事じゃない」「“君たちのせいだ”」
そう切り取ったAAタイトルでファン仲間を貶める投稿もかなりあって「あんたたちのせいでマーティンが怒っている! 彼がワトソンをもう演じたくないっていうのは腐なファンのせいだ」っていう投稿がかなりあって。

いやはや、ここ最近は落ち着いてしおらしい紳士になりましたなあと思っていた先生ですが。相変わらずのハリネズミでした。

そもそもこのときは、ジャズのCDリリースについてのインタビューだったはずで。
『シャーロック』のあとにも実にいろいろな作品に関わってきたし、いろいろな役にチャレンジしてきたのに「『シャーロック』の次回作は?」とか「『マーベルでもベネディクトと競演する?』という相変わらずの質問(まあ、腐なファンはそこのサービストークを望んでいるのですが)をする。ただ、そこにむかついて発しただけの思っています。

dicoさんのおっしゃり通りで。
タイミングが良ければ「シャーロック」のジョンもまた演ってくれる、心の優しい人なんですけどね・・・。
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まあ、やっぱりなあって思います (篠田真由美)
2018-03-25 09:16:11
ミスタ・フリーマンにとっては、いい意味でも悪い意味でも、ジョン・ワトソンはやりきっちゃったよって感じなんでしょうね。
自分はそれまでだって俳優としてキャリアを積んできたんだし、無論それ以後もやっていく。ジョン・ワトソンはその通過点でしかないし、はっきりいってもう済んだことだ。自分に「ジョン・ワトソン」を求めることはいい加減に止めて欲しい。ぼくは君らのオモチャじゃないよ。

俳優って、表現者としてはいろいろ面倒なものなんだなあって、当たり前のことを改めて思います。ひとりでは仕事が出来ない。成立し得ないから、意識の高い人ほどそれがやりきれなくなるときはある、と思う。
脚本があって、配役が与えられて、しかもその演技は映像に記録されねばならず、さらに映画ではその映像を編集されて仕上げられる作品の一要素にしかなりえない。舞台ならもう少し、表現者としての全存在が当人にも感じられるだろうけど、ハリウッド映画とかは特にね。
Sherlockはもう少しシンプルで、マーティンは新しいジョン・ワトソン像の創造に演技を傾注しただろうけれど、ここでもハリウッド映画とは違う意味で、その仕事は彼の預かり知れぬところへ持って行かれてしまった。未曾有の人気が、現象としては確かに演技者・表現者である彼をもみくちゃにして、主導権を奪い去ってしまった、という苛立ちと怒りと嫌悪。
制作陣との関係とか、アマンダとの破局を引き起こした経緯とかは、全然わからないので不問にしますけど、彼と配役、共演者とシナリオの間に生まれた素晴らしい化学反応そのものが、至高の瞬間は決して長くは続かない、という、あらゆるところにある法則に従って終わったのだと思うしかなさそうです。
誰を責めることもできない。ただ私たちには、少なくともS1.2の素晴らしいドラマが残されました。
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Re.はりねずみ先生 (dico)
2018-03-25 10:33:10
あきこさん
早速の補足ありがとうございます。
さすがわかってらっしゃいますね。
「腐」のせいだなんて今更そこ?という気もしていたので腑に落ちました。
ベネディクトに対するインタビューもそうだけど、超巨大ファンダムを持ってるシャーロックなうえに
メディアは炎上させるのが仕事だから必ずこういう質問をしますよね。
どうせなら楽しい思いで話とか聞いてくれればいいのに、
あの見出しのような話を引き出すために無理やり聞いてる感じ。不仲説も定期的にあるし。
そんな炎上目的のような記事に踊らされてはダメですね。←私も^^;
本当にベネもマーも様々なジャンルで活躍しているのに未だにその質問はこちらが悲しくなります。

ハリネズミの由来ってそこだったんだー、と今更知りました。
ただ可愛いだけではないところがまた可愛いわ。

いつかまたリセットされたワトソンを演じてくれるのをただ静かに待ちたいです。
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Re.まあ、やっぱりなあって思います (dico)
2018-03-25 10:56:13
篠田先生
そうですよね、ワトソンは役者にとっては通過点でしかないんですよね。
ドラマや映画は編集ひとつでどうにでもなりそうなのがある意味怖いところかもしれません。ああ、だから舞台が好き、舞台をやりたいって思う役者さんも多いのでしょうか。

「新しいワトソン像の創造」そうです、そうです、
確かにマーティンは今までとは違うワトソンになりそうだから引き受けたと言っていました。
人気が出るほどしがらみも増えてしまうらしいですが、制作側も自由に動けなくなってしまったような感じはありますね。
そういったしがらみを一番嫌いそうなマーティンだし怒りと嫌悪は想像に難くないです。
この界隈のファンは常に「人気が出て欲しい」のとそれによって起きる変化のため「あまり人気が出て欲しくない」のジレンマがあります。
もしシャーロックの人気が一般的な英国ドラマの範囲だったら・・・と思うとやりきれませんね。
本音を言えばもっともっとマーティン自信が創るワトソン像を見たかったです。
至高の瞬間は長く続かない、その通りですね。
ドラマを壊したのが当人たちではない事にやりきれなさはありますがS2までの奇跡のようなドラマを観ることができて幸せだと思います。
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同時代を生きている幸せ (あきこ)
2018-03-25 19:35:14
役者さんも彼らを取り巻く環境も、日々変わっていくものですよね。

私はマーティン・フリーマンという役者さんに出会うことができ、彼が演じる様々なキャラクターをリアルに楽しむことができる同時代人の幸せを日々しみじみ噛み締めているのですが。

本当のところ、わたしもマーテインの演じるジョン・ワトソンやビルボにまた会いたい!って気持ちは満々です。とはいえ、なにもかもご本人の「やる気」にかかわっているし、そうでなければもう永遠に「ジ・エンド」になるわけです。

S1・2の頃の「至高の瞬間」はもうこれから絶対にないとしても。
スタッフが素敵なアイデアや斬新で面白い提案をして、またいつかベネディクトさんとマーティンが新しい「SHERLOCK」に取り組んでくれることを願います! それが10年後、20年後だったとしても。

その日まで、わたしも元気で長生きしなきゃ!
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Re.同時代を生きている幸せ (dico)
2018-03-25 23:19:00
あきこさん
私も同じです。
私の場合はベネディクトですが同時に彼と共演した役者さんなどを通じて知らなかった世界を知ることができて楽しいですしめぐりあわせに感謝していますよ。

ホビットの巨大プレミアイベントは今でも覚えています。ベネディクトが一緒でとても楽しそうにしていました。

シャーロックもホビットも「至高の瞬間」に立ち会えたのだから宝石箱に入れて大切にしまっておくのも良いかもですね。(何かポエム・・・)

これから先、またたくさんの楽しい瞬間があると思いますし、きっとまたマーティンとベネディクトの共演がどこかで見られることを信じましょ。

私も頑張るぞー。
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ちょっと夢の終わりな気分が… (Misty)
2018-03-26 21:50:14
こんばんは。最初に読ませてもらった時は、改めてとどめを刺されたような気持ちになってしまったんですが、まぁ確かにインタビューする側が誘導したり煽ったりしてる部分はあるのかもなぁ…と思うと、少し救われました。マーティンに関しては、きっと色々あっただろうし、そのぐらい言いたくなっても分かる気はするし気の毒な気もします。ただ、全部腐のせいとかは、スケープゴートなんじゃ…とも感じます。やっぱり色々ある理由の中のひとつに過ぎないと思うし。

ファーストアルバムの後に…の文は、私もよくは分かりませんが、もしかしたら“(最高の出来の)ファーストアルバムの後はどうしたって批判したくなるから、それぐらいなら出さないでほしくなってしまう”みたいな意味かも…?とも思いました。animalは、意味のなかに口語でΓ異様なもの(創造物)」というのがあったので、異様なほどの人気とか、とんでもない番組…みたいな感じかも。

はぁ…それにしても、曲解か~かなり控え目とは言えブロマンス的な部分を楽しんでいた者としては、やっぱり夢の終わりを感じてしまいました。あ、すみません、湿っぽくて。とりあえずDlifeのマーベル祭りででも元気出すことにします。
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Re.ちょっと夢の終わりな気分が… (dico)
2018-03-26 22:35:15
こんばんは~。
そうなんですよ、やっぱりいつもいつも毎回同じことを聞かれるとちょっとトゲのある事を言いたくなってしまう気持ちもわかりますしね。
腐が悪いとか言いますけどシャーロックの人気の起爆剤のひとつにはやはり「腐」の力があったと思うのですよ。
彼女たちがツイッターやタンブラーでひたすら宣伝していたのも人気が広まった要因では・・・
しかも制作側は明らかにそれを利用していたのに今になって「腐」が悪い、「腐」のせいだ、と言われましても・・ねえ。
もちろん手に負えなくなった部分はあるんでしょうけどね。

ファーストアルバムのくだり、ありがとうございます!
あー、なるほど、ファン視点の意味ですか。確かにそのほうがしっくりきますね。
アニマルって「異様なもの」の意味があるんですね。日本で言うところのモンスター番組みたいな感じでしょうか。

Mistyさん、そんな弱気にならないでくださいね~。そういうときはマーベルが一番良いかも。
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まだまだざわつく野次馬たち (あきこ)
2018-04-23 20:41:30
マーティンのこのときの爆弾発言を元に、先日ベネディクトさんが「彼は。シャーロックのオタクなファンに対して哀れな批判をしている」と言ったとかいないとか。

なんにせよ、私のような一般市民にとってはすべて「ゴシップ」でしかありません。
こういう記事にいちいちテンションが下がるのは修業不足だと思いますが、S4最後のぎこちない抱擁ではなく…ホビットの撮影現場で見せたあの熱いハグは。かつての彼らのリレーションシップを象徴しているものだと思っています。
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Re:まだまだざわつく野次馬たち (dico)
2018-04-24 07:38:38
あきこさん
その記事、見出しだけ見ましたよ。
ベネのファン代表、ではありませんが(笑)私の見解では、絶対そんなこと言わないからホントにただのフェイクニュースだと思います。ベネディクトがそんなこと言うなんてあり得ないですよ〜。と、思います。そうやってファンを煽って閲覧数を増やす作戦です。
とは言え、ホビットのプレミアはとても仲良くてほっこりしましたよね。あの頃は幸せでした。(遠い目)でもマーベルかそれとも別の何かで共演したらきっとまたそんな光景が見られると信じてて待ちましょ!
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