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海外ドラマや映画の感想いろいろ書いてます。

グッド・オーメンズ E1 「天使と悪魔」

2019-06-12 22:33:24 | Good Omens
Good Omens Episodes1

Created by Neil Gaiman
Based on Good Omens by Terry Pratchett & Neil Gaiman
Written by Neil Gaiman
Directed by Douglas Mackinnon
Voices of Frances McDormand
Music by David Arnold


ネタバレが含まれますのでご注意ください。


登場人物忘れてました・・・・
追記します。
(引用元:ウィキペディア

クロウリー:デイヴィッド・テナント - 創造以来地上に住む悪魔。イブを誘惑し知恵の木の実を食べさせた蛇
アジラフェル:マイケル・シーン - クロウリー同様、創造以来地上に住む天使。
ガブリエル:ジョン・ハム - 天の勢力の指導者である大天使
アダム・ヤング:サム・テイラー・バック - 反キリストの少年
神の声:フランシス・マクドーマンド
アーサー・ヤング:ダニエル・メイズ - アダムの父
デアドラ・ヤング:シャーン・ブルック - アダムの母
ウォーロック・ダウリング:サムソン・マラッチーノ-アダムと同日に生まれたアメリカ外交官の息子
タデウス・ダウリング:ニック・オファーマン - イギリス在住のアメリカ外交官、ウォーロックの父
ハリエット・ダウリング:ジル・ウィンターニッツ - タデウスの妻、ウォーロックの母
シスター・ロカーシャス:ニーナ・ソサーニャ - ダウリング家の赤子を反キリストの子とすり替えることを託された尼僧
ベルゼブブ:アナ・マクスウェル・マーティン - 地獄の勢力の指導者
ペッパー:アマ・リス - アダムの友達
ブライアン:イアン・ガルコフ - アダムの友達
ウェンズリーデイル:アルフィー・テイラー - アダムの友達


イギリスらしいブラックジョーク盛り盛りのドラマでした。

何よりアジラフェルとクロウリーの関係が予想以上に面白くて
それぞれ天国と地獄に縛られているけれど誰よりもお互いを理解し信頼している二人で、
お互い慣れ合わない、でもどこか共依存しているような関係でした。

意味不明ですがともかく私の好物には間違いありません。

テナントさんは相変わらず漫画に出てくるような不思議な存在で
マイケル・シーンはものすごく可愛くて、最高のキャスティングだと思います。

デイビッド・アーノルドの音楽も良いんですよ。

官僚的な組織になっている天国と地獄はスーパーナチュラルではお馴染みの世界観ですが
元々スーパーナチュラルがグッド・オーメンズをオマージュしていたんですね。

確かにオーメン3部作を見ておくと面白いかもしれません。

全6話なので1話ずつあらすじと感想を書いていきたいと思います。
エンドロールが「in order of appearance」登場順になっているのわかりやすくていいよね。

始めに登場するのは「Voice of God」神の声のフランシス・マクドーマンド。
つまり神がナレーション係なんですね。

まずは天地創造のお話。
こちらは聖書の記述をもとに、天地創造までの時間を計算したジェームズ・アッシャーさん


天地創造は紀元前4004年10月21日9時13分だそうですよ。


そしてエデンの園。
イブが蛇に「善悪の知識の実」を食べるよう唆しイブはアダムにも食べさせエデンの園を追われます。

その様子を見守るアジラフェルの隣では蛇がクロウリーの姿に変わりました。


炎の剣をアダムに与えたと告白するアジラフェル。


雨が降ってきて翼を広げる天使。
そしてオープニングです。


クロウリーはバスケットに入った「反キリスト」をアメリカ外交官の子どもとすり替える重要な任務を指示されます。
名誉な役目なのにクロウリーは乗り気ではなさそうです。


お寿司を堪能しようとしているアジラフェルのもとにガブリエル現れます。
世界の終末が近い、それにクロウリーが関わっているという情報を得たので引き続き監視するように言われます。


悪魔崇拝の修道女たちが今夜の計画の説明をしています。
外交官の妻はこの修道院で出産する予定でしたが
もう一組、予定より1週間早く産気づいたデアドラ・ヤングもアーサーと共に修道院に駆け込みます。


クロウリーがやってきました。
外にはデアドラの出産を待つアーサーがいましたが彼を外交官と勘違いしたクロウリーは
アーサーから聞いた病室を修道女メアリーに伝えバスケットを渡します。


「反キリスト」はヤング夫妻の子どもになりヤング夫妻の子どもは外交官の子どもにすり替わってしまいましたが
誰もそのことを知りません。
外交官の子どもはウォーロック、そしてヤング夫妻の子どもはアダムと名づけられました。


任務を全うしたクロウリーの心はもやもや。
アジラフェルに電話をしハルマゲドンの事で話があると言います。

電話ボックスとテナントさん・・・

密会はセント・ジェームズ・パーク。
反キリストが力を持ちハルマゲドンが起こるまで11年。
ハルマゲドンは嫌なクロウリーは世界の終わりを阻止するために協力しようと申し出ますがアジラフェルはYesと言いません。


ハルマゲドンが起きた後の地球の惨状を説明するクロウリーですが
天使が悪魔に協力をすることは天使である以上できないとアジラフェル。
その頃、修道院は悪魔に燃やされていまいます。


重要なのは反キリストが良い子に育てば問題はありません。
悪魔が反キリストに近づき悪の教育をするから天使がそれを阻止して善の教育をする。
そうすれば本来の天使の任務を全うするだけだから悪魔に協力したことにはなりません。
そんなわけでクロウリーはナニーとして、アジラフェルは庭師として外交官の子ども。ウォーロックに近づきます。


天国と地獄にそれぞれ報告をしに行きます。


地獄はナンバー2のベルゼブブが取り仕切っています。
天国でアジラフェルはガブリエルに反キリストが良い子に育つかも、と報告をしますが反応の薄い天使たち。
でもハルマゲドンは起きるかもね、と意味深なセリフのガブリエル。
「もしもウォーロックが力を得たらどうやって止める?」のアジラフェルの質問に
「力は得ないよ」とだけ答えるクロウリー。


地獄では地獄の番犬、ヘルハウンドが解き放たれます。
ハウンドは主人である反キリストのところに向かいます。

ウォーロックを見守りながらヘルハウンドの話をするクロウリーに聞いてないよ!とアジラフェル。
反キリストの希望通りに動くヘルハウンドに名前を付けたその時点でハルマゲドンが始まります。
ハウンドは名前で個性が決まります。

「子どもがいなければいいんじゃない?」とクロウリーですが受け入れられないアジラフェルは
ウォーロックの誕生日にパーティに現れるヘルハウンドを楽しませようと手品の準備をします。


誕生日の当日、手品は見事に滑りますがヘルハウンドも姿を見せません。
ここでやっとふたりは子どもを間違えていたことに気づきます。


反キリストはアダムです。


森の中でアダムは友だちのペッパー、ブライアン、ウェンズリーデールと遊んでいました。
そこにヘルハウンドが現れます。

誕生日には犬が欲しいとアダム。
「小さな犬で賢こくて芸が覚えられる犬で名前は・・・・」


「名前はドッグ。呼びやすいし」
その瞬間、ヘルハウンドは小型犬に変わりアダムに駆け寄ります。


反キリストの居場所がわからないクロウリーはなぜこうなったのか
アジラフェルと考えているとき、ヘルハウンドが主人に出会ったとクロウリーは勘づきます。
名前もつけたぞ、とクロウリーに「では終わりの始まりだな」とアジラフェル。


E2に続きます。

ざっくりなあらすじでしたがわかります・・・?
E1は導入編な感じでこれからアポカプリスを阻止するためいろいろな人が関わってきます。

テナントさんの目は悪魔じゃなくて蛇だったんですね。
いずれにしてもセクシーです。
クロウリーは時代によって髪型や服、サングラスまで変えてるところも細かいこだわりが見えます。

紀元前から約6000年も続いているふたりの友情以上愛情未満の関係。
いや、アジラフェルはクロウリーに恋していると原作者もキャストも言っているんだから愛情でいいのか?
このふたりの会話が最高にステキです。もちろんふたりの過去話もありますよ。


こんなツイートを見つけました。

どちらかといえば私の中ではワトソンが悪魔でシャーロックが天使ですけど。

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ラストの話題に反応する (篠田真由美)
2019-06-09 08:43:01
ドラマの方はとても追いかけられる根性がないので、こちらのサイトで鑑賞させてもらおうと思ってます。消化力が落ちてきてるせいもあって、ネットなどで流れてくる「面白そうなもの」の中から、とても全部は反応できない。むしろ片端から諦める方向でいかないと脳がパンクする観がるもので。

でもシャーロックとジョンを天使と悪魔に重ねてみると、私も天使はシャロで悪魔はジョンですね。でもふたりの場合、シャロは自分を悪魔だと信じている天使、ジョンは自分は天使だと思い込んでる悪魔では。
自意識と善悪倫理がねじれてる気がする、と思ったら、要するにそれが私たち人間というものなんじゃあ、とも思ったんですけどね・・・
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変な変換ミス (篠田真由美)
2019-06-09 08:44:27
あわてて訂正

観がる→感がある
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やっぱりカブリました (Yam Yam)
2019-06-09 11:00:48
おはようございます。
そろそろお書きになる頃だとは思っていたのですが、今朝自分の記事をアップした後気付きました。 スミ
マセン、やはり被ってしまいました。 夜中にアップなさったんですね。
でも、ワタクシはdicoさんの様に丁寧ではなく雑な記事なのでお許し下さいね。
それにしても、期待通りの素敵なドラマでしたねぇ。(我慢できずprime再契約しましたよ←汗)
キャストも素晴らしいし、ほぼ原作通り というかむしろ原作をより丁寧に描き出していて感動すら憶えまし
た。 何たって、マイケル・シーンの化け振り(?)、ビックリですね。
テナントさんは期待通り、相変わらず好きですわ。 2人とも可愛いくてね。
現在2度目視聴中。 もっと観るかも(ひつこい)
困っているのは、8月にオーリー君のシリーズが始まるのでそれまではprime継続しなくちゃ・・・ってことで
して。トホホです。
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Re.ラストの話題に反応する (dico)
2019-06-09 16:07:29
篠田先生
ラストのところに反応してくれて嬉しいです。
そう、そう、そうですよねー、自分を悪魔だと信じている天使と天使だと信じている悪魔、これが重要な(萌え)ポイントですね!!やっぱりそんなふたりが大好きです。
自意識と善悪倫理のねじれ、深いですね。確かにそれが人間なのかもしれないしそれを思うとシャーロックはやはり人間らしいということなんですね。

消化力、私もかなり落ちています。最近は取捨選択を迫られる毎日です。
ここでよかったらぜひ鑑賞してくださいね。
訂正、了解です!
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Re.やっぱりカブリました (dico)
2019-06-09 16:18:22
Yam Yam さん
こんにちは。
いえいえ、お互い同じものを追いかけているのですから被るのは仕方ないですよ。どうかお気になさらずにね。
私は文才ゼロなので画像でごまかしているだけなんですよ~。
Yam Yamさんの感想はいつも面白く拝読させていただいています。
てか、やはり再契約したのですね。私にはわかっていましたよー笑
マイケル・シーンは本当にびっくりです。やはり役者をなめてはいけない。
テナントさんのWhoネタと思える場面、あれやっぱりそうですよね。
ネクタイは知りませんでしたが電話ボックスとか(実際は
police boxなのでこれは考えすぎですね)
私も2度目鑑賞中ですー笑 
やっぱりScript訳そうかと考え中ですが無謀でしょうか・・・汗
オーリーくんのドラマも楽しみですね。しばらくはAmazonやめられないですね。
実は私、期間限定でNetflix契約しボディガード観ちゃいました。
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