ファイナルカウントダウン

1980年に公開されたこの映画、内容としてはタイムトラベルもので当時は日本でも戦国自衛隊が流行りました。
マイケルダグラスのお父さん、カークダグラスと、チャーリーシーンのお父さん、マーティンシーンが出演していますが、
誰が何と言おうと主役はやはり「航空母艦ニミッツ」でしょう。空母が舞台ではあるのですが、とにかく出る出るｗ

もちろん艦載機もF4やF14が至る所に出てきてこれはトップガンの比ではありません（笑）
海軍全面協力なのでニミッツの宣伝ですか？てな感じですけど、この協力が原因で訴訟問題になりトップガンで協力を得る時にはかなり厳しかったようです。

ストーリーは空母ミニッツがハワイ沖を航行中に奇妙な嵐に遭遇し、1941年12月6日にタイムスリップしてしまいます。

日本時間だと12月7日、つまり真珠湾攻撃の前日なんですね。
日本の真珠湾攻撃を知った艦長（カークダグラス）は、攻撃をくいとめるべく参戦を決意します。
と、さくっと書くとこんな感じでシンプルなストーリーなんでやはりニミッツの宣伝かと（笑）

で、なぜ日本の攻撃を知るかと言うとゼロ戦に遭遇するんです。んで、F14がゼロ戦と戦うんですが何というかもう大人と子供のけんかで、あまりにもゼロ戦がかわいそうでした。
ニミッツも当時は最新母艦ですが、今の母艦はもっとすごいですからここ数十年の兵力の飛躍は本当にすごいですね。

かわぐちかいじの漫画「じぱんぐ」ではミッドウェー海戦まっただ中にイージス艦がタイムスリップしますが、
ここでは、歴史を変えることのリスクを考慮し、参戦せず静観しますが、アメリカ軍ときたら「いつ、どこにいても我々は国のために戦う」なんて言って参戦しようとするんですから、何というか国民性が出ていて面白いですね。

96時間 -TAKEN-

この邦題のおかげでずいぶん長い間この映画は避けていたんですよ。
おりしも世間ではアメリカドラマ「24」大ブーム（？）到来。観たことなくても題名だけは知っているという方も多かったですし、主人公ジャックは日本のCMにまで出演し、「ムーブムーブ！」「ナーウ！」まで流行らせておりました。私たち家族も24を観て以来他の映画などで「ナーウ！」の単語が出てくると一緒に「ナーウ！」と言っております。未だにです（笑）
そんな中、二番煎じとしか思えない「96時間」
「24」の次は「96時間」！娘の「キム」を救うために96時間戦う男～な感じの宣伝でした。
共通してるのは娘の名前だけやんけ（笑）

リュックベンソン制作なのは知っていたんですが、そんあこんなでしばらく手が出なかったんですが。。。。
観てびっくり！すげー面白い！とにかくお父さんが過激で強すぎーであっという間の90分！終わってすぐにまた見直しました。
あまりにも過激なおっさんぶりに（笑）この方があのスターウォーズEP1のジェダイのマスター・クワイガンだと気が付くまで見始めてから30分は経っていたくらいでｗクワイガンも大好きでしたがこの映画でリーアムニーソンさんに惚れましたです。
マスタークワイガン　JediMaster Qui-Gon Jinn

そんなジェダイマスターがこれに↓（笑）


あらすじとしては
元CIA工作員（リーアムニーソン）は娘大好きなお父さんでしたが仕事が原因で娘が幼いうちに離婚。その後、元妻は大富豪と再婚したりしますがお父さんは毎年欠かさず娘の誕生日にプレゼントを渡し、写真を撮ってマイアルバムに収めておりました。今年は娘が将来歌手になりたいと言うので、カラオケセット（・・・だと思う）をプレゼント。はしゃぐお父さんをしり目に義理のお父さんから馬をプレゼントされ楽しそうに馬に乗る娘にお父さん、ショボーン。この辺りはまだ不器用なお父さんて感じ。
キムはマギーグレイスさん。LOSTにも出ていましたねー。このこ、走り方にすごく特徴があったので走るとすぐわかるんですよ。

場面変わって、元CIA仲間たちと男だけのバーベキュー。こんな仕事しているとみんな普通の家庭は築けない感じ。そして仲間の頼みで大物歌手シーラ（ホリーバランス）のボディガードを一日だけやることに。
有名な歌手ときいたお父さんは早速娘に電話するしシーラには根掘り葉掘り質問するしここでも子煩悩親父を発揮！
そして、ここはお約束。シーラが暴漢に襲われるのですがお父さんと仲間たちは赤子の手をひねるようにあっさり撃退。簡単すぎて見せ場にもなっていませんが少しだけプロフェッショナルをアピール（笑）
怯えるシーラをお父さんはホテルまで送っていき、シーラからは感謝とともに娘さんが本気で歌手になりたいならトレーニングをするからと電話番号と名刺をプレゼントされました。

サプライズしようと娘とデートの約束をとりつけ待ち合わせのお店でワクトキのお父さんの前に現れたのは娘とお母さん。つまり元妻。「友達とヨーロッパ旅行に行きたいので許可ちょーだい、パパ。」デートをOKしたのはこれが理由だったと知りかなりショックなパパ。（未成年者の海外渡航は両親の許可が必要みたいですね。）
ほんとはバンドのヨーロッパツアー追っかけ旅行だけどパパには「勉強のため」と嘘をついて「友達の従妹家族がパリに住んでいるので滞在中はそこでお世話になるの」と少し真実もいれておくｗ
だけど、仕事柄最悪なケースを何度もみたであろうパパはもちろん大反対。どんなに娘がたのんでも首をたてにふらないのでとうとう娘は泣きながらお店を飛び出し、妻からは説教。シーラの事も話せずまずますショボーンなお父さん。でも気を取り直して次の日に許可をするのでした。ただし、着いたら電話すること。朝と夜も電話すること！などとうるさいうるさいｗでも娘は嬉しさのあまり聞いちゃいねーしｗｗ

そんなこんなでお友達のアマンダ（ケイティキャシディ。Suoernaturalの初代ルビーだと知ったのはつい最近です。気が付かなかった！！）とパリに行き彼女のいとこのお家に行きますが（いとこ家族は不在）複数の男に押し入られ誘拐。トイレに行っていたキムはアマンダが襲われることを目撃しとっさにパパに電話しながら隠れます。
事態をすぐに察知したパパ、すぐにその電話を録音しながら冷静に「お前も捕まる。だけど捕まる瞬間がチャンスだ。できるだけ男の特徴を叫べ。絶対にパパが助けに行く」と言い、その録音を頼りに誘拐した組織を追っていきます。

96時間とはその組織に誘拐されると探し出せる時間が96時間、それを過ぎるともう取り戻せない、というタイムリミットです。
すぐにパパは単身パリに乗り込み情報を知っていそうな人には問い詰め時には拷問し追っていくのですがとにかく清々しいほど容赦がないので逆に爽快なんです。工作員の経験とテクニックもすごい！

お父さんの無双っぷりに最後まで引き込まれる久しぶりの娯楽アクション映画で面白かったです！
1月、続編の「TAKEN2 96時間リベンジ」が日本でも公開されました。まだ観ていないのですがBDになったら絶対観る。。てか買うかもｗ

トップガン

久しぶりに観ようと思い立ちブルーレイをレンタルしました。


やっぱりかっこいいですねー、F14戦闘機。本物なんですよ。
なかなか映画で本物を観ることはないのでそれだけでも観る価値あり!
しかも主役　←　違うってｗ



今はもう空母の艦載機はF18が主流になっていて全然姿をみないんですが、何とF14はもう引退しているらしいです。
だから今となっては貴重な映像であり、映画なんです。戦闘機も小型化の時代なんですかね。。。


BDに特典映像が入っていたので観たのですがはっきり言って本編より長い（笑）
でもいろいろトリビアな情報満載だったので嬉しかったです。
1986年制作、トニースコットさん監督なんですがトニーさん起用のきっかけがあのSAABと戦闘機のコラボCMと聞いてびっくり。
このCMはイギリスBBCの「Top Gera」で何度か紹介されていたので知っていたのですがトニーさんだとは知らなかったです。
見てびっくり、日本では考えられないCMです。

SAAB - 'Nothing On Earth Comes Close'



その後、ビバリーヒルズコップ2、エネミーオブアメリカやスパイゲームなどいろんな作品を手掛けていて私も大好きな作品が
いろいろありますが残念なことに昨年自殺してしまいました。悲しい。
お兄さんはリドリースコットさんでこちらもあの有名な「エイリアン」や「グラディエイター」の監督さん。両方好き＾＾

製作にジェリーブラッカイマーさんが入っていたのも知らなかったです。
古くはフラッシュダンス、アルマゲドン、最近（・・・でもないけどｗ）ではパイレーツオブカリビアンや
ドラマのCSIシリーズもブラッカイマーさんなのは知っていたのですがこれは知らなかったです。。。何このヒット作の
オンパレード。。。すげーなー。

この映画はかなーりアメリカ海軍から協力してもらったようです。あっちの海軍てすごく協力的なんじゃないかと思っていたのですが
そうでもないらしく、特にこのころは「ファイナルカウントダウン」で協力したことがトラブったらしく協力を得るまで手間取ったとか。ファイナルカウントダウンも面白かったのでまた感想書きます。
海軍の協力無しでは生戦闘機の出演やあのアクションは無理ですからねー、協力してもらえてよかったよかったｗ
しかし、疑問なんですが軍に協力してもらうとお金かかるんでしょうか、それとも無料？戦闘機の燃料代とかは。。。？有料？

あー、えーと、全然主役の話してないですねｗ
トムクルーズさんもこの作品が出世作と言っていいんじゃないでしょうか。
初めてこの映画をみたときは映画館だったので○才の若かりし頃だったのですがどうにも見た目も雰囲気もダメでした。
ミッションインポッシブルくらいにやっと「かっこいい」と思うようになったかなー。
それにしてもこの映画のトムさんはチャーリーシーンに似てますよね。あ！だからチャーリーはパロディ映画に出たのか？

そして、フライトジャケットもすごーく流行りましたよね～。ワタクシ的には、ケリーさんのタイトスカートとフライトジャケットの組み合わせがものすごくかっこよくて憧れましたわ。
ボーナス出たら買おうかなーと最近ちょっと血迷ってます（笑）でもケリーさんにはなれないまでももう少し痩せない事には（涙）
そして、トムさんが乗っているバイクがKAWASAKIのNINJAだってことも最近知りました。日本のバイクは人気ありますよねー。
てか、ちゃんとしたバイクメーカーが少ないってこともあるらしいですが。

今回、これ観てて「そういえばこれ続編ってないよねー。珍しいよね」「でも続編は作って欲しくないなー。リメイクだったら許せるかもだけど」などと家族と話していたんです。
んで、さっき何となくトップガンのウィキみてたら、続編制作権は何とトムさんが買いとったらしいですね。続編作られたくなくてそうしたらしいですけど、まったく同感です！トム、GJ！！

音楽も売れました。印象深いのはケニーロギンスの「デンジャーゾーン」とベルリンの「愛は吐息のように」（すごい邦題ｗｗ）
Take My Breath Away ですがオスカーをとったのはベルリンの方でした。
ジョルジオモルダーさんて方が作ったそうですが、この方はフラッシュダンスも手掛けているんですね。今思うとめちゃすごい製作陣だわ。そうそう、メグライアンも何気に出てるし。

やっぱり、アマゾンでBD買おう！