ここのところ朝夕は涼しく,ようやく秋のはじまりを感じさせてくれるようになった。そんななか,朝の散歩は「兄弟山」(おとどいやま)近くの山林道を峠方向へ。
相変らずここはとても静か。聞こえてくるのは蝉にかわって秋の虫たちの鳴き声と,時折,野鳥の泣き声が聞こえるだけ。山の斜面に生えているフユイチゴが真っ白い花をつけているのを見かけた。
例年ならば8月の中~下旬には咲いているのに,今年はいつまでも暑かったことから随分遅れたようだ。今日の一枚はそんなフユイチゴの花とする。
そしてもう一枚は,山道のあちこちで見かけたゲンノショウコとする。これらのほか,オトコエシ,いまだ健在のヤマホトトギスやオトギリソウ,咲き始めたミゾソバなどをカメラに収めて帰った。ここでもツルリンドウとツルニンジンを探したが見つからなかった。