センブリ(リンドウ科)
雲は多めながらも晴れ間も見える。そんななか、「兄弟山」(おとどいやま)周辺の山林道を歩いた。秋色に染まった樹々や草木の赤い実などを撮りながら奥へ奥へと歩をすすめた。今日の狙いは、過日訪れたときは「空振り」だったセンブリである。今日も注意深く生えていそうな場所で探したものの、その姿を見かけることができなかった。随分奥へと歩をすすめ、諦めて引き返していると偶然にも林の縁でひっそりと咲いているのを見かけた。その個体をバシバシと撮った後、よくよくその周辺を注意深く見ると、数株が可憐な花をつけているものや蕾をいっぱいつけている個体も見かけた。そんなセンブリを今日の一枚とする。図鑑によると、北海道~九州にわたり分布、日当たりのよい山野に生える2年草とのこと。古くから胃腸薬として利用されていて、全草を乾燥させて煎じ服用するが苦味が強く「千回降り出しても苦い」ことからこの名があるらしい。以下もう一枚センブリをUPするほか、フユイチゴの赤い実、クサギの実などをUPする。
もう一枚センブリ
フユイチゴ・・・撮ったあと食ってみた・・・甘酸っぱくてなつかしい味がした・・・
クサギの実
秋色
秋色