咲きはじめたアケボノソウ(アケボノソウ科/センブリ属)
今日も「秋晴れ」である。そんななかJeepで「宮野湖」方面に向かい周辺を散策したのに続いて、この時期アケボノソウが咲きはじめているはずだと山地の集落・佐々並地区へも訪れた。湖周辺では、あちこちで咲いていた野菊たちをはじめ、オトコエシ、ミズヒキ、未だに健在なヌスビトハギ、キンミズヒキやヒメキンミズヒキ、ママコノシリヌグイなどを撮りつつ歩をすすめていると、ツリフネソウが咲いているのを見かけた。特色ある形をしているその姿をしばらく観察した後、周辺を歩いていると、草木に絡まった茎を伸ばし可憐な花をつけたヤブマメを見かけた。また、その近くではトウバナ、コセンダングサに似ているコメナモミという植物などを見かけた。引き続き、佐々並地区へ向かいアケボノソウの生える場所を訪れてみた。まだほとんどが蕾だったが、数株で数輪の花を咲かせているのを見かけた。その姿は実に美しい。様々な角度からバシバシとシャッターを切った。そんなアケボノソウを今日の一枚とする。花冠の斑点を夜明けの星空に見立ててこの名があるらしい。その姿にふさわしいとても良い名前をもらったものだ。以下、前記のヤブマメ、ツリフネソウ、トウバナなどをUPする。
ヤブマメ
ツリフネソウ:花が帆掛け船の形に似ているから「釣船草」と名付けられたとのこと
小さな小さな唇形の花をつけたトウバナ(シソ科)
コセンダングサに似ているコメナモミ(キク科)という植物
湖畔にて