サワギキョウ'(キキョウ科/ミゾカクシ属)
爽やかな「秋晴れ」である。朝夕は冷え込むようになり、市内北部では今朝の最低気温が8度だったと報じている。しかし日中の暑さはまだ真夏なみで最高気温は30度にもなるとのこと。そんななかJeepで山地の集落・棯畑地区へ向かい周辺を散策した。出迎えてくれたのはサイヨウシャジン、林の縁ではゴンズイが赤い実をつけているのを見かけたほか、赤く染まりだしたガマズミやノイバラの実、ヤマハギやツクシハギなどを見かけた。さらに奥地の集落近辺では、沼の畔でサワギキョウを見かけたほか、同じく湿地帯ではシオン、サワヒヨドリ、ミゾソバ、イヌトウバナ、幾種類かの野菊ちたちにも出会った。これらのうち、今日の一枚は貴重な存在であるサワギキョウとする。かつて旧徳地町で生えている場所を見つけたが最初、以降あちこちで探すも見つからず。数年前、今日出会った場所近くの湿地帯で見かけたが、ここ近年その場でも見かけなくなった。この場の個体は昨年偶然見つけた貴重な一株である。生き延びてほしいし繁殖を願う。以下、前記のシオン、ゴンズイの実、マルバハギなどをUPする。
湿地帯に生えていたシオン:自生種なのか栽培種なのかは不明
ゴンズイ(ミツバウツギ科):殻がはじけて光沢のある黒い実が見える
マルバハギ
野菊(シラヤマギクであろう)
ヤマグリの実