アリエルは今日も○○です!

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★★ 2009/6/13 石浜 ★★

2009-06-13 | 宮城の海
天気:晴れ時々曇り
海況:波なし
水温:11~13℃
透明度:5m

1ヶ月以上振りの石浜ツアーです。
海底から海面までそびえ立つアカモクの林の元気な姿に、磯焼け対策員の1人としてホッと安心しました。

初夏のこの時期は、幼魚たちでとてもにぎやかな海中です。
まずはクチバシカジカ幼魚。今年も可愛い姿を見せてくれています。
ダンゴウオ幼魚『天使の輪』は、もう数え切れないくらいほど。とても小さいので、岩場に手をついて潰さないよう要注意!
砂地には、真ッ黒のホウボウ赤ちゃんがいました。胸鰭を広げると少し青みを帯びているので目を引きます。
ヨツメダコの赤ちゃんも上手に隠れていました。

他、アイナメ、マコガレイ、ベロ、オキタナゴ群れ、ジンドウイカの卵、ヒレガイ産卵、ベルセッラ・カリフォルニカなど。

本日2本目は、Aさん100本記念ダイブでした!
おめでとうございます
「地元宮城で100本迎えたい」というお言葉、嬉しいですね~

幼魚たちが沢山見れるこの時期の石浜に!
そして、磯焼け対策の成果が目に見えて判る石浜に!
皆様もどんどんお越し下さい。

(担当:大島)

★★ 2009/6/13-14 粟島 ★★

2009-06-13 | 日本海
 粟島に行ってきました!
この夏!2009年7月からダイビング解禁となるため、今回はスタッフ3人でリサーチです。

天気:雲り時々晴れ
海況:波・うねり少々
水温:18~19℃
透明度:7~12m

新潟県北部の沖に浮かぶ島で、山形県酒田の飛島と面積を比較すると3倍以上の大きさです。
東側は平坦な海岸線、西海岸は奇岩が多く立ち並ぶ断崖絶壁が特徴です。
島には大謀網が3ヵ所仕掛けられていて、希望者は漁を見学出来るとのこと。
釣り人も多く訪れるこの島、魚が豊富なのは間違いなしです。
 フェリーで岩船港から1時間半、粟島へ到着。

西側は低気圧の影響があり、この日は東海岸のポイントでダイビングです。

「波・うねりの影響で、透明度は全然ダメだ」と現地の方々のお話。
たしかに、クリアブルーという海ではありませんでしたが、私達からすると十分見える透明度でしたので、調査には問題なしです。

1本目は、ゴロタ地帯にはホンダワラの森、砂地にはビックリするほど見事なアマモが群生しているポイントで潜りました。
 アマモが元気に群生してます!
アマモ群生は水深12~13mまで広がっていることを考えると、普段その水深で光合成が出来るほどクリアな海だということがよく理解出来ます。
アマモを観察すると花が咲いています。ヒメイカや魚の稚魚などが隠れていて、小さな生物達の隠れ家になっていました。
ホンダワラの森にも、メバル、アイナメ、ハオコゼ、スズメダイ、チャガラをはじめ、様々な生物が棲みついていました。
 ハオコゼ
また、60~70cmの大きなマダイが姿を現しましたが、現地スタッフの方によると「あれはそんなに大きくない。デカイのはもっとデカイ。」とのこと。
 十分大きいと思ったマダイ


2本目は東海岸の最北ポイントへ。先ほどとは異なり、水底は岩場です。
少し離れたところには大謀網の仕掛け。また、ここは夕方から翌朝まで漁師さんが刺し網を入れる場所なので、魚は多いようです。
大きな群れは出ませんでしたが、コブダイ、イナダ、大きな(現地人的にはそんなに大きくない)マダイやイシダイ、大きなニシキハゼ、スズメダイ群れ、タナゴ群れ、ヤリイカ卵、クダヤガラ等などがいました。
 20~30cmサイズの大きなニシキハゼが生息


港に戻り、漁協で意見交換等をしていると・・・
「西の(大謀)網にマグロかかって、今、こっちに運んでくるぞ~!」との知らせが。
程なくして船が到着し、漁協にマグロが運ばれてきました。
 体長1.2~1.5m程の獲れたてクロマグロ
こんな大物が揚がるなら大謀網漁の見学もしてみたい。
もちろん水中で出会ったら迫力満点大興奮で大発狂ですね


アフターダイブは車で島1周
 各ダイビングポイントを陸から確認
 脱○者の小舟が大破し流れ着いてました・・・

漁師さんからイナダを1匹頂いたので、宿にお願いして調理しもらいました。
 BEFORE⇒AFTER


さらになんと
 ご好意でマグロカマが夕食に登場
食べきれない程のご馳走にも進み、満腹状態のまま速攻眠った3人なのでした

14日へ続く

(報告:SHIHOKO)