庭の山野草、イカリソウの次は葉が大きいムサシアブミ等です。
イチリンソウは風にあおられて無残な姿にうなだれている。
☆ ムサシアブミ(武蔵鐙)
サトイモ科テンナンショウ属、多年草、花期:3月~5月、
関東以西に多く分布しているようです、テンナンショウの仲間は、似た形を
して識別が紛らわしいですが、ムサシアブミは3枚の小葉を付けた葉が2枚、
(下段の右クリック写真参照)です。
雌雄異株で栄養状態で雌雄が決まるようですが、これがどちらなのか分かり難い。
**(3/31に撮影)
*4/12に追加、これから一週間位で見事な花(仏炎苞)になります。
☆ バイモユリ(アミガサユル、バイモ)
ユリ科バイモ(フリチラリア)属、多年草、中国原産、花期:3月~4月、
葉は細長く披針形で輪生し上部で互生し先端をクルリと巻く。
薬用植物(止血、解熱等の生薬)。
☆ キバナカタクリ(黄花片栗)
ユリ科カタクリ属、多年草、北米原産、花期:3月~4月、
(カタクリは純日本産ですが、これは北米産なので山野草とは言えない園芸種か)
☆ アジュガ・レプタンス
シソ科キランソウ(アジュガ)属、欧州原産、花期:4月~5月、
別名:西洋キランソウ、西洋ジュウニヒトエなど、
茎を伸ばして広がる植物、ブルーベリーの木の下に広がっていたが、タヌキが
通る道ができたら少なくなった。
これも山野草と言い難い、日本固有種のジュウニヒトエが以前は我が家にもあったが
田の草に負けて無くなったので、散歩途中のジュウニヒトエを下記に追加する。
☆ ジュニヒトエ(十二単)
☆ ニリンソウ(二輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、花期:4月~5月、
春山を代表する花の一つ。
右、草むらにヒトリシズカ、アジュガ、ミヤコワスレの中に遠慮がちに咲いている。
▲区別なく植えてありますので、いろいろな葉が混じっています。
右 ウラシマソウもここまで伸びています。
☆ シャガ(射干)
アヤメ科アヤメ属、多年草、 花期:4月~5月、
木陰などやや湿った所に群生する。中国原産の植物で古くから日本に渡来し、
これが野生化したと言われている。 小さな花のヒメシャガもあるようです。
☆ バイカカラマツ
キンポウゲ科バイカカラマツソウ属、多年草、北米東北部原産、花期:4月~5月、
品種改良されて、色も花も多様な種類がある。
☆ イチリンソウ(一輪草)
キンポウゲ科イチリンソウ属、
春を代表する植物の一つ、人里でも見られる春に咲く可愛らしい花です。
池の周りの小さな地蔵さんの周りにいっぱい咲いていますが風が強すぎてダメになった。
<一口メモ> イチリンソウとニリンソウの違い
イチリンソウは花が一輪咲くからイチリンソウですが、二輪咲くからニリンソウは、
正確には、花の数はあてにならない。
*イチリンソウは、花が一つ(花径4cm)に葉が細かく切れて、葉柄が茎から伸びている。
(しかし二輪咲くこともあるらしい)
*ニリンソウは、普通二輪(花径2cm)咲くが、一輪ずつ咲くので、一輪咲いてもう一輪は
蕾のことが多い、(しかも1輪~3輪のこともある)葉が茎から柄無しで出ているので
葉の中心から茎が伸びているように見える。
(花がニリンソウサイズで葉に柄があり3輪咲くサンリンソウもある)
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