花と徒然なるままに

四季の移り変わりは植物が一番感じさせてくれます、
少しでもそれに触れられたらと思っています。

春の庭の花便り(園芸種の彩り華やか-1)

2018-04-09 | 花の写真

 庭の野草ばかりでなく、園芸種の彩りが華やかです。

 

 ☆ アネモネ

 キンポウゲ科イチリンソウ属、多年草、地中海沿岸原産、花期:4月~5月、

 別名:ボタンイチゲ、ハナイチゲ等、

 細かく切れ込んだ葉の美しさに様々な花色、花形のものがある。

  

 

 ☆ オステオスペルマム

 キク科オステオスペルマム属、宿根草、花期:3月~6月、別名:アフリカンデージー、

 似た花にデモルフォセカがありチョット見ただけでは交配種もあり区別が付かないが、

 オステオスペルマムは、花茎に葉が付くが、デモフォルセカは葉が付かない。

 

 

 

 ☆ プリムラジュリアン

 サクラソウ科サクラソウ属、多年草、中国、ヨーロッパ原産、花期:12月~4月、

 プリムラの園芸種で、非常に種類の多くある。

 交配が多くて明確に区別できなくなってきているがポリアンサよりジュリアンが小型。

  

 

 ☆ レウィシア

 スベリヒユ科レウィシア属、多年草、米国原産、花期:4月~6月、別名:イワハナビ、

 淡い色の上品な花が咲く、最近品種の花付きは冬から春まで出回っている。

 

 

 ☆ ヤグルマギク(矢車菊)

 キク科ヤグルマギク属、一年草扱い、地中海沿岸原産、花期:4月~5月、

 一輪に見えるはなは、小花がたくさん集まったもので「頭花」と言う。

 一時はヤグルマソウと呼ばれてもいたが、ユキノシタ科のヤグルマソウと混同するので

 今はヤグルマギクに統一されているようです。

  

 

 ☆ ハナビシソウ(花菱草)

 ケシ科ハナビシソウ属、一年草、北米カリフォルニア原産、花期:4月~6月、

 別名:カリフォルニアポピー

 光沢のある橙や黄色の派手な花が咲きます。

 

 

 ☆ カランコエ・ブロスフェルデアナ(八重咲)

 ベンケイソウ科カランコエ属、多年草、多肉植物、マダガスカル原産、

 カランコエの種類も多い。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 


庭の花木(その2)ハナズオウ、他

2018-04-08 | 花の写真

 昨日に引き続いて花木の花(その2)の投稿です。

 

 ☆ ハナズオウ(花蘇芳)

 マメ科ハナズオウ属、中国原産、花期:4月、

 葉に先立って花を付ける、花は花柄がなく枝かた直接花を付ける。

  

 

  

 

 ☆ セイヨウシャクナゲ(西洋石楠花)

 ツツジ科ツツジ属、常緑低木、花期:4月~5月、

 西洋シャクナゲは、欧米で育成された園芸品種を総称して言う。

 日本産シャクナゲより丈夫で花色等品種も多い。

 日本産シャクナゲもいろいろな品種があります。

  

 

 ☆ ジューンベリー

 バラ科ザイフリボク属、和名:アメリカザイフリボク、

 春に白い花、夏に赤い小さい実、紅葉といろいろと楽しませてくれるようですが、

 我が家では、植えてある場所が悪いこともあり、多くの実も付けず、全て野鳥の

 餌になっています。(ほとんどの実がなるものは鳥が食べて黙認です)

  

 

 ☆ ハナカイドウ(花海棠)

 バラ科リンゴ属、耐寒性落葉小高木、花期:4月~5月、別名:カイドウ(海棠)

 リンゴ属なので林檎に似た小さな赤い実がなるそうだがあまり見た記憶がない。

  

 

 ☆ ドウダンツツジ(燈台躑躅)

 ツツジ科ドウダンツツジ属、落葉低木、花期:4月、紅葉:10月中旬から11月、

 壺形の花も可愛らしいが、秋の紅葉も美しい。

  

 

 ☆ ナツグミ(夏茱萸)

 グミ科グミ属、落葉低木、花期:4月~5月、6月頃に赤く果実が熟す。

 名は、夏に実が熟す、トゲのある木の実の説がある。

 似たグミにトウグミがあるが、これはトゲがない茱萸です。

 ルーペで見て、葉の表に鱗状毛があれば、ナツグミ、星状毛が有れば、トウグミ。

  

 

 ☆ ローズマリー

 シソ科マンネンロウ属、常緑性低木、地中海沿岸地中海沿岸原産、花期:2月~10月、

 生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いる。

  

 

 続いて(その3)を予定しています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 


庭の花木も撮るのが忙しくなる(その1)

2018-04-07 | 花の写真

 庭木も適当に刈り込んでしまうために、

 ロウバイ、サンシュ、キレンゲ等花が寂しい限りでした。

 今年は桜同様に咲くのが少し例年より早い気がします。

 

 ☆ ボケ(木瓜)

 バラ科ボケ属、落葉低木、花期:3月~4月 葉より先に花が咲く。

 果実が瓜に似て木になるで木瓜(もけ)がボケに転訛した。

  

  

 

 ☆ クサボケ(草木瓜)

 ボケと同属、名は、枝が横に広がり草状に立ち上がるため。

  

 

 ☆ ヤマブキ(山吹)

 バラ科ヤマブキ属、落葉低木、花期:4月~5月、

 山間の湿地に多く群生するが、庭木として栽培される。八重咲きは実がならない。 

  

 

 ☆ シジミバナ(蜆花)

 バラ科シモツケ属、落葉低木、中国原産、花期:4月~5月、別名:エクボグサ、コゴメバナ

 はなには雄しべ、雌しべが無く種はできない。庭や公園樹に利用される。

  

 シジミバナとヤマブキ山側に咲く。

  

 

 ☆ ミツバツツジ(三葉躑躅)

 ツツジ科ツツジ属、花期:4月~5月、

 ピンク色が綺麗なので何処にでもありますね。

  

 

 家では、コメザクラと言っていたのですが、

 正式な名前ではないのか出てきません、投稿している人もいますが。

  

 一重咲きは少し早く既に散りかけ、八重は今が一番咲き頃です。

  

 

 多くなり過ぎるのでここまでとして後は次回に譲ります。

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 


春の山野草 散歩途中にて

2018-04-06 | 花の写真

 山野草も次から次へと咲いていますが、

 散歩途中の道端や庭に咲いていたものです。

 

 ☆ ラショウモンカズラ(羅生門葛)

 シソ科ラショウモンカズラ属、多年草、山地の林や林縁に咲く、花期:4月~5月、

 変わった和名だが、京都の羅生門で渡辺綱に切り落とされた鬼女の腕に似ていることから。

  

 

 ☆ ムラサキケマン(紫華鬘)

 ケシ科キケマン属、越年草、花期:4月~6月、

 葉は2~3回羽状に細かく裂け、裂片は更に深く切れ込む。

  

  ☆ キケマン(黄華鬘)

  

 

 ☆ ヤマエンゴサク(山延胡索)

 ケシ科キケマン属、多年草、花期:4月~5月、

 ジロボウエンゴサクと似ているが、

 花柄の付けねにある苞は先端が3~5裂する、ジロボウはギザギザ無しで長楕円。

 

 

 ☆ セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)

 キンポウゲ科ヒエンソウ属、1年草、中国原産の帰化有毒植物、花期:4月~5月、

 葉がセリの葉に似て、燕の飛んでいるような形の花であることから。

 花弁に見える5個は萼で花弁は薄紫の花です。

  

 

 ☆ フッキソウ(富貴草)

 ツゲ科フッキソウ属、常緑性の多年草もしくは低木、花期:3月~5月、

 日陰でも育つことからグランドカバーに利用される。

 常緑がよく繁殖し繁栄をイメージし、稀になる果実が真珠の様に美しい

 等から縁起の良い名前の由来らしいです。

  

 

 雌雄同株で、

 雄花は、花序の上部に

 多数付き(花柱4本)、

 雌花は、花序の下部に

 数個付く(花柱2本)

 

 

 ☆ エイザンスミレ(叡山菫)

 スミレ科スミレ属、山地の木陰に生える多年草、花期:4月~5月、

 葉が深く切れているので、他のスミレと大きく違う。比叡山で発見されたことから。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


庭の花、イカリソウ 撮るなら今でしょう! 

2018-04-05 | 花の写真

 花は咲いたと思うと直ぐに散る

 うかうかしていると撮る時期を逸してしまう。

 先日のヒトリシズカももう葉が出て花は散っている。

  (3/31に投稿した、春の庭続編です)

 

 ☆ イカリソウ(碇草、錨草)

 メギ科イカリソウ属、多年草、花期:4月~5月、

  

  

 ▼キバナイカリソウ(黄花碇草)

  

  

 

 

▼上から見たら

 (花の裏側)

 

 ▼バイカイカリソウ(梅花碇草)

  

 ▼シロバナイカリソウ(白花碇草)

  

  

 ▼イカリソウ・ルブラム

  

 

 

 3/31に投稿したヒトリシズカも葉が生い茂ってきて花も終わりです。

      

  今はフタリシズカの芽も出てきています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 

 


春の選抜生きもの集合!

2018-04-04 | 生き物

 高校野球の春の選抜高校野球大会の熱戦が繰り広げられて、

 今日は決勝で大阪桐蔭が春連覇を果たしました。

 そして今日は夏日の暖かさ、昆虫を始め活動が活発化してきました。

 そこでそれぞれ分野から選抜して集めてみました。

 

 **昆虫の部**

 <コウチュウ目>

 ☆ ナナホシテントウ テントウムシ科

 日本で普通に草原や畑など見られるテントウムシの一つ、成虫で冬を越し、春に活動する。

   

 

ナナホシテントウの幼虫

幼虫は卵から孵化し直ぐに

アブラムシを食べるので、

カラスノエンドウにいたが、

茎にはびっしりと黒く

アブラムシが付いていた。

 

 

 ☆ クサギカメムシ   カメムシ科

 

 果実や茎を吸う農業害虫、

 又室内に侵入する衛生害虫、

 臭い匂いには参ってしまう、

 嫌われている虫です。

 

 

 ☆ ツマグロオオヨコバイ  ヨコバイ科

 

鮮やかな緑で美しく普通に、

どこでもみられる農業害虫、

危険を感じると横に歩いて

葉の裏に隠れる。

 

 

 <チョウ目>

  ☆ ツバメシジミ(?) ジジミチョウ科

 

シジミチョウの仲間と思うが、

オスはオレンジ色の紋を持つ、

メスは黒色とのことなので、

後翅にある突起にちなんで

ツバメと付いたとあったので。

 

 

 ☆ テングチョウ タテハチョウ科

  

 頭が天狗のハナの様に伸びている、越年蝶、成虫で冬を越し、春に飛び回る。

 

 <ハチ目>

 ☆ スズメバチ  スズメバチ科、

 

女王蜂のみが越冬する、

働きバチは冬全て亡くなる

この時期は女王蜂と思われる

スモモの花に取り付いていた

大型で攻撃性が高いので、

刺激しないよう1枚パチリ。

 

 

 ☆ ビロウドツリアブ  ツルアブ科

 

丸みの体に細長い黄色い毛が

沢山あり尖った長い口吻を持つ

成虫は春のみに現れる。

とにかく小さいアブです

忙しなく動き周り

止まることが少ない。

 

 

 **爬虫類の部**

 <有鱗目>

 ニホントカゲ トカゲ科

 

カナヘビとトカゲの見分け

トカゲは鱗がはっきり艶あり

トカゲの尾の長さ全長の1/2

カナヘビの尾長さ全長の2/3

なのでトカゲとした。

家周りに幼体の黒色縦縞模様 

尾がブルーが多くいる。

 

  

 

 ☆ ニホンヤモリ  ヤモリ科

 

 家に棲みつき夜行性で、

 家を守る守り神として

 縁起が良い生き物として

 知られている。 

 

 

 本当は池の主役にヒキガエルを入れる積もりだったのですが、

 毎年3月中に小さな池ですが、この辺に水場がないためにヒキガエルが何匹か来て、

 恋の季節で卵を産み付けていくのですが、今年は少しだけ卵がありましたが、

 半分は石の上に出ていて、卵を見守るわけでもなく姿を見せませんでした。

 動物(?)か何かにやられたかのアクシデントがあった思われます。

 ヒキガエルにとっても住みにくい環境なのかも知れません。

 もう見れないかも知れませんので昔の写真を載せておきます。

    

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 


道端によくあるがなかなか目に止まらない小花達

2018-04-02 | 花の写真

 春道端を歩くと、あまり気にかけられないが、

 小さな花が結構あります。

 コンデジで三脚なしで、風は吹く、手が震える、年寄りには、

 アップ写真は苦戦ですがこれも挑戦です。

 

 ▼ キュウリグサ(胡瓜草)

 ムラサキ科キュウリグサ属、葉を揉むと胡瓜のような匂いがすることから。

  

 似た花に、ミズタビラコ、ハナイバナ、ノハラムラサキ等あるので注意。

 

 ▼ スズメノエンドウ(雀野豌豆)

 マメ科ソラマメ属、似たカラスノエンドウより小型なので。

  

 

  

 ▼ イヌガラシ(犬芥子)

 アブラナ科イヌガラシ属、

 よく似たスカシタゴボウは果実が短く、葉が深く切り込む。

  

 

 ▼ オランダミミナグサ(和蘭耳菜草)

 ナデシコ科ミミナグサ属、欧州原産の帰化植物、

 ミミナグサを探しているが今のところこの草ばかりです。 

  

 

 ▼ アメリカフウロ*

 フウロソウ科フウロソウ属、北アメリカ原産の帰化植物。*

  

 *名前が間違っていましたので訂正しました。(4/3) ショカさんありがとうございました。

 

 ▼ ノミノツヅリ 

 ナデシコ科ノミノツヅリ属、

 ミミナグサやハコベに似ていて区別がつき難いですが、

 ミミナグサより萼が大きい、ハコベは花びらに切れ込みがある。

  

 

 ▼ カラスノエンドウ(烏野豌豆)

 マメ科ソラマメ属、別名:ヤハズエンドウ(矢筈豌豆) 

 

 

 ▼ カタバミ(片喰)

 カタバミ科カタバミ属、多年草で繁殖力旺盛。

 

 

 ▼ コハコベ(小繁縷) 

 ナデシコ科ハコベ属、

 春の七草、秋に芽生えて春に花咲く越年草。

  

 赤蕊を探していましたが、これは赤蕊と言えるのでしょうか、家の前にありました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 


春の青い色系の花達

2018-04-01 | 花の写真

 春の言えば桜と言えばピンク色と感じる人が多いでしょうが、

 春の多い花色は、植物の種で言うと白色と黄色い花が60%を超えて、

 青~紫色は20%強だそうです、アバウトな話ですが。

 そこで皆さんが明るい色の花を紹介しているのに青い色系の投稿は、

 チョット気が引けますがお許し願います。

 

 ☆ ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草)

 キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属、多年草、花期:3月~7月、

 道端や林に生えている。

  

                      ▲中斑入りヒメツルニチニチソウ 

 

 ☆ ハナニラ(イフェイオン)

 ネギ科ハナニラ属、多年草、 南米原産、花期:3月~4月、

 道端や花壇等で性質が強いので土を選ばず。白い色の方が多いですが。

   

 

 ☆ チオノドクサ

 ユリ(キジカクシ)科チオノドクサ属、クレタ島、キプロス、トルコ原産、花期:3月~4月、

   星形の可愛いらしい花を咲かせ、その仲間は6種位ある。

  

 

 ☆ ムスカリ

 ヒヤシンス科ムスカリ属、多年草、地中海沿岸原産、 花期:3月~5月

 春の花壇の名脇役で主役のはなを引き立たせる。

  

 

 ☆ ヤグルマギク

 キク科ヤグルマギク属、1年草、ヨーロッパ原産、花期:4月~5月、

 花壇や切り花として利用されている。

  

 

 ☆ オダマキ(苧環)

 キンポウゲ科オダマキ属、多年草、北半球原産、花期:4月~6月、

 オダマキには、日本原産のミヤマオダマキのグループと

        ヨーロッパ原産のセイヨウオダマキのグループがある。

  

 ▲セイヨウオダマキ

 <参考>ミヤマオダマキは昨年撮影したものです。

  

 ▲ミヤマオダマキ             ▲カナダオダマキ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー