空和心律体

「道」を「楽」しむ極意を探して右往左往

指導者の悩み

2012-03-14 23:55:55 | 武道
23時45分 出張から帰宅・・・

仕事としての時間よりも、クライアント(剣道三段)の道場での悩みの聞き役に・・・
良くも悪くも古い体質が残る武道の世界では、子供を指導するのは実に難しい。
それよりも、指導者同士の価値観、方向性、そこから生じる人間関係はもっと厄介である。

今、僕が持久系競技をやっているのは、そういう「わずらわしさ」を避けようとしているからかもしれない。
自分自身のパフォーマンスのUPだけ考えればいいなんて、なんと気が楽なことか・・・

熱く語る若き武道家の言葉に、なんとなく後ろめたさを感じる自分がいた。







若き武道家と

2011-09-10 21:23:38 | 武道
先日、帰省している若者(2男の同級生)と武道談義・・・

久しぶりに読み返しました。
彼は関西の某大学の合気道部の部長を務める現役の武道家です。
今、息子と同じ道を目指していますが、話の内容でレベルの違いを感じました。 (息子よ、大丈夫か?)

そんな若者相手に武道について久しぶりに熱く語ってしまいました。

「楽しかったです。勉強になりました。」

帰り際の彼の言葉に、妙にうれしくも照れてしまいました。

我が息子達には小さい頃から当たり前のように聞かせてきた思い・・・
しかし、息子達には嫌な顔しかされなかったな~

でも、彼らのどこかにその思いが染み付いていてくれていたら・・・・・

・・・・・淡い期待を持つ寂しい親父。


今日のトレーニング:
・目が覚めたら手の中にOFFになった目覚まし時計が・・・いつから握りしめていたのだろう?
・1人で夜ラン10.2km(往路5'29"/km→復路4'54"/km) ペースが上げられないもどかしさ・・・

久しぶりに兄弟子と

2010-06-21 19:32:29 | 武道
少林寺拳法時代の兄弟子と久しぶりに再会しました。


今は日本拳法の指導者として活動されています。
当時(20年以上前)から少林寺拳法をメインに柔道と日本拳法も修練されていた、筋金入りの武道家です。今の武道界(?)の裏話なども聞くことが出来て、楽しいひと時でした。

「今の親は勝つことばかり子供に求めているんだよなぁ・・・」
大会で3位になった子供に対し、誉めるよりも「なんで優勝出来なかったの!」と叱る母親なんて当たり前のようです。(あれっ?父親の存在は・・・)

「勝つ」っていうことがどんな意味を持つのか・・・お母さん、わかっていますか?

「子供を通して、親を教育してくださいよ。」とお願いすることしか出来ない自分がちょっと歯痒かったです。


しかし、僕の中での日本拳法は、「関西流と関東流がある」&「ど突き合い」のイメージが強かったのですが、だいぶ様変わりしたようですね。




検索していたらこんな動画も・・・



・・・少林寺の技も少し変化してきているように思いました。

気になる武道家

2010-04-22 22:14:05 | 武道

☆再生する時は音量に注意してください・・・

植芝盛平氏の神がかり的な技、塩田剛三氏の身長155cm小柄ながらも体の捌きで大柄な人を投げと関節を極める技、俳優スティーブン・セガール氏のダイナミックで情け容赦のない技・・・う~ん、すごい。

少林寺拳法の柔法には合気道の技を再編したものもあり、非常に似ているところがあります。

「本当に倒れるの~?」・・・不思議に思われる方は一度体験されるといいですね。(素敵な衝撃が・・・)


もう一人・・・

元極真会館 緑健児氏


身長165cm、体重70kgと小柄な体格で大きな男達に立ち向かう姿には共感しました。同年代、(当時の)体格がほとんど自分と同じという点で気になりましたね。

僕には、極真空手はあまり興味のある武道ではありませんでしたが、大山館長の「売られたケンカは買え!」、「試合でド突き合って、人から殴られる痛み、人を殴る痛みを知れ。そうすれば街で因縁をつけられたときに謝ることが出来る。それでも売られたケンカなら買え!」・・・こんな感じの言葉には共感できました。(少林寺拳法の教えに比べてシンプルで分かりやすいのですが、僕の探究心はくすぐられませんでした。)


急所を攻める

2009-03-27 15:28:42 | 武道
若き日の坂東先生。
武道専門学校での講義の様子だと思いますが、鳥肌が立ちます。



商魂が表立ったり、上っ面ばかりではなくて、「本気」がかっこ良かった時代だと思います。
世の中を何とか自分達で変えていこう!と真面目に考え、行動しました・・・しかし、結果は・・・。



合気道

2009-01-16 15:19:52 | 武道
「暴走特急」や「沈黙シリーズ」主演のスティーブン・セガールの動画

彼のアクションシーン(特に徒手格闘)にはいつも注目しています。
打撃系はそんなに魅力は感じませんが、柔法系の体裁きや関節や急所の攻め方はカッコイイと思います。
さすがは7段・・・元CIAという噂も・・・



珠玉の日本画

2009-01-05 09:28:52 | 武道
昨日、少林寺拳法の仲間、日本画家「竹内雅明氏」の個展(浜松美術館)におじゃましました。

恥ずかしながら、日本画が絵の具ではなく、石を削った顔料で描かれていることを初めて知りました。



10数年ぶりにお会いした奥様にも声を掛けていただきました。

ご主人を「本当にいい人なんですよ」と紹介できる・・・なんて素敵なご夫婦なんだろう・・・。

心が温まるひと時を過ごすことが出来ました。

是非、多くの人に観て頂きたいなぁ・・・そして、竹内ご夫妻の人柄にも触れて欲しいです。



少林寺拳法 ~羅漢圧法~

2008-11-06 13:22:26 | 武道
若き日の山崎/新井先生。
古い期生の方々には少林寺=中野/三崎先生でしょうが、僕はリアルタイムで山崎/新井先生に憧れました。

しかし、坂東先生の「圧法」はすごいですね。
武専の生徒が相手だとしてもこの教え方・・・ひょっとして今の教育に不足しているものがあるのでは?

手取り足取りで、「ハイ、良くできました。」

学校の中で一生を送ることが出来るのならそれだけでも可でしょうが、世の中、案外厳しいことが多いと思います。痛みを知ってこそ、「たくましく」そして「やさしく」もなれるのではないかと考えます。



しかし、今の少林寺の向いている方向が、僕の価値感とどんどん離れているようで寂しく思います。これも時代の流れか?温故知新はないのか?