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朝・・・
明るくなるのが少しずつ早くなり、ちょっと暖かくなってくると、「朝練」に向かう姿勢(意気込み)がなんとなく変わってきます。
しかし最近・・・
僕の「朝練」って、「健康を害していないだろうか?」と時々疑問に思うようになりました。
そこで・・・
よくある疑問「ジョギングするなら朝、夜、どちらがいいか?」を元にWebや本で検索して、自分なりに整理してみました。
「朝練」の良い(と思われる)点・・・
1.グリコーゲン残留量が少ない朝食前に運動すると、脂質エネルギーを代用するので脂肪燃焼効果が高い。(ダイエット目的なら空腹時に運動したほうが良い?)
2.体内時計を調整する。
目覚める前から体の機能をスタートさせ、1日を通して体の働きが強化されるようになる。
3.頭脳の働きを明晰にする。
運動を行うとエンドルフィンやインシュリン様成長因子が分泌されるが、これらには「注意力や頭の働きを高める作用」がある。朝に運動することで、これらの「頭の働きを高める効果」をより活用できる。
4.夜に比べ自動車からの視認性が良い。
5.前方の路面の状態が良く見える。
(きれいな景色も良く見える)
2.3のメカニズムについては理解できないところもあるのですが、まぁ、こんなところだと思います。
そして、注意する点と対処・・・
1.空腹時の血糖値が下がった状態では心臓をはじめ体に負担がかかる。そこで、出かける前にジュースなどをコップ1杯飲む。さらに、走行中の水分補給も大事である。カルシウム、マグネシウムが足りなくなると夜中に足がつるのでアミノ酸系のドリンクを飲みながら走るとよい。
2.自分、または家族に心臓病の病歴がある場合は、医師に相談する事。研究では、急性の心臓病の事故の発生率が高い事が示唆されている。朝に運動を行うと、この危険性がさらに高くなることが考えられる。
3.体内の異化作用(たんぱく質の分解)による筋肉の損失を防ぐために、朝練前にアミノ酸、またはプロテインサプリメントを摂るようにする。こうして補給しておけば、筋肉の重要なたんぱく質がグルコース合成のために使われてしまうのを防ぐ。
4.朝は血小板が固まりやすい。
・刺激された交感神経によって「アドレナリン」が分泌→血小板を固まりやすくする。
・水分不足(睡眠中の液体成分の減少)→相対的に細胞成分の割合が増加→血液ドロドロ(極端)
・睡眠不足(日内リズムの乱れ→ストレス→アドレナリン分泌)→血小板が固まりやすくなる。
特に4が気になります・・・
それでは、自分はどうすべきか・・・
1.低血糖、水分の不足、Ca・Mgの不足を防ぐ為にスポーツ飲料(果糖)&カロリーメイトを補給してから出掛ける。また、走行中も十分な水分補給に心掛ける。
2.睡眠不足に注意する。
練習内容は・・・
1.走り始めの15分は軽いギアでケイデンス80~90で回す。
2.速度ではなく回転を意識する。(今中大介氏風に言うと「神経系の反応速度を鍛える」)
3.心拍数を出来るだけ低く抑える。(110~150bpm)
・・・としようと思います。
さて、今朝は久しぶりに浜名湖岸を・・・
時間:58分32秒 心拍数:(Ave)132(最大)230? 消費カロリー:520kcal
ロード自転車に乗り始めたころは、平均速度を上げることばかり考えていました。
しかし、「中川のめだまおやじ」先生のアドバイスをきっかけに心拍数を意識するようになり、今では僕の朝練での「平均速度」は無意味なモノになりました。もしこのことに気が付かなかったら、大切なものを削り続けていたかもしれません・・・あぁ、よかったぁ~。
しかし、こんなことを気にしながらでないと体を動かせない、「
がむしゃらが怖くなった自分」にちょっと哀しく(寂しく)なりました・・・。
ヤレヤレ・・・
「知的な自転車乗り」には笑い飛ばされ、「強靭な肉体と精神をお持ちの自転車乗り」にはブチ抜かれることでしょうね・・・
う~ん、ここは「忍」の一文字だなっ。