どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

高精細化するテレビの存在意義

2018年12月02日 20時00分00秒 | 話題
デジタル技術も発展してきて、過去の名作も高精細・ブラッシュアップで、古参の映画ファンだけではなく、若者にも届く...。

小津や黒澤の名作群がハッとするほど鮮明で鮮やかに映し出されると、価値がググンと上がるものだなぁと実感する今日この頃です(^_^)

昔から名画座みたいなところで特集上映は繰り返しなされてきたけど、キズで雨降りだらけだろうが、音声が不鮮明で聞き取り辛かろうが、それに耐えて鑑賞を楽しめるのは極一部の層に限られてしまう...ここをデジタルによって突破したのは本当に素晴らしいことだと思うし、映画は映画館で観てこそ価値あるものだと再認識させられました。

それに比して、テレビの高画質化は進めば進むほど大衆の関心から離れていっている感じがします。

こういう比較図もSDからHD移行時にも散々見せられてシラけてしまう...見出しの通り「熱なき船出」状態...昨日も「2001年宇宙の旅」8K版を確認しに家電店に行き、2時間くらい過ごしたけど、8Kテレビに関心を示していたのは精々2〜3人ってところで、私含めて中高年のオッサンばかりでした(^_^;

本当に無関心なんだなと実感した次第...。

CSなんかも4K化されて広告出してるけど...

どうせなら映画館で観たいよなぁと思ってしまう。

昨日も「ウルトラQ」4K放送の番宣やってて、4Kでこんなに美しくって言われてもさ〜現行の2Kハイビジョンで充分だし、そっちで見せてくれよな〜とかしか思えなかった..(´д`)

つくづく感じさせられたけど、本当にテレビの存在意義って薄れてきてますね。