どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

仮想現実も結局は...。

2016年09月15日 15時20分00秒 | デジタルガジェット
記事には、自動車・医療・不動産・エンジニアリング・教育・娯楽と並んでますけど...

まぁ企業が応用技術で使うのは判る気がしますが、一般家庭にどれだけ普及させることができるのか?

PSVRもそれなりに注目され、ネット販売も好調なようですが、コアユーザーで頭打ちな気もするし...。

どうにもあのゴツイのを頭にくっつけるってのがスマートさに欠けるし、普通の人が使う状況が想像できない感じ。

やっぱり決め手はエロなんでしょうかね...決してオモテには出て来ない市場ですが(^_^;

ゴーグル付けっぱなしで戻ってこれなくなりそうで、怖いですね〜\(^o^)/



9月14日(水)のつぶやき

2016年09月15日 04時54分36秒 | 日記

台風16号マラカス接近中

2016年09月14日 19時20分00秒 | 生活
今年の台風の特徴は、2〜3個まとめて発生しているってことですかねぇ...(´д`)

台湾のほうでは、14号ムーランティが瞬間最大風速80m Σ (*゜ロ゜)もの猛威で、凄いことになっちゃってるようです...。

今期もまた我が国も北海道・東北地方で大きな水害がありましたし...ちょっと簡便してほしいですね...やはり地球温暖化の影響ってヤツでしょうけど。

台風16号マラカス...鎌首もたげて、日本列島を縦に撫で斬りの様相...。

この通りのルートとタイミングだと、関東地方のこの辺りは連休最終日の午後から影響が強くなるってことかぁ><

どこにも出かける予定はないけど、憂鬱になりますな...(´д`)



シン・ゴジラ論、これからの愉しみ

2016年09月13日 19時20分00秒 | 話題
新しい情報では興収75億円・動員500万人も見えてきているといわれてます。

500万人は公開当初に岡田斗司夫さんが正に目標として掲げた数字でした。

かなりキツイと思うといい、家族向けではないので、気に入ったら何度でも観にいってほしいと...。

この時、公開2〜3日の頃でしたし、私自身一回目の鑑賞直後で...う〜ん...500万かぁ、今の時代でその数字は厳しいよなぁ...せいぜい300万くらいじゃないかなって思ってました(^_^;

しかし!まさにその言葉とおり、現実的になってきましたよね!素晴らしいことだと思います(^_^)

さて、本日の朝刊にもこんな記事が掲載されてました。

「『シン・ゴジラ』、快進撃のワケ「3・11後のリアル」・多視点でシンプルな物語」の見出しが躍っております。

発声可能上映会での模様、尾頭ヒロミの人気振り、そしてネットや論壇での過熱ぶり...などなど。

こんな風にシャレで使われるってのも浸透している証拠なんでしょうね。


新潮(16年10月号)で評論家の加藤典洋さんも独自の論評を寄せているらしいです。読んでみよう(^_^)


そして来月にはこんな本も...。
「シン・ゴジラ」をどう見るか-仮-河出書房新社編集部


まぁ...なんといっても決定版で凄いのはこの本ですけどね(^_^;
ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ-カラー、東宝

税込み1万超え!!\(^o^)/

しばらく、いろいろ愉しみ尽きませんな〜(^_^)



シン・ゴジラ、発声可能上映会に備え(^_^)

2016年09月12日 19時15分00秒 | 映画
私の参加する会場・MOVIXさいたまも完売御礼状態になっております(^_^)


今回、全国規模でのイベントのため、参加者への案内が充実しておりますね。

こんなガイド映像や...

こんなパンフレットまで...


加えて、こんな情報まで!


楽しみが増えましたな(*^o^*)

サイリウムも赤と紫を用意しました。

ちょっとショボイ装備ですけどね(^_^;

まぁ楽しめる範囲で当日は臨みたいと!!



9月11日(日)のつぶやき

2016年09月12日 04時54分08秒 | 日記

麦秋、Blu-rayを鑑賞して...あらためて溜め息...(´д`)

2016年09月11日 17時10分00秒 | 映画
どのシーンも美しく鮮明、コントラストも良く効いてシャッキリとして気持ちイイです(^_^)

その中で、今回改めて感じ入ったシーンをご紹介!

末娘である紀子(原節子)の結婚相手を巡って、兄・康一(笠智衆)が、母親・志げ(東山千栄子)、妻・史子(三宅邦子)と鋭く対立する場面です。

兄は母と妻を呼び寄せ、結婚相手をスッカリ気に入った旨を告げると、母が相手の年齢はと問い...。

42歳(話しとは関係ないけど、この時の40代は明治生まれだったのか〜(^_^;)と聞き、母は一回りも年が違うのかと表情を曇らせると...。

贅沢なんか言えないという兄に、母は可哀想と...。

欲張り過ぎじゃないかと問い詰めていく兄...。


笠智衆さんの表情の推移が凄い!

上の4枚の画像を見比べれば判る通り、顔つきはほとんど変わらないように見えるほど微妙なんですが、機嫌が次第に曇って悪くなっていく...空気振動ほどの違いでしかないが、これが実によく伝わってくる。

もちろん身体も微動だにせず、手振り身振りもありません。

こういうシーンを見る度に思い出すのは...それまで大部屋俳優で脇役専門だった笠智衆さんが、「父ありき」で主役とも言える父親・周平役に抜擢されたとき、小津さんから言われた有名な言葉です。
ぼくの作品には表情はいらないよ。表情はなしだ。能面で行ってくれ

それをストレートに思い起こさせてくれる凄いシーンです。

能面の表情を演出する手法に「テラス」(面をやや上に向ける)と「クモラス」(面をやや下に向ける)というのがあるらしいです。

微妙な傾きによる陰影の差で表情変化を表現する...笠智衆さんは只管に実直愚直に小津さんの指導のまま演技したとの事ですが、この幽玄さに舌を巻くばかりです...。

ちょっと無理繰りかもしれないですけど、「シン・ゴジラ」でのゴジラにも同じ要素を感じます。モーションキャプチャに野村萬斎さんを起用したと聞いたとき、上記の演技手法を思い起こしました。

野村さんは本来モーションキャプチャに必要ないゴジラの面を被って演技しています。

恐らく能面の「テラス」「クモラス」も念頭に入れて演技されているのかと...。

シン・ゴジラでのゴジラは本当にアクション性が少ない。街を蹂躙し侵攻する姿なんかウッカリすると山車でも引いてるように見えます。

大きく動くのは米軍機による破壊的な爆撃に対するものと、終盤でのヤシオリ作戦によるリアクション程度です。

従来よく見られたジャイアンの如くガキ大将のように手を大きく振り回し大股で歩くようなアクションは皆無です(^_^;

まさに幽玄性を帯びた神のような佇まいの呉爾羅です。


話しは「麦秋」に戻りますが、もう一つ今回発見した「ハッ」とさせられた構図。

前述の三人の対立のあと、しばらく沈黙してしまうのですが、笠智衆さんの奥に見えている板塀の丸い節が三つキレイに並んでいます。

これって丸で無言を表現する三点リーダーじゃないですか???(^_^;

偶然とは思えない...小津さんの仕掛けには、毎度驚かされるばかりです(*^o^*)