どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

ボヘミアン・ラプソディ、鑑賞2回目

2018年12月16日 20時10分00秒 | 映画
試写会以来の1ヶ月半ぶりに(^_^)

場所は前回の「裸の島」に引き続き、立川シネマシティ・ツーにて。

2本続けて観るタイミングもちょうど良かったし、何よりも同作は極上音響上映でもう一度体感せずにはいられなかったので。

客席は9割くらいの入りで、客層は試写会同様20〜60代くらいな感じでしたが、平均年齢的には若干上がってる気がしました。近くの席から「2〜3回目」とか「応援上映行った」とか漏れ聞こえてきて、リピーター率も高いようで世間的にも騒がれているほどヒットしたんだなぁと実感(^_^)

さて、2回目を観た感想ですが、ストーリーに関しての印象はほぼ変わらず、泣くってこともなく、前半は楽しく、後半は口惜しく切ない...という感じ。

フレディ役のレミ・マレックの容姿にはだいぶ見慣れてきたかな(^_^; 劇中いくつかあるキスシーンで前歯がガツンと当たるんじゃないかとか妙な心配しちゃったりするんですけどね(^_^;

本人らが憑依してるとしか思えないブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンの三人は何度見てもナイスで、良い奴らっぷりがハンパない(*^o^*)

それにしても、ちょっかい出して目覚めさせてしまったマネジャーのポールにむかついて仕方ない(`Д´)...まぁ遅かれ早かれだったんでしょうけど。

まぁストーリー面はそんな感じなんですが、しかし!サウンド面では想像以上の効果絶大で大満足な鑑賞になりました\(^o^)/

ドラムやベースの低温がドンドカ!ズンズン!鼓膜と腹に響いてきて文字通りの極上を味わうことができました。爆音?というくらいに振動も!

高中音域のフレディやロジャーの声もタップリで豊かだし、ブライアンのギターが煌びやか且つゴージャスに耳を擽ってくれるんです(*^o^*)

いや〜素晴らしい!かなり綿密に調整されたんだなと実感しましたし、ライブ会場で使うPAが本領発揮の楽しさを味わえました。

ラストのライブ・エイドのワイドな広がりとダイナミック感も凄まじかったし...。

やっぱり行ってみてよかった〜(^_^)

ここでならもう一回観ても良いなと思えたし、音響重視のチュプキ・タバタなんかでも上映してくれたら行っちゃいそうです(^_^;

それだけ映像以上に音楽を聴く楽しみに満ち溢れた作品だなと再認識しました。



12月15日(土)のつぶやき

2018年12月16日 05時54分18秒 | 日記

裸の島、鑑賞

2018年12月15日 22時50分00秒 | 映画
立川シネマ・ワン、午前十時の映画祭9にて。

映画の舞台、宿禰島は広島県尾道沖に実在する無人島。

その島に暮らす名も無き夫婦と二人の息子(設定上の名前はあるそうだが、画面で示されるのは長男くらい)のとある一日の朝から夜、そして四季を通じて、淡々と生々しく描く作品です。

島には生活に必要な一切のインフラは無く、井戸も無いので真水は対岸(三原や尾道側)まで小舟を漕いで行き、水路から一人二桶の水を汲み、島に運ぶ...これを一日何往復も繰り返す。

汲んできた水を天秤棒で急な斜面を登り、畑のある場所まで運び上げる...とてつもない重労働を無表情に...恐ろしいほどただひたすらに淡々と繰り返す様に圧倒されます。

なぜそんな不便な島に住み、過酷な労働を強いられているのか...対岸で接する人々からもどこか蔑みと冷ややかな視線を投げかけられているものの...一切の説明はありません。

説明どころか、サイレント(無声)映画のように全くセリフもないのです。

言葉も会話も一切ないため、自然音...とくに色々なシチュエーションにおける水の音が強く響き、沁みてくる...。

NHK・BSなどで放送されているもので何度か観た憶えはあるのですが、TV画面を通じてでは伝わってこないズシンとくる重みを感じました。

やはり映画館のスクリーンで観るべき作品だなと。

監督はじめ各スタッフ、そして俳優ふくめ、長期にわたって島で過ごして完成させたその気迫がスクリーンから波状のように広がってぶつかってくるんです。

4Kデジタルリマスターではないものの、かなり丁寧にDCP化され、こんなにも鮮明なのか!と画質面においても驚かされました。

主演の乙羽信子さんが細身の身体でグッと腰を落として、黙々と天秤棒を担ぐ姿...修行僧の如く無表情の顔に流れる汗...気魄以外のなにものでもない。

昭和35年で58年も前の作品ですが、本編95分間...画面から発するエネルギーに圧倒され最初から最後まで息をのみスクリーンに釘付けになってしまいました。

やはりこの作品も映画館で観るべきだなと思いましたし、鑑賞機会を与えてくれた午前十時の映画祭という企画に感謝するばかりです(^_^)



12月14日(金)のつぶやき

2018年12月15日 06時02分46秒 | 日記

かっぱのねね子

2018年12月14日 20時00分00秒 | 
こうの史代さんの新刊ですが、かつて小学生向け学習雑誌に掲載、それを同人誌として出していたという幻の作品。

復刊ドットコムで票を投じた成果?もあって、やっと手にすることができました(*^o^*)

おおらかホノボノした作風なれど、どこか切なさエッセンスも含まれていて...片渕須直さんによるTVアニメ「名犬ラッシー」からインスパイアされた作品でもあります。

表題の「かっぱのねね子」自体は12エピソードで、短編・4コマ・各イラストなどなど、 こうのワールドをたっぷり堪能できる一冊となっております(^_^)

じっくり味わうように読ませて頂きます(*´д`*)



Perfume 7th Tour 2018 『FUTURE POP』(2)

2018年12月13日 22時15分00秒 | Perfume
前回の続きとなりますが...まとまり付かない状態...いつものことなんですけどね(^_^;

まだ具体的な内容などネタバレになりますので、主にMCで印象に残ったこと、ライブ全体の感想について簡単に記しておきたいと思います。

ロビーを華やかで色とりどりに派手さを競うような各方面からのお花...その中で中田ヤスタカさんが贈った純白の花のシンプルさが逆に際だっていました(*^m^*)

この人は本当に真髄を見抜いているなと感心してしまう...もうそろそろ数年で結成20年というベテランの域に達しているPerfume...それなのに手垢も付かず、余計な色で誤魔化すことのない純粋さの象徴なんだろうなと...。

ライブが開始され、4〜5曲パフォーマンスの後、いつものように一人ずつの挨拶があり...。

のっちの「30にして、この仕上がり」ってのがまず一番心に響きましたね...認識として10歳ころのお母さんと同じ歳になっちゃって、こんな場所でこんな格好している自分を俯瞰して...嬉しさ半分、気恥ずかしさ半分という感じで...聞いてるコッチはその時点で萌え絶頂になってしまった...(*´д`*)

今月ライブ会期中には かしゆかが、そして翌2月には あ〜ちゃんが大台に乗ります...なぜかこの時をファンもずっと待っていたような気がするんです。

でもそれはゴールではない!小さくはないが、一つの通過点だなと確信が持てるまでになってくれた...個人としてもグループとしても全然限界が見えていなくて、まだまだ潜在能力があると感じさせてくれている...そんな歓びなんですね(^_^)

続けて かしゆか恒例の「今日初めてPerfumeのライブに来た人!」ですが、4分の1以上の手が挙がったような気がしました。これって凄いことです!

この割合が高いってことは、新たなファンを増やしているって事ですし、立ち見の多さを見ても世の中の関心度が高いことを意味している。

後でのことですが、あ〜ちゃん登場して年代ごとに挙手させた時、20代が圧倒的に多いのも嬉しかったな...。

これが古参ばかりで、中高年層のお馴染みさんばかりの濃い方向に傾くと、逆に衰退傾向になるワケですし、Perfumeと同世代あるいは下の若い年齢層を引っ張り上げているのはまだまだ成長できる証しでもあるんですよね(^_^)

かしゆか登場時に、彼女が何気なく手を振ったら向けた方向が塊になってキャーキャー反応するのも楽しかった!しばらく戯れるように手を振って遊ぶ かしゆかの姿が堪りませんでした(*^o^*)

客さばきも堂に入っていて、ワーワー言ってる中で大声で何か問いかける人の言葉が気になり「ちょっと皆だまってて...さっきの人、ハイどうぞ!」とコントロール。

「もうすぐ誕生日!」と言ってたんですが、ちゃんと会話をしようとする姿勢が嬉しいんです。一万人以上を相手にしていてこの捌きは凄いと感じます(^_^)

そしてその客さばきの一番の名手 あ〜ちゃん!

ライブ当日の朝、台所仕事していて、ナイフで指切った話しをしてましたが、観客のワーワー騒ぐのを「話してるから、ちょっと静かにしていてくれる?」と制するそのタイミングと口調ですよ!

この言い方ちょっとキツいんで、下手すると場を凍りつかせたりシラけたりさせてしまう感じなんですけど、うまいんですよ あ〜ちゃんは(^_^;

なぜか観客全員がドMとなって、素直に応じれてしまう雰囲気と可笑しさを伴っていて穏やかになるんです。

この瞬間がファンとして面白くて楽しい!ステージ上の あ〜ちゃんの腰の据わりは本当に見事としか思えない...女将ですね彼女は(*^m^*)

...でナイフで指の腹を切ってしまい、絆創膏をあてて今日はやってきたんだと...そこですかさず かしゆかが絆創膏見えたと!

何の曲かはあえて伏せますが...途中で三人が輪になって中心に向かって手のひらをかざす曲です(^_^)...その時に気づいたっていうのが可笑しかった(^_^)

なもので、今回のチーム分けは「バーン」「ソー」「コー」でした\(^o^)/

3人のMCは本当に楽しくて、このトークを聞くだけで行く価値があるってもんです。最近は主に冒頭部分だけに絞ってるようですが、昔みたいにもっともっと長くダラダラやって欲しいなとも...大晦日のカウントダウンライブは時間枠も長そうなんで、密かに期待してます(*^o^*)

さて...ネタバレなしにライブ全体の印象や感想ですが...あ〜ちゃんが「ストイック」と言ってたように、かなりモノトーンで硬質な感触というイメージでしたね。

今年3月の「Reframe」を観た時の印象に近い...というか延長線上にある感じ?

Perfumeと言えば昔からあらゆる会場をディスコにしてしまうという特徴がありますけど、30代突入に際して「見せる・聴かせる」に重きをおく感じになってる印象もありましたね。

それだけに惜しむらくは...もっと近くで観たかった...(´;ω;`)

音響の具合はかなり良い方だったんじゃないかなと...高・中・低の各音域のバランがよくズンズン響く低音も心地よかった。MCも聞き取りやすかったし、ステージから離れている割に無駄な残響も抑えられて素晴らしい調整になっていたと思います(^_^)

19時10分くらいに始まって、終演は21時半すぎ...2時間半もやってたのが信じられないくらい、アッと言う間に終わってしまった感じがします...(´д`)

まさに竜宮城で過ごす感覚...しかし三人とも凄まじいほど良い女になったものだというのが本音です。

しかも虚飾にまみれていないピュアで少しも嫌味もエグ味もない...奇跡としか言いようがない美しさ...中田ヤスタカさんの贈った白百合そのものなんですよね。

同年代の女性が憧れ、あんな風になりたいと思わせてもくれるし、10代の男子にとっても素敵なお姉さんなんでしょう(*´艸`*)

私なんかは娘の世代なんですけど、理想的な状態で成長している三人を親のような目線で見ているのもありますし...まぁ何にせよ同時代にリアルタイムで Perfume の物語に触れている歓びで満たされてばかりです(^_^)

ヘタクソな文章でダラダラ長くなっちゃってスミマセンm(_ _)m

あ、そうそう!あ〜ちゃんが心配していた横浜アリーナ2009年の記録。

見事にちゃんとのこされていたようですね!\(^o^)/

大晦日カウントダウンでもう一度この空気に包まれる僥倖...のっちに続いて30になった かしゆかも...元旦始発までの一夜シッポリマッタリと過ごしたいな〜(*^m^*)

帰りの群衆は凄いものでしたが(^_^;

まだまだ心は横浜アリーナのままで、浦島太郎は海から出ることなくワクワクしっぱなしなワケです(^_^;



12月12日(水)のつぶやき

2018年12月13日 06時32分12秒 | 日記

Perfume 7th Tour 2018 『FUTURE POP』(1)

2018年12月12日 22時39分00秒 | Perfume
同行の友人と菊名駅で16時に待ち合わせ、そこから徒歩20分ほどで横浜アリーナへ。

冷たい雨が降って、スタッフさんも身を縮めていて...。

開場前ですが、玄関ホールの物販スペースのみ解放されていたので取りも取りあえず中へ...寒いしね(^_^;

ほどほどの人がレジ前に列をなしていましたが、開場時間前後に比べれれば密度も薄くて、楽に買い物できました。

ツアーパンフに加え、フロッピーディスクミラーとジャケットコレクションバッジ(×5)。

バッジは「ねぇ」のが被ってました(^_^;...67種もあってフルコンはほぼ不可能かと思いますが、今後も販売継続されるそうなので、機会ある度にチョイチョイ合せが買いしていきたいと。

商品展示はこんな感じで...。



リュック欲しいなぁって思うグッズなんですが、チト財政難なため、ここは我慢><

グッズもスムーズに購入でき、18時の開場までだいぶ時間もあったので、一旦会場を後に...。

こんなお店もあってちょっと心引かれましたが(^_^;、満員になっている感じでしたので、ちょっと離れた場所にあったカフェに...ほどほど空いてましたが、さすが中は買ったばかりのグッズを見てホクホクとしたファンだらけでした(*^o^*)

そんな楽しい空間でマッタリ小一時間を過ごし、再び会場へ...。

打って変わって入場する観客でごった返す列なのかどうか判然としない人の流れに従い、吸い込まれるように入口に...いつものようにスタッフさんがチケットを受け取り、手際よく機械に読み込ませると、いよいよ座席情報入りのシートを!!

おっ...アリーナC2列...アリーナ席!当たり引いた!?

ソワソワしつつ足早に場内へ〜...だがしかし!!

図は横浜アリーナ公式ページのものですが...ここは会場名が示す通り、大半がアリーナ席で、他会場が意味するアリーナ席は「センター」なんですね(^_^;

赤矢印あたり...視界は開けていてユッタリとした雰囲気でしたが、ステージから遠い...図中仮想ステージ上のヨコアリくんなイメージでしたね。

でもちょっと面白かったのはPerfume3人が「パソコン教室」と呼ぶ調整スタッフのエリアが近かった(図中緑色あたり)ことです。各モニターカメラがマルチスクリーンで表示されたり、ライティングの設定や調整をしてるんだろうなと思われる機材が割とハッキリ見えて、ちょっと得した気分でした(*^m^*)

これは同じ横浜アリーナ、2009年の時...パソコン教室を案内する かしゆかですが、雰囲気的に半分くらいのエリアになっていてコンパクトに...約10年の機材技術の進歩も感じた次第です(^_^)

ってな事で...席も満員、立ち見の人もグルリと囲む中、開演19時を10分ほど回ったころ照明暗転し、いよいよ始まります!!

続きは次回にて〜(^_^)



今日はこれから...。

2018年12月11日 13時50分00秒 | Perfume
申し込み完了から5ヶ月...もう待ちに待った「Perfume 7th Tour 2018 『FUTURE POP』」横浜アリーナ初日でございます(*^o^*)

明日もあるんですが、今期は初日だけ申し込んだ...何やら予感めいたものもあり。

そしたら年末、そして大晦日のカウントダウンですよ〜!

ってなことで、結果的に本日と大晦日の2daysとなりました。

その間に福岡を挟んでいますんでね、一度撤収してまた横浜アリーナに戻る...どこかに微妙な変化もあるんじゃないかって...それも密かな楽しみです(^_^)

今日は朝からドンヨリ曇ってて寒い...夜には雨(ひょっとしたら雪まじりかも?)の予報ですが、熱いライブを楽しみに!

ってなことで行ってきますです〜!!