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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

長寿マッコリ

2010年12月07日 23時23分00秒 | Kanother旅日記
先日、フェリーによる船旅で韓国へ行ってきたKanotherですが、日本海側から入国後、港湾周辺で2時間ほどの一仕事を終えると、陸路5時間かけて、一路ソウルへ。その前は15時間の船旅をしているワケなので、もうず~っと移動中みたいな状況でのソウル入りでした。

で、移動の車中では同乗の韓国人へ、ソウル市内での呑み場所をヒアリング。「やっぱ焼肉喰いたいんやけど、おススメある?」と尋ねるとともに、我々の宿泊先が繁華街の明洞近くであることを話すと、曰く「明洞は店も沢山あり、そのなかの多くが日本語メニューも置いてるので、歩いてみて選ぶと良いです」とのこと。

これに加え「日本人、牛肉好きですね。でも韓国人は結構、豚肉の方が好き。是非、豚肉を食べて」てのと、「日本にはまだあまり入ってないから、生マッコリを是非呑んで」てな2点のアドバイスを頂きました。

生マッコリとは?と尋ねると、「発酵を止めずに出荷するマッコリで、長寿マッコリという商品がメジャーです。お店で言えば解ります。」とのこと。これは呑まんワケにはいかんでしょう?

てなワケで、明洞をブラつき、旨そうな豚カルビをリーズナブルなプライスでメニューに出していた「白岩王カルビ」へ。ちなみに明洞を歩いていると、やたらと「~王」を称する店が目に付きました。このネーミングが流行ってんのか?

生マッコリってのは、ソウル濁り酒製造協会という濁酒製造会社6社が加盟する製造業団体により製造されているとのことで、白米を利用して長時間低温熟成し、特有のなめらかな味を活かしたアルコール度数6度のマッコリ。酵母菌がそのまま生きているので、自然発酵による炭酸と調和し、後味がよく栄養も豊富であるってのが謳い文句のようです。



酒に栄養を求めるかどうかは別として、低温熟成によるなめらかな味と微発砲性の口当たりは、かなりヤバめな旨さ。この口当たりのよさが、口の中の肉のコッテリさや、キムチ類でピリッとした口中をスッとリセットしてくれるんで、肉は進むわマッコリは進むわで、ほんとヤバいっす。



ちなみにこちらが「白岩王カルビ」の骨付き豚カルビ。どうづか?この大きさ!このサイズにして、日本円でザックリと800円くらい。素晴らしい。あまりの旨さに、この後もう1枚、骨付き豚カルビを追加注文してしまった、我々だったんでした。