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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

しっとりいか天

2010年12月16日 22時01分00秒 | Kanother旅日記
源蔵本店の建て替えを知り、すっかり傷心な広島出張りの帰り道は、三夜連続・新幹線車内での独りぼっちの大宴会です。そんな今夜のアテは、呉の㈱大塩するめさんの「しっとりいか天」。

こちら㈱大塩するめさん、このテのいか天を初めて開発したお店を自称。Kanother的にこれを検証する術はないんですが、まあ何しろ広島おつまみ界の老舗であることは間違いなさそうです。

広島ではお好み焼きのトッピングにも用いられるほどメジャーな存在の、いか天。でもこのタイプのいか天って、確かに東京ではあんまし見んね。

Kanother的にはこのいか天、お好みを喰う際には必ずトッピングにオーダーするくらいの大好物。勿論、いか天単品でも大好きでございます。

でまた、コイツがビールを誘うんよねぇ。旨いんよねぇ。源蔵本店への喪失感も相まって、今夜の新幹線車内、独りぼっちの大宴会はちとばかし呑んでしまうかも・・・・・・分かるよなあ?酒よ。



源蔵本店、休業!

2010年12月16日 20時22分00秒 | Kanother旅日記
「お客様へ

 約64年間営業していますが、建物が古くなり改装するため、平成23年1月28日より約3ヵ月間お休みを頂きます。源蔵を愛して下さるお客様には御迷惑お掛けします。改装開店の際にはこれまで以上の御愛顧お願い致します。

                                          店主」


嗚呼、戦後広島の歴史的建造物がまた一つ、こうして消えていくのか・・・・・・

しかし64年間営業ってことは、開業は1946年。てことは終戦の翌年。てことは広島の場合、原爆の翌年っことなワケで、被爆後、駅前闇市からの復興史的観点では、そんな建物の建て替えってのは意外とオオゴトな気がするんよね。一呑み屋の話しってコトであんまし騒がれてないんかもしれんけど。

広島では他に旧お好み村とか、東京では吉祥寺のいせやとか本所森下の山利喜とか、戦後闇市的な建造物に関して、あまりに無頓着な気がします。消防法的な問題は確かにあるんでしょうが、実は歴史的建造物としての価値を秘めているんでないかと思うんですよ、Kanother的には。単純なノスタルジーだけで語るべきではない気がするんですよ。違うかね?

そら芸術的とか建築史的とかいう観点では無価値なんかもしれんけど、モノの価値ってそんな高尚なことだけでないでしょう?明治の御用ガイジンのアレとか、日本の西洋建築的鏑矢の大家が設計のナニとか、そんなんの保存には声を挙げるタイプのヒト達は、こう言う類のもんには関心ないんでしょうな。つまらんな。唾棄ですな、唾棄。ケッ。



うえの

2010年12月16日 12時49分00秒 | Kanother旅日記
今日も今日とてKanother in 広島。こないだ来た時の昼エサは出雲寿司で、お好み喰わずじゃったんで、今日は行くでぇ、麗ちゃん!と思っとったんですが、広島駅前の「福屋」デパ地下で宮島口の穴子飯の名店「うえの」の穴子弁当が限定販売なんてぇ噂を風の便りに聞いちまったもんで、思わず買うてしまいました。

宮島口の「うえの」ってのは、1~2時間の行列は当たり前ってな人気店。その旨さはやはり格別で、一度喰うて頂くと穴子を見る目が変わること必至です。

たまに穴子のことを「鰻の廉価版」くらいにしか思ってないヒトが居たりしますが、そんなヒトにこそ喰うて頂きたい。旨い穴子ってのは、ホントに凄ぇ旨いってのがよく分かりますよ。

てなワケで後先考えずに弁当など買うてしまったおかげで、子供の頃よく遊んだ公園で川を眺めながら独り、平日昼間に弁当を喰うと言う、リストラされたんを家族に言い出せないままズルズルと出勤するフリを続けてるお父さんのような状態になってしまいました。

公園でオッサンが独りで弁当を喰うてると、通り行くヒト達が横目でチラッと見ては、すぐ目を逸らして過ぎて行きます。でも良いんだもんね。旨かったから。