私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

未完成の木彫り文箱

2016年06月06日 | 美術工芸

これは朴(ほう)の木に琵琶を彫った文箱である。
仕上げはまだ不十分だが、これで彫り上がったことにしてから
もう20年も経ってしまった。

あとはカシュ―(漆風塗料)を塗り込めば完成するのだが、
この塗りの工程を考えると気が遠くなって、なかなか手が出ないのである。

はて、さて、どうしたものか、、




こちらは完成品の牡丹の小物入れ
印鑑入れとして重宝に使っている。

文箱の六分の一ほどの大きさで、これだけ小さいものでも、
何度も塗っては乾かすこと10回以上、相当の手間暇がかかっている。

これから先に
この文箱が完成した!と報告出来る日が来るのだろうか、、

もう、プロに頼もうか、、
などなど
気弱になっているこの頃である。


コメント (4)
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