~ サザンカの葉裏で越冬するウラギンシジミ ~
昨年からこの葉裏で、風雪に耐えて越冬していましたが
昨日(8日)の朝に様子を見に行くと、姿が見えなくなっていました。
ここ数日暖かかったので「もう良し!」としたのでしょうか。
~ ウラギンシジミのいた葉裏 ~
毎日、頑張って!と励ましつつ観察していたので
主のいなくなった葉裏を見ると、やはりちょっと寂しい。
せっかく旅立ったのに、昨日、今日はとても冷たい風が吹いています。
この寒空でどうしているでしょう。
~ しがみついていた爪痕 ~
葉裏を覗いて見ると、そこには小さな爪痕が残っていました。
強風にも耐えたのですから、がっしりと食い込ませていたんですね。
越冬始めの頃と比べると、翅に皺が入り全体に小さくなったようでした。
飲まず食わずの越冬ですから、体内の栄養が不足して来たのでしょうね。
ここまでの越冬を成功させたのですから、
無事でいてくれることを祈るばかりです。