ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

「大山祇神社」次いで、大三島を自転車で半周(2015/4/18)

2015年04月18日 | 2015/4 四国のたび 4
 今日から四国のたびの始まり。今回も奥はお留守番。どうもうどんを食べに行くと太るので、四国は鬼門らしい。

 今回はしまなみ海道を渡ってから時計回りということで、最初に讃岐うどんを食べに行く。その前にしまなみの大三島の食堂「大漁」の海鮮丼を食べたいと思って、自宅を8時半に出発して下道だが12時頃に道の駅「御島」に着くように走って来た。
 途中の向島で夕食を買ったりしたので「大漁」に着いたのが12時半。



 既に大勢の人が並んでいる。入り口の小さな机の上の順番表に名前を書こうとしたが、書くページがない。なんと受付終了だった。

 この付近にはたくさんの食堂がある。今日はそれほどの空腹でもなかったので、くるまに戻ってカップ麺でも食べることにした。まず道の駅に行ってねぎを買う。ねぎもいいが立派なわけぎが\100であったので、青いところはねぎの代用、白いところは茹でて酢味噌で食べようと方向転換。



昼食の後に「大山祇(おおやまづみ)神社」に参拝。この神社は伊予の国一の宮で四国で唯一の大社だそうだ。祭神は「大山積大神」(天孫ニニギノミコトの妻であるコノハナサクヤヒメの父親)で、神社の案内には日本民族の総氏神と書いてあった。大山積さんは九州の地場の神様だとばかり思っていた(鹿児島の道の駅きんぽう木花館にコノハナサクヤヒメの像があって、そこの解説にこの地の大山積神の娘と書いてあったと思う)が、なんと全日本級の神様だった。



この総門は近年の建築だろうな。こういう総門まであるのは格式が高いのかな?

境内には楠の古木・大木が多い。



こちらは「能因法師 雨乞いの楠(天然記念物)」、樹齢3,000年で日本最古の楠。



こちらが御神木「乎知命(おちのみこと)御手植えの楠」で、樹齢は2,600年ということだそうだ。ほかにも境内には楠が多かった。



いよいよ神門をくぐって拝殿に向かう。



「大山積大神」は山の神、海の神を兼ねているということなので、今後のたびの安全を祈願しておいた。




 これから大三島を回るサイクリングコースを走る。一周すると50キロ近くあるようだが、明るいうちに戻って来たいし今現在の体力も考えて一部ショートカットして半周コースにした。

 今回持ってきた自転車は初級者用クロスバイク「FELT QX70」。ホイールを外したら、クルマのセカンドシートを立てたスペースにうまく収まった。リアディレーラが少しはみ出すので、曲げないように注意が必要ではあるが。



組み上げて出発。





この青いラインの上を走れということかな。幅が20センチぐらいの上に乗って走ると路面の細かな凹凸のショックをほとんど感じない。

道の駅「御島」から大三島の中央部を山越えして井口港に至る。



井口港からは「多々羅大橋」が真正面に見える。

少し進むと道の駅「多々羅しまなみ公園」だ。



ここで少々休憩。



ここから南をぐるりと回る。走り出してしばらくは平坦な路側を快調に走る。





海も穏やか、天候もほどほどで時々向かい風。

ちょっと大三島橋の近くまで足を伸ばしてみたら、傾斜がきつい。大三島橋を望む斜面に咲いた八重の桜がきれいだ。





 ちょっと戻ってから周回コースに復帰。そこに「みたらしの水」という井戸があった。



看板だけで故事来歴は不明。井戸の蓋の隙間から覗いてみると、海水面よりも上に井戸の水面がある。これが真水ならなかなかのものだ。

再度走り出す。これからは上り下りが続いていく。



山の緑がいろいろな色に輝いている。



一山越えて海に出る。海は波もない。向こうに見える橋は来島海峡大橋かな。



こういう海岸沿いの道はほっとする。しかし行く手には心臓破りの急傾斜が。





こういうおだやかな砂浜がいかにも瀬戸内。

旧宗方小学校。昭和60年に100年の歴史を惜しんで閉校、今は民宿になっている。







前の浜はきれいな海水浴場。



ここから上って降りてを繰り返す。足はよれよれ、手がしびれてきた。この島はあちこちに芸術関係のギャラリーがある。



ここは何だったかな?建築関係だったような。

やっと戻ってきた。

走行時間は2時間35分、距離は35.6キロ。平均速度14.9Km/hだった。

戻ってきてから再び自転車で「大漁」を覗いてみた。土休日は午後5時から営業するようだ。あと5分なので、入り口で待って夕食の前祝いで海鮮丼とビールを注文。ビールは入り口のケースから出してセルフサービスで。



なんとこれで1,000円でおつりが来た。海鮮丼は480円だ。信じられないような価格。これでも魚がいっぱい、かきも入っていて、ビールを飲みながら上に乗っている刺身を食べても、まだ海鮮丼らしさを保っていた。
これは明日はお昼に「全部乗せ丼」を食べなくては。名物料理を食べるために前泊というのも初めて。いやいやうどんたびはこんなもんだ。明日の天気は気になるが、雨が降らないようなら午前中に一走りしよう。

今夜は道の駅「御島」と県道をはさんで反対側にある町営藤公園駐車場で車中泊。入り口から鍵の手になった奥が広くて静か。
今日のくるまの走行は144.9キロ、燃費は10.6Km/L。







 
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