キャンプサイトの南側に下の漁港に降りていく階段がある。これまでは戻りがいやだなと思って、この階段を降りることがなかった。
下まで降りたら海岸沿いに、ぐるりと右手の集落まで道路でつながっているようだ。かえりはあちらを回ってくればいいだろう。
上から見ると漁港の防波堤で魚釣りをしている人もいる。
降りてみたらそこは砂地のキャンプ場。水道設備はあるがトイレがない。使い勝手が悪いからか利用者はゼロだ。
ここから入っていったところに、初山別村の観光ポスターにもある海中鳥居がある。
鳥居の表裏に扁額があり、そこには「㊎」の文字があるので、先の看板の記載と考え合わせると四国の金比羅さんを勧請したのかな。
すぐそこの崖の低い位置に神社があるが、海が荒れると流されてしまいそうだ。ともかく金比羅さんの関係だから、お孫ちゃんの幸せを祈願して拝礼した。
この前の海は砂浜ではないが、20人くらいの人が磯遊びに興じていた。
漁港を過ぎて先に行くと砂浜が海水浴場になっている。
「豊岬海水浴場」という。ただいまはコロナウィルス対策で閉鎖中でいくつかのグループが水辺で遊んでいた。北海道の夏は短い、連休なのでいつもならたくさんの人で賑わう所だったのに。
この海水浴場ためにシャワー、トイレ、水道がある。使えるのは海水浴シーズンだけのようだ。いまは閉鎖だ。
この先にもトイレ、シャワーがある。こちらは空いていた。
ここに上にあがる長い階段がある。どこに続いていくんだろうか。
道なりにこの先にある坂道を上がると、小さな集落につながっている。
実はここにスーパーマーケット「Aコープ 初山別店」がある。まあ、田舎の小さなスーパーで野菜を買いたかったが種類が少なく(コンビニよりもまし)値段は高かった。店のお姉さん?が奥からわざわざ出てきたので、ピーマンを一袋買った。
その先で面白いものを見つけた。
外観は廃屋というような状態ではなく、そこそこしっかりしている。外装は何だろう、ガルバではなさそうだが金属板を使っていた。
かなり大きな民家だがこれが「売家(貸) 5円」とある。まさか売却が5円と言うことではないと思うが、別荘にいかがだろうか。
このスーパーマーケットは、国道から道の駅の入り口の次の信号を左折したところだ。これには気がつかなかった。
付近には「豊岬小学校」と「豊岬中学校」だった建物がある。閉校したにもかかわらずよく管理されていた。
道の駅への帰り道の右手には「みさき台公園オートキャンプ場」がある。
ここは有料だが広くてのびのびしている。
フリーサイトは一張り500円なので、無料のキャンプ場の混雑がいやならこちらがオススメだ。
オートサイトは電源付きで3500円、電源無しなら3000円で共に専用炊事台がある。
ここも海寄りのサイトなら利尻富士が見える。
そしてあの上に続く階段はここにつながっていたのだ。
海水浴場付きのキャンプ場というのもいいのではないか。ただ中央部よりのサイトは広いぞというだけで、海の景色が今ひとつ。さらに木陰一つないので日射を遮る工夫が必要になる。
と、いろいろ書いたが、じ~さんとしては有料無料問わず今のキャンプサイトが景色という意味では最高だと思う。
この最高のロケーションから離れたくなくなってくる。限界がくるのは電気か食料か?今日は16時までに50AH発電した。いつも「明日の天気はどうかいね?」と思って寝ている。
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