先日、西印旛沼の遊歩道を歩いていたら、小柄で愛らしい70代くらいの女性に声をかけられた。
私がカメラをぶら下げているのを見て「何を撮っているのですか?」と問われる。
「鳥、です」
「どんな鳥?」
たぶん名前を言っても知らないだろうし、どうしようと迷ったけれど、思い切って
「クイナ、です」(正確にはヒクイナですが)
「クイナ?」
案の定、小首をかしげてしまった。まるで小鳥のように。
ま、いいか。で話を変えて、どれくらい歩くのかの話をすれば、2万歩は超える距離を歩くのだそう。週一くらいはその距離をこなし、ふだんは一万歩くらいなのだとか。自然の中を歩くのが大好きなようで、ほかのルートも教えていただいた。
西印旛沼のチュウヒ(まもなく北へ飛んでいく)
「幸せよね、いい天気の中をこうして歩けるなんて」としみじみ仰る。
そのあとロシアの武力侵攻が起こるなんて考えもしなかった
おそらく後戻りできないこんな事態に遭遇して、私も心からそう思う