女性のシステムは、大量の卵胞を次々と捨て続けて、最後に優秀な遺伝子をひとつ育てるようにできています。(男性は良いも悪いもすべてにシッポをつけて、数で勝負する)
新たな生理周期に入ると、卵胞刺激ホルモンの刺激を受けて数百個の卵胞が成長を始めるのですが、数日のうちに、数十個になり、数個になり、生理7日目を過ぎると大概1個になります。
その後は、優秀なこの卵子に栄養を総動員して大切に育て上げるのです。
ホルモンが卵子を作るのではなく、育てるには自身の充分な栄養(陰血)が必須です。
妊活でホルモン治療を受けると、複数個の卵子が育つことがありますが、おそらく現場(卵巣)は大変なことになっています。ふだんの何倍も働いて栄養を授けなければならないのですから。
これを続けると消耗して枯渇し空焚き現象を起こしやすいです。
排卵がやけに早くなったり、日数は充分でも卵子が未熟だったりするようになります。
卵胞期(低温期)は、じっくり丁寧にしかもちょうどよいペースで卵子を成熟させることが大切。
そのために、卵胞期を中心に補血補陰の漢方薬を加えると消耗を防いで体がよみがえります。
例えば亀鹿仙や婦宝当帰膠(※体質によって用いる漢方薬は異なりますので、よくご相談ください)
陰血を消耗しない生活も大切です。
・夜更かし厳禁、良質の睡眠をとる
・目を使いすぎない イライラ興奮しない
・規則正しい生活
・適度の運動と気分転換
コツコツ積み重ねて体をよみがえらせましょう。
⇒漢方で卵胞発育の改善
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