春は不安な気分になりやすい時期。
春の養生法
気の流れが停滞すると 春に気持ちが落ち着かない
そんなときは気持ちを穏やかにする食材の
組み合わせでさっと炒め物。
中華食材の「金針菜(きんしんさい)」や「クコの実」を使って、
ちょっと本格的で、満足感もしっかり。
☆─────*【 作った、食べた、感想 】*─────☆
味付けは塩コショウであっさり味ですが、食感が独特。
金針菜は、見た目よりも弾力と歯ごたえがあります。
食べて口の中が楽しくなる一品です。
イカ、金針菜、セロリの炒め物
ポイント金針菜は戻すのに20~30分くらいかかるので
早めにぬるま湯につけておく
ポイントイカは先にさっと湯通ししておくと、炒める時に
フライパンにこびりつきません。
【材料】(4人分)
ヤリイカ 3はい
金針菜 1つかみ(ぬるま湯で戻し、付け根の固いところを取り除く)
セロリ 大2本(斜め千切り、葉も一口大にちぎっておく)
クコの実 3g(ぬるま湯に浸してやわらかくしておく)
ニンニク 1/2かけ(みじん切り)
酒 大さじ1
塩 少々
コショウ 少々
油 大さじ1~2
【作り方】
1)金針菜、クコの実の下ごしらえ(ぬるま湯でもどす)をし
セロリの茎と葉を刻み、ニンニクをみじん切りにしておく
2)ヤリイカの胴は1cmの輪切り、足は2,3に切り分け
さっと湯通ししてザルにあげておく
3)炒める
フライパンに油を熱し、ニンニクみじん切りを入れイカを
炒めたら、セロリ、金針菜、クコの実を入れて手早く炒め
酒、塩、コショウで味を調える。
☆─────*【 効用 】* ─────☆
金針菜(涼、甘/肝、胃)清熱利湿、涼血解毒、通乳
ユリ科本カンゾウのつぼみを蒸して乾燥させたもの
ぬるま湯でもどすとつぼみの形がくっきり。
黄色い花なので、金針菜と呼ばれるようになったそうです
つぼみには、花粉のたんぱく質やミネラルがたっぷり。
中国では「亡憂草」(憂いを忘れる草)という呼び名もあるそうで、元気がないときや気分が憂鬱なときにおススメ。
ヤリイカ(平、/肝、腎)
冬から春が旬。さっぱりした甘みがおいしさ。
気をめぐらす働きと、貧血改善によい
セロリ
セロリの旬は11月~2月でそろそろ終りになりますが、まだまだ。
こちらもイライラを鎮める働きがあるそうです。
セロリの葉は血圧が上がりやすい方にもおすすめ。
クコの実(平、甘/肝、腎)益精補腎、養肝明目、潤肺止咳
中華料理では彩りによく用いられる赤い実。
実は秋にできて収穫し乾燥保存する
足腰の疲れや、眼精疲労に。肺を潤す作用もあります。
漢方の空間ファインエンドー薬局HP