それは「湿邪」のせいかもしれません。
連日曇りか雨。そんなベタベタ湿気が体を覆うのです。
湿邪の特徴は「重い」そして一度こびりつくと「取れづらい」
なので、天気がスッキリしない日は、素早く去湿対策しておきましょう。
一番のおすすめ漢方は「勝湿顆粒」

食材なら、海藻類や緑豆モヤシ。ただし冷え性の人は温かいメニューで食べてください。


明日は秋分の日。これからは夜のほうが長い季節になります。
中医学では、昼が陽、夜は陰。なのでこれからは、陰を養うことです
陰と陽はバランスで、動く力(気)は陽ですから、あくせくしていると陰を消耗してしまいます。
焦らず、欲張らず、秋の夜長を穏やかに過ごし、十分に睡眠をとります。
コツコツ栄養のある食事をして夏の消耗を解消します。
秋冬が旬の食材も、ちゃんと陰を補ってくれますから、逃さず味わいましょう。
(梨、蓮根、白きくらげ、ごま、すっぽん、なまこ、牡蠣、百合根、豆腐、白菜、菊花、牛乳、豆乳、豚肉など、豆類、栗、山芋類 ジャガイモやサトイモ、カボチャ、キノコ類、リンゴなど)
たまには気分転換するのも大事ですね。
陰を補うシリーズ:
その1秋の養生
その2生理周期が短くなる
その3不眠
その4しつこい空咳
外房の海の風景
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自然や人間のあらゆるものを5つに分類した中医学の「五行学説」によれば、
秋の気持ちは「悲」。
悲しみすぎると「肺」を傷つけ、免疫力が低下すると言っています。
秋は、自分だけが悲しいのではなく多くの人がそんな気持ちになりやすく、
そしてそれを何とかしようと戒めた学問まであることを知れば、気持ちが楽になりますね。
中医学でいう「肺」とは、
肺呼吸、皮膚呼吸、汗腺を調節して体温の調節、体内の体液の全身への散布と排泄、そして免疫機能、臭覚までをつかさどっている部分です。
考えてみれば肺も皮膚も鼻やのどや腸の粘膜も、つながっている一つの面ですよね。
たとえば、ぜんそく、花粉症、アトピー性皮膚炎は、西洋医学では呼吸器科、耳鼻科、皮膚科ですが、中医学ではすべて「肺」の疾患で、実際そのような漢方対策で改善するのですから、中医学の、体全体をみて考察することは大切だと思います。
さて、悲しみ対策ですが、
気持ちを強く持つためにも体力、特に肺の力が充実していることが必須です。
深呼吸したり、ウォーキングやランニング、水泳などで肺を鍛えることもよいでしょう。
肺系を養う漢方薬としては、衛益顆粒、麦味参顆粒、参茸丸、補中益気湯、八仙丸などがありますが、体質によって用いる漢方薬が異なりますのでよくご相談ください。漢方家ファインエンドー薬局HP
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(当薬局は「漢方体験.com」に紹介されています)
猛暑と冷房で相当体力を消耗しているこの頃。秋は、無理をせずゆっくりのんびり過ごしてください。
秋は「肺」の季節。
中医学の「肺」とは、肺や気管支はもちろん、鼻や皮膚や粘膜も含み、イメージとしては外界に接するバリアの部分。バリアの力が落ちるということは、外界の侵入物に対する抵抗力、免疫力が落ちるということになります。
秋は、体力を充電して「気」を養い、焦らず落ち着いて「気を収め」、アレルギーや喘息、カゼ、鼻炎などの養生を丁寧に行うべきです。
朝は早く起きて太陽の光を感じて「陽気」を補い、日の入りから夜は静かな気持ちで過ごします。
また、気持ちは「悲」。無理をすると気持ちも落ち込んで悲観的になりがちです。巷では「冬季うつ」という言葉がありますが、秋口から気持ちの落ち込みを感じる人が多いです。
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NHKテレビの特集で「腎が寿命を決める」とまで言い切るほど先進医学において腎の幅広い作用が解明されつつあるのですが、漢方の世界では、何千年も昔から延々と経験医学を積み重ねて、当に腎は生命力の要とされていました。昔からの経験医学が今、先進医学によって証明されつつあるのですね。
さて、漢方分野での話
▼以下の症状は「腎」の弱りまたは衰えが原因かも
[生殖]精力減退、不妊
[全身]体力・免疫力の低下、回復力低下、疲労、冷え症、老化現象
[頭]めまい、不眠、健忘症
[耳]耳鳴り、聴力の低下
[髪]脱毛、白髪、髪にツヤがない
[骨]腰痛、足腰が弱い、骨粗鬆症、骨折しやすい
[歯]歯が弱い、歯が抜ける
[呼吸]呼吸が浅い、ぜんそく気味、息切れ
[尿]尿量が多い・少ない、夜間の頻尿、尿漏れ、排尿困難
[便]下痢、便秘
▼冬は「腎」を養って老化予防に努める時期です
穏やかに過ごし、消耗を避けます
・小さなことはあまり気にせず、日常のストレスを減らす心がけを
・腎を休めるために睡眠はしっかり。就寝は23時前が理想です
・適度の運動は必要ですが、汗をかいたら体を冷やさないよう注意
・栄養をしっかり摂り体のエネルギーとなる「気」を養うことも大切
▼腎と気を補う食養生
くるみ、ぎんなん、栗、山芋、にら、さやいんげん、かぼちゃ、えび
うなぎ、さんま、貝、海藻、黒糖、黒豆 黒ゴマ など
肉や内臓、骨髄(煮込んだスープなど)など動物由来のもの
気になることがありましたら、ご相談ください漢方家ファインエンドー薬局HP
http://kampo.no.coocan.jp/生理・不妊症・更年期・婦人科疾患のための漢方薬
http://kampo.no.coocan.jp/seiri.html>全国実力薬局100選子宝部門
漢方美肌づくり
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秋分の日が過ぎ、昼より夜が長くなります。
夜が長くなるということは、陰と陽の「陰」が多くなる季節に入ります。
人も自然に逆らわず陰を補う生活をすべきです。
あくせくしていると陰を消耗しがちです。
焦らず、欲張らず、秋の夜長を穏やかに楽しみ、
夜更かしせず睡眠を十分とります。
旬の食材も、気や陰を補うものがそろうので逃さず食べてください。
(梨、蓮根、白きくらげ、ごま、すっぽん、なまこ、牡蠣、百合根、豆腐、白菜、菊花、牛乳、豆乳、豚肉など、豆類、栗、山芋類 ジャガイモやサトイモ、カボチャ、キノコ類、リンゴなど)
⇒陰虚の症状など
萩に似ていますが、葉の形が異なるコマツナギ
「西風粛殺、これに感ずるものは多く風燥を病む」
秋を方位に当てはめれば西。つまり「西風」は秋風、「粛殺」とは秋の気が草木を枯らすこと。
つまり
「秋は草木を枯らしてしまうほど乾燥しているので、人も乾燥する疾患にかかりやすい。」
風は肺から入るので、のどの渇き、声がれ、空咳、しつこく続くせきやたんなど
喉や肺の症状に悩まされやすくなります
刺激物(大量の飲酒やタバコ、辛すぎるもの、暑すぎるもの)や冷飲食を控え、
麦味参顆粒、麦門冬湯、竹葉石膏湯などそろえておきましょう。
今年の仲秋の名月は10月4日だそうです。全国実力薬局100選子宝部門
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ちょっと過ごしやすくなったかと思われても、昼夜の温度差が10度以上もあったりします。
真夏日かと思えば一転して晩秋の気温になったりと日々の温度差も大きい。
「今頃になってバテたみたい」
「何もしてないのになぜだるいのかしら~」
「日中眠くて・・・」
「眠りが浅い」
そんな声が増えました。私もやけにあくびが出る日があります(^_^;)
恒温動物の人間は、気温差が大きいと知らぬ間に体力を使っているのでしょう。
そんなときは焦らず、
・おいしい旬ものを食べて体力充電(ただし腹八分目ですが)
長雨のおかげかキノコ類が豊富、ギンナンも熟してきました。
果物も種類がいっぱい 魚も油がのってきます。
冷たい物の飲食を控えてください。
・秋の夜長をのんびり過ごし充分寝る
寝冷えしないよう夜着やふとんを調整しましょう。
・日中は戸外で季節の変化を体感し体を気候に慣らていきましょう
赤色が愛らしいベニバナボロギク キク科 奥はミズヒキ
ミズヒキの花はひとつひとつが紅白になっているそうですが、ルーペでも持ってこないと見えませんね
暦では明日から「寒露」
夜は冷え込んで葉や花に冷たい露がつくようになり、
空気が澄み渡って月もきれいに見えるようになります。
今年の十三夜は10月13日
「十三夜に曇り無し」という言葉もあるそうですよ。
まだ咲いていたゲンノショウコ フウロソウ科 昔から煎じて下痢止めや胃薬として使用されている全国実力薬局100選子宝部門
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暦では、白露
初候は「草露白し」:大気が冷えて露を結ぶころなんだそう。
次候は「鶺鴒鳴く」:セキレイが鳴き始め
末候は「玄鳥去る」:ツバメは南に帰っていきます。
渡り鳥は、南へ去るもの、北からやって来るものと動きがみられますね。
このところ台風続きで、晴れていても蒸し暑く、夜はほぼ熱帯夜。
しかも台風が日本のどこを通過するか予測も難しい。
人の寿命なんて宇宙の時間からすれば、ほんの一瞬だと思うので
生きてるうちの地球の気候はずっとおんなじだと決めつけていたけど
どうやらこのところ気候は変化している
台風が東北から上陸して北海道にまで被害を及ぼしたなんて記憶にない。
だが、
鳥などの生き物はきっと、自然の動きに従って行動しているだけで
どれも異常ではないのかもしれない。
だから人も養生法は同じ。秋の養生は
秋の三ヶ月は実を結ぶ時期
気分を平らかにし、欲張りすぎてイライラしないこと
※秋の養生を行わないと、肺を弱め風邪を引きやすくなったり、冬に下痢をしやすくなる
秋は「肺」の季節なので気陰を補い、ピリッと辛い物で体をシャキっとさせるとよい
薬局のご相談内容も、このところ夏の疲労や食欲不振などが多くなっている。
麦味参顆粒それに補中益気湯など
旬ものは、
青菜類が減り、梨やブドウ、イチジクなど潤いを補う(補陰)ものから
栗、柿、ギンナン、リンゴ、イモ類、キノコ類と補気するものへと動いていき、魚もおいしくなる。
昨日の夕暮れ 日が沈むのも早くなった
この台風が行ったら、涼しくなるかなあ。全国実力薬局100選子宝部門
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喉がかさついてきたので漢方薬でケアしたいと来局された女性(声を使う職業)
少々炎症もあるようでしたので養陰清肺と板藍のど飴を利用していただくことにしました。
関東地方は急に涼しくなり、体も急に秋の症状に見舞われているようです。「西風粛殺、これに感ずるものは多く風燥を病む」
秋を方位に当てはめれば西。したがって「西風」は秋風、「粛殺」とは秋の気が草木を枯らすこと。
つまり
「秋は草木を枯らしてしまうほど乾燥しているので、人も乾燥する疾患にかかりやすい。」
風は肺から入るので、のどの渇き、声がれ、空咳、しつこく続くせきやたん、など喉や肺の症状に悩まされやすくなります。
酸味と甘みの食材を一緒に使うと潤いが生まれるといわれます。(酸甘化陰)
今は梨がちょうど旬。逃さず食べましょう。ゴマや白木耳(シロキクラゲ)もよい食材です。
夜は「陰」の時間。睡眠不足は陰分を消耗します。秋の夜長はゆっくり休みましょう。
ふだんから麦味参顆粒や百潤露などを服用しておくのがいいですね。漢方の空間ファインエンドー薬局HP
女性のための漢方薬対策
肌トラブルの漢方薬対策
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掘りたて初物落花生と、もぎたて梨のいただきものあり。千葉ならではの旬もの。
秋の養生は、「秋三月此謂容平」
秋の三か月は気分を平らかにして過ごします。欲張りすぎてイライラしないことです。
「秋の養生を行わないと、肺を弱めカゼを引きやすくなったり、冬に下痢をしやすくなる」といわれています。また一年に四季があるように一日の中にも気の変化があります。
朝は春、昼は夏、日の入りは秋、夜半は冬。
春は気が動き出し、夏は盛んになり、秋は気を収め、冬はこれを蔵す 「静能生水」
「安静にしていると陰を守り養うことができる」という意味です。
逆に、イライラと悩んだり緊張したりが続くと陰を消耗し傷つけます。したがって、
消耗してるなと思ったら、急がず騒がず緊張せず、睡眠を充分とり、特に午後から夜にかけては面倒なことは避け、ゆっくり呼吸して心穏やかに過ごしましょう。
秋は実を結ぶ時期。心静かにしっかり夏の気を収めましょう。
生の落花生は20分くらいじっくり塩茹ですると、甘くて香ばしい「ゆで落花生」の出来上がり。
この季節だけの食べ方です。
早まって発芽していた落花生。植えてみようかな・・・漢方の空間ファインエンドー薬局