前の記事で犬がちょっと話題になった流れで、この小説の感想を。
ある日、本屋でこの犬が無言で私を呼んだのです。
推理小説はこのところめったに読まず、いったんは通り過ぎたのですが、
この視線から逃れられなかったです。
ソロモンってどんな王さまだったっけ?そしてその犬ってどんな犬なんだろう?
まことに表紙の絵は大切ですねー。すっかり囚われてしまいました。
ソロモンは、Wikipediaでしらべたところによれば、
ダビデ王の不義の子供の二人目ですが、
エジプトのファラオの娘を妻に迎えてイスラエルの最盛期を築いた人物だそう。
神がソロモンの夢枕に立ち「何でも願うものを与えよう」というと、
ソロモンは知恵を求めたという。その証として貰ったと言われるのが「ソロモンの指輪」
というわけで彼は知恵の王として知られた。
で小説の感想は、
青春を謳歌する若者たちが中心のせいか、人が死んでも全体的に明るい展開。
怖いシーンがないのは私的にはうれしく、
ひっかけ的などんでん返しは、推理というよりは
お笑いのドッキリみたいで、すっかり騙されてしまいました。
だけど今一歩、人の心情に踏み込んでほしいかなあ。
一気に読めて気楽に楽しめます。
道尾秀介 1975年 兵庫県生まれ
彼の作品の題名には動物の名前がついているそうで、十二支を制覇するつもりらしいです。
ある日、本屋でこの犬が無言で私を呼んだのです。
推理小説はこのところめったに読まず、いったんは通り過ぎたのですが、
この視線から逃れられなかったです。
ソロモンってどんな王さまだったっけ?そしてその犬ってどんな犬なんだろう?
まことに表紙の絵は大切ですねー。すっかり囚われてしまいました。
ソロモンは、Wikipediaでしらべたところによれば、
ダビデ王の不義の子供の二人目ですが、
エジプトのファラオの娘を妻に迎えてイスラエルの最盛期を築いた人物だそう。
神がソロモンの夢枕に立ち「何でも願うものを与えよう」というと、
ソロモンは知恵を求めたという。その証として貰ったと言われるのが「ソロモンの指輪」
というわけで彼は知恵の王として知られた。
で小説の感想は、
青春を謳歌する若者たちが中心のせいか、人が死んでも全体的に明るい展開。
怖いシーンがないのは私的にはうれしく、
ひっかけ的などんでん返しは、推理というよりは
お笑いのドッキリみたいで、すっかり騙されてしまいました。
だけど今一歩、人の心情に踏み込んでほしいかなあ。
一気に読めて気楽に楽しめます。
道尾秀介 1975年 兵庫県生まれ
彼の作品の題名には動物の名前がついているそうで、十二支を制覇するつもりらしいです。