心配しても私なんかじゃ解決法がちっともわからない放射能汚染。
夕方の田圃道。一息いれてるような穏やかな鳥の声、かすかな蝉の声、風が稲穂と木々の葉をサワサワとゆらす。
季節は陽気が盛んになって、いつもどおり木々は茂り、稲は伸び、野菜は実っているのに、
どうなってるんだろう。
野菜はセシウムが検出されたりしても、いつも通りの顔をしているのは
(つまり人間のガンみたいな突然変異が見られないのは)、
野菜のような寿命の短さでは問題にならないのか?
そんなら植物とか細菌とかの体の中でなんとか解毒されたりしないものかしら?
とか思ってみるけどそう簡単にはいかないみたい。
1959年から42年間にわたり日本でも米・小麦のセシウム測定は毎年続けられていたそうで、
我が国の米、小麦および土壌における90Srと137Csの長期モニタリング
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/JASI/72-4549.pdf
それは、1950年代にアメリカや旧ソ連、フランス、中国などが次々とおこなった核爆発実験の
日本への影響を確認するためだったが、
そのデータを見ると
数字は、現在問題となっている単位と桁違いに低いのだけれど、
それでも安定化するのに25年くらいかかっており、
最近になってやっとやっと安定したのだなあとわかる。
なのにここまで来てまた元の木阿弥かそれ以上になるとは、
人間どれだけ悪の歴史を繰り返すのかとため息がでる。
そして人間に食べられることによって命を全うする家畜はこのままでは浮かばれない。
福島で死に絶える牛の映像を見て胸が痛む。
たとえば、汚染されている肉と汚染されていない肉を並べて販売して、
前者は値段を安くして老い先短い人たちは食べていいよ、
そしてまだ若い人はちょっと値段が高いけど後者を食べてね。
なんてことができないもんだろうか。
私ら歳も50をとうに過ぎ、すでにいろんなガンになりうる悪影響はさんざんいただいており
そして今や死因の3割はガンであり、何年後か何十年後かにガンになったとしても、
たぶん原発の影響かどうかなんてもうわからないわけだし。
まあ、そういっても、いまのところやっぱり食べるのに勇気がいるのは確かだけど・・・
しかし今後、次々と旬を迎える食べ物が放射能汚染をこうむるとすれば、
それでも食べるか、餓死しそうになっても食べないか、
それこそどっちも健康に良くないという事態に陥りかねないわけよね。
なにかしらの技術開発が切望されます。
アメリカフウ(モミジバフウ)の夏の実を発見。
大きな木に出会うと尋ねてみたくなる。
ケヤキ
カヤ。
何百年もここにいて、いろんな天変地異に耐えてきたのだと思うのだけど、
それでも代謝して工夫して生きてこられたんだよね、って。
夕方の田圃道。一息いれてるような穏やかな鳥の声、かすかな蝉の声、風が稲穂と木々の葉をサワサワとゆらす。
季節は陽気が盛んになって、いつもどおり木々は茂り、稲は伸び、野菜は実っているのに、
どうなってるんだろう。
野菜はセシウムが検出されたりしても、いつも通りの顔をしているのは
(つまり人間のガンみたいな突然変異が見られないのは)、
野菜のような寿命の短さでは問題にならないのか?
そんなら植物とか細菌とかの体の中でなんとか解毒されたりしないものかしら?
とか思ってみるけどそう簡単にはいかないみたい。
1959年から42年間にわたり日本でも米・小麦のセシウム測定は毎年続けられていたそうで、
我が国の米、小麦および土壌における90Srと137Csの長期モニタリング
http://rms1.agsearch.agropedia.affrc.go.jp/contents/JASI/pdf/JASI/72-4549.pdf
それは、1950年代にアメリカや旧ソ連、フランス、中国などが次々とおこなった核爆発実験の
日本への影響を確認するためだったが、
そのデータを見ると
数字は、現在問題となっている単位と桁違いに低いのだけれど、
それでも安定化するのに25年くらいかかっており、
最近になってやっとやっと安定したのだなあとわかる。
なのにここまで来てまた元の木阿弥かそれ以上になるとは、
人間どれだけ悪の歴史を繰り返すのかとため息がでる。
そして人間に食べられることによって命を全うする家畜はこのままでは浮かばれない。
福島で死に絶える牛の映像を見て胸が痛む。
たとえば、汚染されている肉と汚染されていない肉を並べて販売して、
前者は値段を安くして老い先短い人たちは食べていいよ、
そしてまだ若い人はちょっと値段が高いけど後者を食べてね。
なんてことができないもんだろうか。
私ら歳も50をとうに過ぎ、すでにいろんなガンになりうる悪影響はさんざんいただいており
そして今や死因の3割はガンであり、何年後か何十年後かにガンになったとしても、
たぶん原発の影響かどうかなんてもうわからないわけだし。
まあ、そういっても、いまのところやっぱり食べるのに勇気がいるのは確かだけど・・・
しかし今後、次々と旬を迎える食べ物が放射能汚染をこうむるとすれば、
それでも食べるか、餓死しそうになっても食べないか、
それこそどっちも健康に良くないという事態に陥りかねないわけよね。
なにかしらの技術開発が切望されます。
アメリカフウ(モミジバフウ)の夏の実を発見。
大きな木に出会うと尋ねてみたくなる。
ケヤキ
カヤ。
何百年もここにいて、いろんな天変地異に耐えてきたのだと思うのだけど、
それでも代謝して工夫して生きてこられたんだよね、って。