中国雲南省の地方をしばらく旅した友人から聞いた話ですが、日本から出かけるとほとんどの人がすぐに下痢をするのだそう。
水は注意しているし、生ものは食べないし、肉をよく食べる地方だが、料理で供される肉はこれでもかというくらいしっかり焼いてある。それでも大変な腹痛と下痢になるんだとか。
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地元の人が言うには「都会の人は腸内細菌の種類が少なすぎるからすぐお腹を壊す」
確かに何日も滞在しているうちに友人の言葉を借りれば「いろんな菌が入って」下痢しなくなるそうだ。菌だけの問題ではないかもしれないが、それも一理あるだろう。
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そして数週間後には再び雲南に行くという友人に「また行くの?」というと
友人は「雲南の菌が腸にいるうちに」と答えた。
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中国奥地で暮らす人々と比べて、日本人は保存料がふんだんに使われた食材をいつも食べる。保存料とは腐らないようにすなわち殺菌作用を持つ。それを毎日のように腸に入れていたら、当然腸内細菌の数は減り、腸の抵抗力、免疫力は低下する。
「腐らないもの」を避ける食生活を心がけるべきでしょうね。
人の体はたくさんの菌類と共生しているのです。「清潔」も過ぎると危険です。
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