日曜日は地元で探鳥会を開催しました。
コロナまん延防止が解除され久々の開催で、前日までの雨があがり景色はすっかり新緑の世界になっていました。
キジ ケンケンとよく鳴きます。
コサギは婚姻色を呈していました(鼻の付け根が赤くなっている、足の指も赤い)
ダイサギとアオサギ。アオサギの嘴も赤みを増していますね。
ウグイスさえずり中。どうやらこの辺りで営巣を始めたようです。
モズも営巣しているはずです。
ざんねんなコムクドリ(ピント合わず)
北へ移動する途中に毎年今頃、印旛沼あたりで一休みしてくれます
一人でも探鳥はできますが、たくさんの目で鳥を探すと次々と見つかって楽しさ倍増です。
みんなで静かに、ワクワク楽しんでいるって素敵です。この日確認できた鳥は42種類。
春は「肝」を養う季節。
肝は血が集まるところといわれます。
西洋医学的にも肝臓は血液によって運ばれてきた様々なものを栄養にしたり解毒したりしています。
1日の内で「肝胆」の時間は23時~3時、ついでにその前の21時~23時は「三焦」といって上中下の気や津液を巡らす時間です。つまり、この時間帯にその日の解毒と明日の準備が行われるのです。
さて、モノを動かすとき、上下に動かすより、横に動かす方が楽ですね。
動物たちは概ね、体幹が横になっていてその中央に肝臓があるのですが、ヒトの体幹は立っているので、横になる時間を持つことはとても大切だと考えています。
なので、睡眠時間の確保が重要なのです。
そして、その時間に肝臓に血液を向かわせるためには、夜食などで胃腸を動かしてはなりません。難しいことを考えて脳に血液を呼んでもいけません。
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雨が降るたびに草木の緑が目立ってきました。
暦では、草木が芽生え動く時期「草木萌動」。
そのあとは、土の中の虫たちがその戸を開いて出てくる「啓蟄(けいちつ)」。
躍動感を感じますね。
人ものびのび暮らすことです。
まずは、こわばった体を伸ばします。
朝目覚めたら、起き上がる前に四肢と背骨を伸ばします。
夜ふとんに入る時は、目を閉じて静かに3~5回深呼吸(しっかり息を吐きだします)
腹式呼吸で、お腹が背中にくっつきそうになるくらいしっかり息を吐きだすのがコツ。
体の内側の筋肉のずれが整ってすっきりしますよ。
立ってでも寝てでも、座ってでもかまいません。
日中も姿勢を正して深呼吸するといいですよ。
やってみて。
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食べた物は口→胃→腸と、体の上から下へ向かっていくべきですが、
この流れが滞ると、張ったり、つかえたり、逆流してゲップが出たり、便秘になったり下痢になったりして痛みを伴うこともあります。
春は気の流れが停滞しやすく(気滞)、ここ数日、「開気丸」のご指名が増えました。
お馴染みさんのカルテを見ると、開気丸を購入しているのが決まって春だったりします。
開気丸の効能は胃腸の不快症状の改善ですが、腹が張る、胃がつかえて苦しいなどが選択ポイントです。
気滞状態が長引いていると石のように固まっているので、効いてくるのに数日かかる場合もありますが、
つかえがとれた途端に霧が晴れたようにスッキリします。
気を開くという考え方は西洋医学にないものですが、症状の解消にきっかけを与えてくれる大切な漢方の働きで、ストレスなど精神的な症状に用いることもあります。
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(当薬局は「漢方体験.com」に紹介されています)
風邪(ふうじゃ)には、外風に対して内風があります。
多くは五行の「肝」に由来し、肝の季節の春に多くなる症状です。
肝の陰血が不足していると、例えれば、潤い不足で空焚き状態をおこしやすく、急な気温上昇や強風などが引き金となり体内から風が舞い上がるが如くにかき乱されるのです。
その主な症状は、イライラや不眠、めまい、痙攣性の症状、かゆみや蕁麻疹などです。
肝鬱、肝陽上亢、肝風内動、血虚風燥などといった言葉があります
まず肝の消耗を防ぐ養生をします。
疲労やストレス、睡眠不足、目の使い過ぎで血虚を助長したり、お酒の飲み過ぎなどで肝を痛めつけてはいけません。
血虚の人は積極的に漢方薬で補血しておきましょう。
「肝は血を蔵し、疏泄を主る(つかさどる)」
疏泄とは「気のめぐり」がスムーズであること。
肝の色は青(緑)ですから、緑のものを種類多く味わうことです。
春の若い緑の持つ独特の香りや苦みが気をめぐらせ、脳をスッキリさせ興奮をさましてくれます。
コツは朝。
朝食時に良い香りの野菜を食べたりハーブティーや漢方薬を飲むと、一日を穏やかに過ごせるでしょう
コロナストレスの中、香りや苦みや酸味をうまく取り入れて、気のめぐりを改善しておきましょう
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ここ数日、起床時の外は真っ暗でしたが、やっと日の出の時刻が早くなります
同じ時刻に出かけるので、お日様の位置がどんどん移動しているのがわかるこの頃です
地球は動いているのだなあと、いまさらながら驚かされます
歴は、小寒次候「水泉動く」地中深くまで凍っていた泉が動き始めるんだそう。
なんだか躍動感を感じますね
コロナでウツウツしている場合じゃありません
張り切ってゆきましょう
西印旛沼は浅瀬が凍っているところもあったが、オナガガモたちは、そろそろお相手探しで賑やかになりそうです。
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気づけば、日暮れが少し遅くなりました。朝はまだ早くならないのですがね。
冬至を過ぎ、昼の時間が長くなりつつあります。
陰が極まって陽に転じる。たっぷりの陰の中に、陽が生まれそれが少しずつ増えていきます。
「一陽来復」
少しづつ春に向かっていきます。
冬にじっと「閉蔵」してエネルギーを充電していた体を、少し動かしてみましょう。
印旛沼で出会ったカワセミ。お腹(陰)をお日様にあてて「陽」を増やしているのかな。
「一陽来復」には、悪いことが続いた後に幸運に向かうという意味もあるそうですよ。
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イライラ、うつうつ、胃のあたりのつかえ、けだるさ、食欲不振、生理不順・・・
その症状は西洋医学的には、心療内科だったり内科だったり婦人科だったりするのですが、
春はそんな症状が現れやすい時期で、昔から「木の芽時だからね~」と言ったりします。
春は六淫七情に振り回される季節です
六淫とは、風寒暑湿燥火の邪(人の体に悪影響を及ぼすもの)で主に気候変動をいいます
七情とは、怒喜思憂悲恐驚の邪で感情の乱れをいいます
そんなときによく用いる漢方が逍遙散(しょうようさん)です
逍遙とは、きままに散歩する意味で、そんな気分を保てば木の芽も体も、のびのびできるのです。
この逍遙散、主な生薬は柴胡ですが、少量の「薄荷(はっか)」が配合されているのが面白いです。
スーッとする心地よい香りで体内のわだかまりみたいなものが動いていろんなことが解消されるのですね。
香りや味って大切です。
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中医学の五行学説によれば、春は「肝」に関連する症状が現れやすい季節です
そんなときの食養生は、ここちよい香りや苦みを体に取り入れることです
ハーブや香味野菜、山菜、そして春の花々も柔らかな香りを与えてくれ、体がリラックスします。
以下の症状、思い当たりませんか?
この頃やけにイライラしてるなあと思う人がいたら、散歩に誘ってみたり、なにげに山菜料理をお勧めしてみるのもいいかも。
肝の症状
イライラしやすい、怒りっぽい、我慢できない
憂鬱感、猜疑心、知らず知らずにため息が出る
感情が不安定で、正しい判断ができ難い
気持が落ち着かず眠りが浅い
喉がつかえる、胃がつかえる
食欲にムラがある、ゲップがよくでる、吐気
わき腹や肝臓のあたりがつかえる、腹が張る、ガスがたまる
下痢になったり便秘になったりする
筋肉が痙攣する、ひきつる、知覚麻痺
目が潤わず乾き易い、目が疲れやすい、視力障害
目が赤い、目の奥が痛い
月経不順、生理前の不快症状が多い
肩こり、頭痛、偏頭痛、突然の耳鳴り
肝系の漢方処方は、四逆散、逍遙散、半夏厚朴湯、竜胆瀉肝湯、開気丸、四物湯、杞菊地黄丸、釣藤散、小柴胡湯、柴胡桂枝湯などなどいろいろあります。よくご相談になり漢方を選んでください。
肝血虚だと肝の症状が現れやすくなります、特に女性は「婦宝当帰膠」で補血をしっかりしておきましょう。
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冷え込むといっても日中は日差しの暖かさを感じますね。
「土脈潤い・・・」山の雪がゆっくりとけだし川が濁ることもあるそうで、これを雪濁りといったりするそう。
大地が潤い、芽吹きが起こる。
思い立って昨日、フキノトウをスーパーに探したがなくて、
と今日、薬局のお馴染みさんが「たべる~?」と持ってきてくださった。
ありがたし。
今日はフキ味噌にしよう。
フキノトウまたはフキ:寒、苦微甘 止咳去痰・解毒消炎・健胃消食
苦みは大概、冷ます働きがある。炎症を抑え、咳を改善し、胃もたれを軽くする
興奮を抑える働きがあるので、暖かくなって、なんだかイラつくというときには苦いものを食べるとよい
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