ソウダです。
「大和百年物語」の公演には多くの方にいらっしゃっていただき感謝いたします。
またスタッフ、ボランティアの方々の多大なご尽力に改めて御礼を申し上げます。
今回の公演は、短い期間に集中して、皆で必死で取り組みました。
本番では何とか台詞も動きも入れて、何とか3場まで通せたと思います。
でも、私自身は公演が成功したとは思えません。
2日目の昼公演を終えた後、心が落ち着きませんでした。
大きなミスも無く終えられた「安堵感」はあったものの「満足感」がないのです。
何故だろう???
親しい友人達からの感想を貰って、やっと理由が分かり、自身納得しました。
友人が言うのに、「間」がないと。
観客として劇の流れについていけなかったと。
役者の会話が流れてしまっていて、役者同士のコミュニケーションが取れていなかったと。
(したがって共感したり感動したりできなかったという事だと思います)
やはり稽古不足なのだと思います。
役者それぞれが自分の台詞を言い、動くのが精一杯。
お客さんにメッセージを伝える為の最後の仕上げができていなかったという事だと思うのです。
御飯を炊く事に例えると、「蒸らす」時間が取れていないと言う事です。
そういうわけで、私としては自分の演技も含め、75/100点の出来かなと思っています。
次回の公演には、今回の失敗を生かして、「蒸らす時間」をしっかり取って劇を熟成させ、
お客さんの心に響く作品をお届けせねばと、
決意を新たにしています。
皆様、今後とも、やまと塾の応援をよろしくお願い申し上げます。