じゅんきーです
早いもので、「やまと百年物語」の公演から2週間がすぎました。
公演翌日から、それまで机の上に積み重ねたままになっていた仕事の処理に追われ、公演を振り返る余裕もなく、
ようやく、ちょっと一息つける感じです。
私も今回の公演ついて、思いをまとめておかないと先に進めないように思うので、一言。
まず、今年の公演も、昨年の「そのまんま そのまんま」に続き、
大和の市民劇団として、
力を合わせて、この大和にまつわる物語を公演できたことをうれしく、誇りに思います。
そのために、大和の歴史を調べ取材を重ねて原案を作った「やまと塾」内のMさん、
その原案をもとに楽しく感動的な物語に仕上げてくださった、脚本と演出を手がけてくださったMさん、
快く、取材にご協力くださった方々に感謝しています。
今回の公演まで、その存在さえ知らなかったこの土地民謡「相模甚句」「大和音頭」
(「大和音頭」は、レコードにもなっていない幻の曲で、譜面から曲を起こし、踊りを知っている人が見つからなかったので私たちで振り付けをしました)
を皆さんに披露できたことも、意味があったのではないかと、手前勝手ですが思っています。
劇中では踊りませんでしたが、「新大和音頭」も稽古では習いました。
「相模甚句」「大和音頭」「新大和音頭」を習えたことは、塾生の財産になったように思います。
私のことについて言うと…
3姉妹の長女「マサ」役でしたが、稽古の当初「長女には見えない」と言われ、
長女らしくどう落ち着いてふるまうか…
緊張して力をこめて強く出しすぎたり、相手に向かいすぎる台詞をどう自然にするか…
気持ちが変化する場面をどう表現するか… etc.
と基本的なことで悩みながら、いつの間にか、
1・2場では、母を助けて家族を守ろうと懸命な長女「マサ」と、
3場では友達を利用して自己項主張をしていたが友達に従って意見を簡単に変える「増田」ならどうするか、を探していました。
公演当日は、あの時の私の精一杯でしたが、どうだったでしょうか…
終了後の打ち上げで、舞台監督と舞台監督補佐のお二人に、お話を伺い、
演技を支え舞台を一緒に作っていただいていたことをあらためて感じ、学ぶことも多かったです。
(そのことはまたいずれ…)
おいでいただいた皆さん、「大和百年物語」にかかわっていただいてみなさんに、心から感謝しております。
ありがとうございました。