こんばんは、あっきーです。
先日日曜日、神奈川県立青少年センターホールで行われた高校の演劇の大会を
見に行ってきました。
息子が音響担当だというので・・・演目は「トシドンの放課後」作 上田美和。
問題を起こし、学校謹慎を言い渡された女子生徒。
登校拒否の末、別室登校を続ける男子生徒。二人だけで過ごす教室。
そして自らもいじめを経験し、心に傷を持つ新任の男性教師。キャストは3人。
鹿児島県甑島(こしきじま)の伝承にもとにした民俗行事、大晦日の夜に天界から降り、
首無し馬に乗って家々を回り、その年に悪さをした子供を懲らしめ歩く「トシドン」。
その恐ろしい形相のお面をつけた女子生徒が叫ぶ。
「ぎをゆな!!」(嘘をつくな)
心の動きが見える。つっぱりがゆるみ、心を開く。閉じこもりの心も開く。
その自然さに感動した。
二人を見守る教師も良かった。
お面も舞台に映えて、クライマックスを盛り上げていた。
照明すっきりとして見やすく、ラストのお面に当てた灯りが絶妙だった。
音楽は選曲が良く、効果的に使われ、CDプレイヤーを生かしたこだわりには感心した。
団体、個人( 女子生徒役 ) 共に、最優秀賞を受賞しました。
若いセンス・・・楽しみです。