演劇やまと塾公式ブログ

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稽古で学ぶ事

2013年02月22日 23時53分39秒 | 大和百年物語

ソウダです。

 

演出家の森田さんが見えると、いろいろと演技の指導をしてくださるのだが、

なるほどと思う事ばかりである。

 

1. 台詞は誰に対してかけるのか。

      自分に対してなのか      喋りたい相手に対してなのか。

 

2.  身体を移動させてから台詞を言うと観客はその動きに注目して   よく聴いてくれようとするものだ。

 

3. 場面の状況変化に注意し、敏感に反応すべし。

      何か新しい事態が持ち込まれたような場合は、台詞の言い方も代わってくるはず。

 

アドバイスを頂くたびに台本にメモしておこうと思う。

私は今回台詞が少なく、舞台に出ているとき黙って演技をしなければならないことが多い。

自分の動きが場の雰囲気に合うよう、不自然にならない様に注意したいと思う。

 

あと3週間で本番...皆と一緒にベストを尽くそうと思う。

 


春フェステイバルまでーー

2013年02月22日 15時55分18秒 | 大和百年物語

水野です。毎日いろいろなことがあって、2月も余裕のない日々。春フェステイバルまで、追われているようで、落ち着きません。

ハナさんのイメージを葉月さんのように膨らませてみようと、私も始めていますが、思うようにできません。集中する力の欠如です。

23日・24日の稽古をがんばりたいですね。

 

突然ですが、昨日は新国立劇場中劇場で、富良野グループ公演2013冬、「明日悲別で」を見てきました。倉本ファンの私としては、どうしても

出かけなければならなかったのです。富良野まででかけなくとも、東京まで、巡回公演してくれるのですから。感動の1時間50分でした。

20年前に廃坑になった悲別炭鉱。地下300メートルの地底に「希望」を封印したタイムカプセルを探しに行く人々と、福島の原発労働者となり、

「ぶらぶら病」にかかった若者たちと、福島のがれきを引受け、地下1000メートルのところ、石棺に入れて閉じ込めようと策するもの。プロローグから、

最終章まで、21場面、歌あり、踊りあり、主張あり、家族あり、恋があり、と、内容の濃い感動の問題提起劇でした。

最近トーンダウンしていると私には思われる、原発について、向きあわされ、過去と未来の私達の生き方について、考えさせられる内容でした。

しかも、詩情あふれる舞台で、若いエネルギーがあふれ出ていました。

 

私達の演劇も、観客に感動を届けられるものに、したいですーーーー。   水野昂子