演劇やまと塾公式ブログ

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図書室デビュー?

2014年04月14日 17時16分58秒 | 「大晦日(おおみそか)」稽古日誌

 先週はずっと晴れ。桜が満開の下で花見をし、数日過ぎて花筏に見とれる。

そして朝夕はときどき花冷え。今年も心に残る誕生月を迎えました。

 今までは、誕生日を節目に「これから助走段階に入るのだ」と自分に言い聞かせ、何か新しい目標を立ててチャレンジしてきましたが、もう無理が出来ない年代に突入。

そうだ! 私には「やまと塾」という素晴らしい目標があるではないかと心を新たにしました。

 

 他に、無理しないでできる程度の小さな目標を誕生日を機に一つ付け足しました。

「書に親しもう」なんて書くと格好いいけど・・・・

駅ビルやデパートの本屋さんには時間つぶしでたまに寄るけど図書館(図書室)へ行ったのは

恥ずかしながら50年ぶりです。

 

 先日、ある勉強会でN講師に「小さいおうち」は素晴らしいですよと言われたのを思い出し、

スタッフの方に在庫を伺うと「申し込みは4人目ですが、本が戻ってきたら電話しますか?」ということで連絡待ち。

 

 読書を趣味としている友もいるけど私は「絶対この本が読みたい」というのも頭に浮かばず、あっち行ったりこっち行ったり本さがし。

 実年齢を忘れ、不思議と脳だけが活性化している(ひょっとして、認知機能を司る海馬が暴れてる?)

最初から難しい本を借りて読書嫌いになっても困るので、退屈しないで読める本を探す。

 

内田康夫の旅情テレビドラマサスペンス(浅見光彦シリーズ)が好きなので先ずは・・・(舞台が日本の各地を転々としていて、地方が実によく調べられていて旅に出たい気分になります)

ビックリ!? 目に飛び込んだ表題がなんと「不知火海」(しらぬいかい)

 私の故郷の地名なのです。八代海の海域に八朔の夜現れる神秘的な光「不知火」

古代より様々な説があったこの不思議な光を私たちは小学生のころ、学習の一環として観測していたのですが、その不知火のことも詳しく描写してあり、60年前高台の神社から不思議な火を眺めた情景が浮かんできました。(現在は科学者によって原因は解明されています)

 また嬉しいことに私の中ではすでに死後となっている熊本弁、懐かしい方言が会話形式でたくさん出てきて388ページを3日で読み終わりました。

 文学書ではないけれど、読み終わったという何とも言えない満足感。 3日坊主にならないように。

 

予定の期日より早く「小さいおうち」が戻ってきましたと図書室のスタッフの方から電話がありました。明日さっそく借りに行こうと思います。次回からは図書室のネット予約も利用してみたいです。

                                     かっちゃんでした