演劇やまと塾公式ブログ

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2つの舞台

2014年04月16日 23時43分27秒 | Weblog

じゅんきーです

4月に入って、2つの舞台を観に行きました。

その感想を少し…

 

1つ目は、4月5日(土)に

相鉄本多劇場へ、「コロナ~太陽の指輪~」(【横浜しんさい音楽劇】かながわ絆プロジェクトVol.3)

旭レジデントシアターカンパニーのお芝居などで、おせわになっているMさんが出演しているので、観に行きました。

横浜港のシンボル、氷川丸を思わせる「大宮丸」に寄り添うように生きてきた一人の少女の、戦前から現代までとそれを取り巻く人たちの物語。

歌あり踊りあり音楽劇で、歌もダンスもステキでした。

大道具は舞台奥の太陽のような赤い半円が終始あるだけで、場面ごとに変わらないのに、各場面の衣装がしっかりしていて、それぞれの時代の雰囲気がよく伝わってきました。

もと「やまと塾」にいた、Aさんも出演していて、存在感のある演技で、

活躍している姿がうれしくなりました。

  

もう1つは、4月12日(土)に、

「神奈川県庁本庁舎大会議場短編演劇集」(もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡プロデユ―ス 出前マグカル)

神奈川県庁の大会議室で行われるということで、会場に関心があったことと面白そうないろいろな劇団の舞台に関心があり、行ってきました。

それぞれ30分程度の4つの短編の舞台でしたが、古めかしく重々しい、会場の雰囲気も相まって面白かったです。

 

「あつぎ舞台アカデミー」の『どりーむ・ドリーム・ドリーム出張版~かっぱの太郎~』は、

厚木市の小4~中2のこども達の歌とダンスとお芝居で、生き生きと躍動感があり上手で楽しそうで、見ていてこちらも元気になりました。

 

「もじゃもじゃ頭とへらへら眼鏡」の『黎明の少年』は、

この公園の会場でもある、歴史的建造物の神奈川県庁本庁舎の設計者:小尾嘉郎(おびかろう)をモデルにした大正時代の物語で、大正という時代の空気と設計者の思いが伝わってきました。

 

「趣向」の『男子校にはいじめが少ない?short version』は、

女性が演じる、全寮制男子校の3年間をスピーディに描いたミュージカルで、

5人男子高生の個性がそれぞれ光っていて、そのからみも面白く「あんな子いるよね」という感じで、

新鮮でとても面白かったです。

 

「theater045syndicate」『sixx』は、

2人の男の会話劇でした。私の座席からは座ったままの2人の表情が見えず、話の展開もないことが残念でしたが、緊張感と迫力はすごいと思いました。