やまと塾の仲間と参加している座間のワークショップ「声の力」も佳境に入ってきました。
5回目の明日は、宿題として出された二つの課題発表です。
一つ目の「星の王子様」は、どうにか読み終わりましたが・・・
もう一つは、金子みすずさんの 星とたんぽぽ の朗読。
古語、七五調のリズムの流れ、繰り返し、比喩表現も使われていて
読み込むほどジーンと伝わってくる詩なのに、音声表現の難しさに悪戦苦闘しています。
「軽く、ゆっくり、たっぷりと」「表現を変えたり、音を形にする」「思いを込めて」ETC
先生からは、個々に的確なアドバイスを受けているのにどうしてもうまく朗読できません。
(熊本出身の私は、またまたイントネーションの壁にぶつかり、気持ちの移入、力強さが欠けてしまいます)
U先生の素晴らしいワークショップを受講させていただき、8月31日の本公演で、
「何かが変わった!?」と今まで出せなかった 「声の力」 を発揮できるように頑張りたいと思います。
かっちゃんでした
皆様を金子みすずさんの詩の世界へ。
星とたんぽぽ
青いお空の底ふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
散ってすがれたたんぽぽの、
瓦のすきに、だァまって、
春のくるまでかくれてる、
つよいその根は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。