青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

関西大学 ~70年代の関大前通り~

2020-10-29 | 昭和・懐かしい北摂の風景

コロナウイルス感染のせいで、今年は大学が春から閉鎖。70年代の学生運動じゃあるまいし、誰も予想できなかった事態が起きました。でも、この秋からは僕の母校「関西大学」も授業を再開しました。

来年の4月には、正門前からクラブの新入生勧誘の看板がズラリと並び、人で賑わって欲しい。そこは桜がとても美しい場所であり、大学周辺の人たちも花見に訪れるほどです。

関大前の駅から大学正門前まで、今は社会学部を通り、ショートカットして学内に入る学生も多いようですが、昔はそんな道はなく、関大前ボウルの前を通り右折し、関大前通りを歩いたものです。

僕が学んだ頃はこんな景色でした。今のようにラーメン屋、飲み屋のオンパレードではなく、電気屋、古本屋、書店が何軒も並び、コピー屋さんやレンタルレコード屋が出来るのも、80年代になってからのことでした。

これが3年前の関大前通り。もうこの景色さえも、今はどんどん移り変わって行く真っ最中です。

ただ、景色がどれだけ変わろうとも、「バンカラな校風」、東の早稲田に対抗する気骨は失ってほしくない。大阪であれだけのキャンパスを誇る大学です。4回生になった時に、就職で壁にぶち当たってから「自分探しの旅」に出るようなことにならないよう、勉強は勿論、4年間の自由な時間を謳歌して欲しい。

アルバイトで稼ぎ、クラブ活動でいろんなことを学んだり、友人との交友を広げて世界を広げたり、異性との恋愛を経験をしてほしい。海外旅行にも出掛けて欲しい。僕は4年間をフルに楽しみました。その結果、社会人になった時、いろんな意味ですぐに溶け込むことが出来ました。その為にも、1日も早くコロナには終息してもらいたい。就職氷河期や今回のコロナ・・・学生たちは社会現象に人生を変えられ、不幸以外の何物でもありません。

後輩諸君、4年はあっという間に過ぎ去りますが、勉学は勿論、いろんなことにトライして下さい。僕もいくばくかの寄付を仲間と共にさせて頂いています。応援しています。