青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

猪木、「水プラズマ」公開実験に成功!

2020-10-31 | スポーツの話題

〝燃える闘魂〟アントニオ猪木氏(77)が31日、神奈川・みなとみらいで「水プラズマ」の公開実験を行い、成功した!

猪木は九州大学の渡辺隆行教授と共にヘリックス社のプラズマ実験トラックを使い、水プラズマのデモンストレーションを敢行。詰めかけた観客が固唾をのむ中で装置が起動されると、轟音とともにピンク色のプラズマが発生。その中に差し込まれたアルミニウムの棒はどんどん短くなり、すぐに元の半分ほどの長さになった。

これまでアントンハイセル、サンゴ保護、永久電池など、世の中の為にと数多くの事業を手に掛けながらも、残念な結果に終わっていた猪木が、最後の大プロジェクトと協力を申し出て頑張っているのが、「プラズマを使って地球まるごときれいにする」プラズマだ!

プラズマとは、最大2万度の高温で、金属などを瞬時に蒸発させる技術全般のことを指す。猪木は昨年6月、テレビ番組で偶然、プラズマのことを知り、すぐに出演していた九州大学の渡辺隆行教授に連絡。実用化に向けて協力を打診した。プラズマを使えば、地球規模で問題になっているゴミ問題をまとめて解消できると。  

猪木「コロナが通り過ぎて、次来るのはゴミ問題ですよ。地球に住めない状態になっているということを我々日本人は知らない。だけど、一歩 (外に) 出てみてください。ときどき映像でやるけど、映像で見るだけで実感はないですよね」。不法投棄のゴミの山、悪臭漂う河川、海洋ごみの汚染。日本のようにクリーンな国はまだまだ少ない。プラズマは例えば、鉄パイプなら、ものの数秒で蒸発させてしまう。ゴミを海に埋め立てたり、燃焼させて有毒ガスを発生させる心配もない。実用化されれば、焼却炉が不要になるかもしれない画期的なものだ。」

「一番は医療廃棄物。すごい量でしょ。防護服を着て、1回1回取り替えて。こんなの言い方を変えれば簡単ですよね。シャッと消えちゃう。病院に置けば。そんな大きいスペースはいらないですよ。それこそ、何十坪あれば。分かりやすく言えば、医療廃棄物をそこで処理する。移動させないでね。一瞬でしょう。1万、1万5000、2万度ですから。」

実用化にはまだまだコストダウンという問題がある。しかし、高温で廃棄物を蒸発させられるプラズマが実用化すれば、世界のごみ問題は解決に導かれる。猪木氏は「1人が笑えば1人が泣くんじゃなく、みんなが笑える世界になればいい」。猪木氏はこれからも、世界を見据えて活動を続ける。心から「闘魂最後の挑戦」が、実現することを心から願っています。

プラズマについても語っている、猪木の読みようによっては遺書にも思える、これまでの多くの書籍とだぶらない内容の最新刊はこれ。読み応えある1冊です。僕は発売日に読み、感じることが多々ありました。推薦します。
 

おかしくないか?大阪住民投票

2020-10-31 | 今を考える

大阪都構想・・・大阪の未来が明日決まる・・・と言われ、大阪府と大阪市の二重構造を問うと言われても、住民投票は大阪市民だけ!これはとてもおかしいと思います。大阪市以外の多くの市町村民は、大阪の未来を決めると言われても、全くその判断に参加出来ません。

大阪は本当に変な土地です。これまでごちゃごちゃだったのに、既得権益を廃止新たな1歩を踏み出そうと言うと、反対する人が多過ぎること。結局今のままでは、一般的な会社員の人たちが一番損をするのは間違いないのですが。これまで変わらなかった大阪に不満があるなら、これまでのやり方を変えてやってみるということが1番大切。駄目だったらまた、新しい方法に取り組めばいい。そういうことが柔軟に考えられないことが、そもそも老害というか、日本の駄目な所だと考えます。

大阪府以外の人たちが思い描く大阪のイメージ・・・通天閣や道頓堀、ミナミの繁華街・・・僕の意見では全部ガラの悪い、貧乏な場所、危ない場所ばかりです。僕の周囲の人が行くのを避ける場所ばかりが、大阪のイメージとして定着しています。

事実はともかく、大阪府で「ガラが悪い街」というと、最後に紹介する本によると、①中央区②北区③西成区④淀川区⑤浪速区と、周辺の「市」ではなく、大阪市内の区ばかりが並びます。

普通は都心部は地価が高く、大企業のオフィスか金持ちしか住まないものですが、大阪は中心地が貧乏な街であり、郊外に金持ちが住みます。郊外に行くにつれて貧乏になる東京とは、大阪は真逆です。

1,000人あたりの生活保護受給者を表す保護率は、大阪は不動の1位!大阪は実は、貧乏な都市であるという表になかなか出ない事実を考えないと、根本的な解決はなく、しかもその問題には歴史的な背景が横たわっています。これがまた既得権益と結びついて、ややこしくなる。もうそろそろ未来に向けて、真剣にこれからの大阪の顔である若者がしっかりと行動しないと、老害に将来を食いつぶされると思います。

大阪の未来を考えると言うのなら、まず大阪市だけの住民ではなく、大阪府下の民意を聞くべきだと僕は思います。正直、大阪市は大阪の足を引っ張っています。大阪府民なら分かっていることじゃないかな?

この下の本、大阪についての新聞やテレビでは分からない正しいことが、しっかり取材して書かれています。