物心付いた時から、僕は阪急宝塚線・豊中駅とは長~いお付き合いでしたが、高校時代が茨木、大学時代は行動範囲が飛躍的に広がり、地元に目が向く暇が無くなりました。
40を前にしての転職後は、豊中は近くて遠い場所に。そして、関東に行き大阪に戻った時、豊中は大きく変わっていました。もうそれまでの、自分の知っている景色が消えていました。
どこがと言うより、少しづつ変化していたことから目を背けていたのを、面と向かって見ただけのことだったのですが。
地図の矢印方向から、赤で囲んだビルを眺めた2枚の写真。古い豊中の名残が、靴のトミヤマ。大昔からありました。その隣は過渡期の豊中の象徴。2000年代に入った頃、突如「ブックオフ」が駅前の一等地のビルを丸ごと占拠しました。
「古本屋が?」と思った通り、短命でしたが・・・。今となっては見ることも出来ない、知る人も少ない光景です。
現在は「トミヤマ」は「馬淵教室」、「ブックオフ」は「関西みらい銀行」。どちらも、この場所にふさわしい利益を生み出す商売になっています。