青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

名曲堂 閉店・・大阪のレコード店が消えて行く

2021-03-26 | 昭和・懐かしい大阪の風景

アナログレコードが売れ行き好調と言いますが、本当でしょうか?中古レコード店・新譜も置いているレコード店もどんどん消えて行きます。ハイレゾは普及している?ほとんど見かけることがありません。良い音は、もう必要とされないのでしょうか?僕は良い音で音楽を聴くのが大好きです。

ここは梅田駅前第二ビルB2Fの「名曲堂」、老舗の中古レコード・CD店です。只今全商品半額!・・・と言っても、2年前のことです。

阪急東通り商店街店に続き、こちらも2019年8月10日を持って閉店となりました。中古レコード店が相次いで閉店して行くのは、ネット・オークションに押されているのも一因です。お店で買う方が品が良い、値段が安い!だから、こういうお店が閉店になるのは、マニアは痛い!

誹謗中傷ではなく、僕の経験やレコード店関係者の人たちから聞いた話ですが、ネットでは店頭で売るとクレームが来るような品を、素知らぬ顔で売るところが多いのは事実です。また一般論として、中古自動車、古本屋、中古レコード・・いわゆる古物商とのお付き合いは慎重にすべきでしょう。そこで扱っている品物は保証のある新品ではないのですから、品に当たり外れはありますし、値段もまちまちだからです。その中でも対面ではないネット販売・・・信用の有無ではなく、時には騙し合いのようなことが起きています。

閉店で困るのは、レコード屋さんが1軒減るからだけではありません。大阪駅前第1~4ビルと言えば、商業地の中心の大テナントビルです。その1階は既にほとんどシャッター商店街。金券などのディスカウント店、飲食店街であるB1~2Fも、続々シャッター商店街化しているのです。勿論30階までの上層階も・・。

ホワイティ梅田(梅田一帯の地下街)と隣り合わせのショッピングモールがどんどん閉店して行く。新しい店等入りません。一体、この先どうなって行くのか・・・増えているのはパチンコ、マッサージ等、某国絡みの施設ばかりです。