青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

アリバイ横丁 ~大阪・ふるさと名産店

2020-11-24 | 昭和・懐かしい大阪の風景

阪神百貨店から地下鉄西梅田駅までの間の地下通りには、かつて全国各地の名産販売店が集まっていました。「ふるさと名産店」です。僕が物心ついた時には既にありました。実際には現地を訪れていなくても、現地のお土産を買うことが出来たことから、「アリバイ横丁」の愛称がありました。

1951年に「全国銘菓名物街」としてオープンし、従業員の高齢化などで閉店が相次いだほか、阪神百貨店梅田本店の建て替えによる、地下通路拡幅工事に伴い、2014年3月29日に全て閉店。63年の歴史に幕を閉じました。

お店の奥行は何と「50センチ」しかありません。ここで出張のアリバイを作るサラリーマンがいるということを聞いていましたが、僕は昔ここで、「萩の月」「ひよこ」など各地のお菓子を買ったものです。秋葉原にも、これくらい狭いパーツ屋さんなんかが残っていると聞きますが、大阪にはこういうお店がズラリと並んでいたのです。



最新の画像もっと見る