ロケット広場の記事を書いて思い出しましたが、僕にとっては難波よりも北、つまり「戎橋通り」や「心斎橋通り」の辺りまでは、足を運ぶエリアでした。
アメリカ村や難波には縁が少ないけれど、グリコのネオンで有名な道頓堀川より北までは、僕の活動範囲でした。そこを超えると、昔は何か生理的に受け付けない雰囲気だったし、その後は外国人が多過ぎて、更に足が遠のきました。コロナ感染が流行する直前などは、日本とは思えないくらい外国人が多かった。「こんなにインバウンドに頼って次々と店を出して大丈夫か?」と思っていたら・・・。
そんなミナミにはあっても、キタには無かったのが、「ソニータワー・ビル」でした。1976年に完成したソニーのエレクトロニクス製品ショールームであり、輸入雑貨店「ソニー・プラザ」としても有名でした。シースルーの速いエレベータで御堂筋と長堀通りを見下ろす、豪華な未来を感じるビルでした。僕らと年代の変わらない東ちづるが、芸能界に入る以前にここに勤めていました。
それがいつの間にか消えていた・・・😨
僕がミナミにほとんど行かないので、気が付かないうちに2004年に閉鎖。
今は違うビルが建っています。上の写真の左はソニータワー・ビルで、右は現在の姿です。ソニータワーが、ソニーという世界的なブランド名を持っているにも関わらず、こんなに早く消えてしまうとは全く思いもしませんでした。