過日の同好会。
アンプの聴き比べに続き、オーナーのK氏愛用のアルテックの大型システム(A7)によるLPレコードの演奏があった。
これが素晴らしく、しばし聞き惚れてしまった。
写真は、ネットから拝借した同型機だが、このスピーカーは元々、映画館の拡声装置として開発されたので能率が高く、且つ、メリハリのはっきりした音調に特長がある。
これが、良質のカートリッジ(レコードの音溝をトレースして音楽信号をピックアップする機材)の性能と相まって、うっとりするような音楽を聴かせてくれたわけである。
また、このカートリッジからの音楽信号を増幅するヘッドアンプは、同会の会員の一人であるマニアの方が製作されたもので、その音質の良さ、精巧な造りにはとても感心した。
拙宅では、メーカー製のヘッドアンプを使用しているが、いつかこの方が製作したアンプと聴き比べをしてみたいものだ。
また、同じアルバム(米国女性のボーカル曲)のCDを持参した方がおられて、そのCDも演奏されたのだが、音の佇まいや演奏会の雰囲気など、やはりLPによる演奏の方が断然良かった。
いずれにせよ、オーディオライクな同好会で楽しかった。
例会は月一の由にて、来月の会が楽しみだ。