アーバンライフの愉しみ

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中国版新幹線

2018年10月24日 | ギャラリー

 

今回の中国旅行で中国版新幹線に乗るのも楽しみにしていた。

かって(2011年)、開業間もない中国版新幹線が追突事故を起こし、橋げたから落下した車両を重機で埋め事故を隠蔽しようとした映像が流れ顰蹙をかった。

今はもう問題はないのか乗り心地はどうかなど、興味津々であったが、実態は極めて良好とみた。

今回、広州と桂林を結ぶ「動車」と称される中距離用の列車に乗ったが、振動も少なく音も静かで乗り心地は上々であった。

この「動車」は、概ね250kmで走行する。大都市間をつなぐ「高鉄:平均時速300km」は別系統。

8両編成で、先頭車両に一部1等のシートがあり、2~8両は2等の一般席(すべて座席指定)で食堂車もある。

赤いベレーのCAや車内販売、掃除のおばさんまで次々と巡回して来てサービスに努める。

広州-桂林間450km。ダイヤは、1日片道48本。運賃は時間帯で異なり、2等で片道1,800円~2,800円ほど。庶民の足としてすっかり定着している。(広州-桂林間の航空便はなくなっている)

蛇足:この新幹線、国民の間にすっかり定着しているようだが、乗車に至るセキュリティチェックの厳重さに驚く。

先ず、チケットの購入には、パスポートまたは、身分証が必要で、チケットに購入者名が印字される。従って、駅への入場の際、チケットと身分証の照合が行われ、ボデイチェックを始め携行品の透視検査も実施される。

従い、駅には遅くとも出発の1時間前くらいまでには行く必要がある。

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