飛行機と(中国版)新幹線を乗り継いで13時間。
ようやくたどり着いた中国・広西チワン族自治区桂林市。
漓江(りこう)の流れと林立する岩山、桂花(金木犀)香る街「桂林」。
そこは正に山水画の世界であった。
漓江クルーズは、桂林市郊外の船着き場から(定員80人ほどの)中型船に乗り込み出発。
陽朔(ようさく)までの約83Kmを4時間半かけて下る。
2F2等船室の様子。ビュッフェスタイルの昼食も出る。
両岸にはいくつもの奇峰が屹立し、水辺には竹林が広がる。
漓江の流れは澄んでいて漢詩でも「薄絹の帯」と称えられた。
折から奇岩には霧がかかり、水墨画の世界に身を置くことになった。