10月6日(日)、すみだ女性センターにおいて、会員を講師として学習会及び交流会を開きました。いつもは、新宿、渋谷、目黒と転々としながらミーティングを開催しておりますが、今回は墨田区の後援もいただき一日つなぐ会となり、参加者も初めての方が多い会合となりました。当事者及び親御さん、アライの方も含め19名でした。
SO=sexual orientation=性指向 異性に向く人、同性に向く人、両性に向く人、そして誰にも向かない人もいる?
GI=gender identity=性自認 性別違和を抱える人は真剣に考えるが、cisgenderはほぼ考えたことがない
E=gender expression=性表現 ~らしくとか~のくせにとか、見た目で判断されるのはどうなのかしら・・・
LGBTについて学ぶということではなく、誰もが持っている各々のセクシュアリティについて考えることで、お互いの違いを知り認め合える良い機会になったのではないかと思います。
参加者からメッセージをいただきました。
セクシャリティ
この事を思うといつも人とのつながりにいきつく
人と社会
親と子
教師と生徒
友人同士
パートナー同士
同僚
そして家族
どんなに性の多様化・細分化が進み、頭で理解し、可視化されてきたとしても、
一人一人の 個の本質は、時を超えても揺るぎなく確実にそれぞれの中に、ある(存在する)
それを、その時に出会った相手と、今のタイミングで、どんな風に気の(気持ちの)交流をして、
そして関係性をどう続けていくか…ということ、は変わらないんじゃないかな、と思いました。
責任を持って、言葉を選択して、感情を表現して、ちゃんと反応して…間違えたらまたやり直して
そしてまた、こんにちは、と始めて…
「教育」する側も、「雇用」される側も、
「日本」に偶然生きてしまっているみんなも…
まずは隣の大事な人の「まんま」を感じてみたら、何かちょっとずつ良く変わっていくのかもしれない。
自分の性の揺らぎに戸惑いながら、FtMのトランスジェンダーのパートナーと出逢って17年、ぶつかり合いながら関係性を築く中で、そんな風に感じています。
今日のつなぐ会では、久しぶりに会えた人や初めて会えた人、顔見知りの親御さんたちに再会し、エネルギーをもらい、またね、と別れた。
また必ず会えると信じて…
それでも、もう二度と会えない、ということも起こりうることを噛み締めながら帰途につきました。
そう…
だからこそ、今、目の前の人にできる限り全力でいたいと思う。
「時代が…」とか「周りが…」とか言ってないで
性別がない人もある人も
対象の性がどのようなあり方でも
今生きていること自体 表現者です
ハラスメント発言している人に相対するのは確かに私もとても怖いです
でもそこにいることで 伝えられることがある
と背中をおしてくれたから
みんなへ
Express yourself
限りある人生を 自分らしく
テルー