10月20日(日)13時30分~16時30分、兵庫勤労市民センターにて神戸ミーティングを行いました。
当事者のお母様方以外にも、当事者の方や別のジャンルの少数派・逆境を味わわれた経験のある方からもご参加いただきました。
はじめに挙がった話題には、先週13日に開催された関西レインボーフェスタで当会もブース出展させていただき、その際にご参加いただいた方の感想でした。
本当は12日(土)の2日連続の予定でしたが、台風により土曜日は中止になりました。
ただ、1日だけでも、パレードなどを含めてよかった、楽しかったとの感想もいただけたことが本当にやりがいのあることです。
当事者の方は、親にはまだ言っておらずであるものの、近日手術を控えているので、今一度親御さんの立場の声を聞いて心の準備をしたいとのことでした。
たしかに、親御さんの声にも十人十色あり、何が正解・不正解というわけではありませんが、当事者からみると親の声を間接的に知りたいという気持ちがあることを改めて実感しました。
セクシュアル・マイノリティとは別のジャンルのことで家庭環境や人生でお悩みの方は、テレビの放送をきっかけにLGBTについて関心をもたれての参加でした。
当会は、当事者の親御さんの心のガス抜きの役割が統計的に大きい部分はありますが、当事者でなく関心をもたれての参加はすごくありがたいと感じました。
当事者又はその家族・友人だからではなく、本来性的指向・性自認は人間全員の問題なのだという意識が少しずつ拡がり、その方のような人たちにもご参加いただけることが増えたら本当の意味での啓発だと感じました。
立場が何であっても、性的指向・性自認・ジェンダーなどに関心があってミーティングに参加していただける人も増えていくことも、当会の願いでもあります。