「みなさま、明けましておめでとうございます」というご挨拶もできないまま、早いものでもう2月を迎えてしまいました。長らくのご無沙汰、申し訳ありませんでした・・(汗)
でもつなぐ会のメンバーはみんな今年も元気いっぱいですので(笑)、どうぞよろしくお願いいたします!!
さて1月24日(土)、第23回ミーティングを行いました。参加者は21名でした。新しいお母さまとご夫婦、そして「おとめ会」のみなさんの呼びかけで若い当事者の方々もたくさん来てくださり、家族や友人も交えて悩みや思いを語り合いながらも、明るく新年のスタートを切ることができました。
昨年末からご相談のメールがブログに多く寄せられて、苦しみを抱えた親御さんや当事者の方が大勢おられることをあらためて実感させられていました。みなさん「ハートをつなごう」や『カミングアウトレターズ』でこの会を知ってくださったとのこと、砂川さんとRYOJIさん、そしてNHKには大感謝です。おかげでみなさんとつながることができています。今回はメールをくださった方々のうち二組のご家族がミーティングに来てくださいました。
ご夫婦はカミングアウトされてまだ1ヶ月ほど。「今はまだショックから立ち直れていないけれど、ひょっとしたらこれは自分の使命かもしれない、元気になったら自分の立場で社会に伝えていくことができるのでは・・と思う。」教員をされているというお母さまはそうおっしゃいました。うれしいですね。早く元気になられて、お母さまの周りにまだまだたくさんいる悩める子どもたちを支えていただきたいし、他の子どもたちにも自分らしく生きることの大切さを教えてあげてほしいです。
また、カミングアウトは3年前だったけれど、今も苦しむ子どもを見ているとどうしていいかわからない、というお母さま。仏壇に供えられた「治してください」というお子さんの手紙。今もすべてがトラウマになっていて社会に出られない。そんなお話にお母さまとお子さんの心の痛みが伝わってきました。
「子どもがいつも死を考えていると言うんです。ゲイであってもそんなこと構わない。元気になってくれさえすれば・・幸せになってくれさえすれば・・それだけが願いです」以前にも何人かの親御さんからこのようなお話を伺いました。親として苦しむ子どもを見ることは一番つらいものです。いじめられたり、そこから欝になったり、引きこもったり・・そんなことがなくても、社会のどこからか聞こえてくる否定的な言葉で傷ついている、そんな若者が後を絶たない・・なんとかしなくてはいけません。
12月にも来てくださった性同一性障害のお子さんをお持ちのお母さま。いじめから学校には行けなくなっておられます。不登校の子どもを支援する適応教室というところがあると聞いたので、そこに子どもを通わせたいと先生に申し出たところ、「大人でも理解できないのに、子どもに性同一性障害が理解できるわけがないでしょう。それならば今のまま一対一で週に一度先生と勉強したほうがいいのでは・・」と断られてしまったということでした。誤認識というか理解不足というか、このような現場の先生方に正しい情報を伝える人がどこにもいないのですね。子どもこそ目の前にいる友人を理解できないほど頭は硬くないのでは・・?と思います。こんなときこそ理解しあい共生することを子どもに教えるいい機会だと捉えてほしいです。
またある方からはこんなお話もありました。パートナーと一緒に住むにあたって二人の名前で家を借りることができなかった。そのときに親が保証人になってくれたのでそれが可能になった。あらためて親が理解してくれていることはありがたいことだなと思った、と。こうして親が力になれることもあるのですね。ほんとによかったです。
またテレビでつなぐ会を知りとても暖かいものを感じたので、そこに参加したいと思った、ということで来てくださった方もいらっしゃいました。
またこれは一緒に参加してくれた娘の話ですが、会社からの旅行先でのこと。夜の語らいの中で「ホモ・・」という発言があり、ここぞ!ということで「現実にLGBTの人たちは3%以上もいる。人間は多様な性を持って生まれてくる。じつは弟もゲイで・・」と話し始めたら、「生まれついているなんて全然知らなかった・・」「何も知らないで自分が当事者だと気付いたら、きっと弟さんは悩んだでしょうね・・」「学校で教えていかないと。知らずに人を傷つけてしまう・・」と真剣な話になった、そうです。
ということで、今年「つなぐ会」はミーティングとともに知らせる活動も頑張っていきたいと思っています。応援よろしくお願いいたします!!
2月15日は「つなぐ会in東京」です。お近くの方はどうぞご参加ください。
でもつなぐ会のメンバーはみんな今年も元気いっぱいですので(笑)、どうぞよろしくお願いいたします!!
さて1月24日(土)、第23回ミーティングを行いました。参加者は21名でした。新しいお母さまとご夫婦、そして「おとめ会」のみなさんの呼びかけで若い当事者の方々もたくさん来てくださり、家族や友人も交えて悩みや思いを語り合いながらも、明るく新年のスタートを切ることができました。
昨年末からご相談のメールがブログに多く寄せられて、苦しみを抱えた親御さんや当事者の方が大勢おられることをあらためて実感させられていました。みなさん「ハートをつなごう」や『カミングアウトレターズ』でこの会を知ってくださったとのこと、砂川さんとRYOJIさん、そしてNHKには大感謝です。おかげでみなさんとつながることができています。今回はメールをくださった方々のうち二組のご家族がミーティングに来てくださいました。
ご夫婦はカミングアウトされてまだ1ヶ月ほど。「今はまだショックから立ち直れていないけれど、ひょっとしたらこれは自分の使命かもしれない、元気になったら自分の立場で社会に伝えていくことができるのでは・・と思う。」教員をされているというお母さまはそうおっしゃいました。うれしいですね。早く元気になられて、お母さまの周りにまだまだたくさんいる悩める子どもたちを支えていただきたいし、他の子どもたちにも自分らしく生きることの大切さを教えてあげてほしいです。
また、カミングアウトは3年前だったけれど、今も苦しむ子どもを見ているとどうしていいかわからない、というお母さま。仏壇に供えられた「治してください」というお子さんの手紙。今もすべてがトラウマになっていて社会に出られない。そんなお話にお母さまとお子さんの心の痛みが伝わってきました。
「子どもがいつも死を考えていると言うんです。ゲイであってもそんなこと構わない。元気になってくれさえすれば・・幸せになってくれさえすれば・・それだけが願いです」以前にも何人かの親御さんからこのようなお話を伺いました。親として苦しむ子どもを見ることは一番つらいものです。いじめられたり、そこから欝になったり、引きこもったり・・そんなことがなくても、社会のどこからか聞こえてくる否定的な言葉で傷ついている、そんな若者が後を絶たない・・なんとかしなくてはいけません。
12月にも来てくださった性同一性障害のお子さんをお持ちのお母さま。いじめから学校には行けなくなっておられます。不登校の子どもを支援する適応教室というところがあると聞いたので、そこに子どもを通わせたいと先生に申し出たところ、「大人でも理解できないのに、子どもに性同一性障害が理解できるわけがないでしょう。それならば今のまま一対一で週に一度先生と勉強したほうがいいのでは・・」と断られてしまったということでした。誤認識というか理解不足というか、このような現場の先生方に正しい情報を伝える人がどこにもいないのですね。子どもこそ目の前にいる友人を理解できないほど頭は硬くないのでは・・?と思います。こんなときこそ理解しあい共生することを子どもに教えるいい機会だと捉えてほしいです。
またある方からはこんなお話もありました。パートナーと一緒に住むにあたって二人の名前で家を借りることができなかった。そのときに親が保証人になってくれたのでそれが可能になった。あらためて親が理解してくれていることはありがたいことだなと思った、と。こうして親が力になれることもあるのですね。ほんとによかったです。
またテレビでつなぐ会を知りとても暖かいものを感じたので、そこに参加したいと思った、ということで来てくださった方もいらっしゃいました。
またこれは一緒に参加してくれた娘の話ですが、会社からの旅行先でのこと。夜の語らいの中で「ホモ・・」という発言があり、ここぞ!ということで「現実にLGBTの人たちは3%以上もいる。人間は多様な性を持って生まれてくる。じつは弟もゲイで・・」と話し始めたら、「生まれついているなんて全然知らなかった・・」「何も知らないで自分が当事者だと気付いたら、きっと弟さんは悩んだでしょうね・・」「学校で教えていかないと。知らずに人を傷つけてしまう・・」と真剣な話になった、そうです。
ということで、今年「つなぐ会」はミーティングとともに知らせる活動も頑張っていきたいと思っています。応援よろしくお願いいたします!!
2月15日は「つなぐ会in東京」です。お近くの方はどうぞご参加ください。